釣り場のゴミ処理についての質問をいただきました

ありがとうございます

 

非常に大切な問題だと思います

コメントをくださった方は

分別処理までされていて模範的だと思いました

私どもなども見習って行きたいと思います

 

さて、私の場合は

基本的には自宅に持ち帰り処理しています

 

ただし、よく使う信頼のおける渡船を利用したときに限り

水分が切れるように「砂袋」にまとめて

散乱しないように紐で縛って

船長さんに処理をお任せしています

 

また、九州や四国方面などの渡船では

渡船業＝サービス産業としての位置づけがきちんとしており

釣り場からのゴミの持ち帰りを徹底し

船まで持ち帰れば

渡船業者が責任を持って処理してくれるところもあります

 

渡船料の中には

客が出したゴミの処理も

サービスの中に入っているという考え方なのでしょう

 

いずれのしても

業者も釣り客も

意識として定着している

地域もあるように思います

 

渡船業者にごみをお任せする場合に

特に注意することは

携帯用コンロなどの燃料タンクです

 

これがゴミに混入していると

残った燃料が爆発するなど

大事故につながることがありますので

 

使い切った燃料ボンベは

必ず自宅に持ち帰って

ボンベに穴を開けて

残りの燃料を完全に出し切ってから

不燃物処理しています

 

実際に爆発して

渡船の船長さんが大やけどをされた事故がありました

 

 

磯での注意点は

自分が上がった磯の目に付くところのゴミは

自分のゴミと一緒に持ち帰るようにしています

 

また、風でゴミが飛ばないように細心の注意を払っています

捨てる気でなくても

誤って風で飛ばされれば

結果的には捨てたと同じことになってしまいますから

 

自然相手の釣りのことですので

出たゴミはすぐに処理しておくことを心がけています

 

同時に

タックルなども散乱したまま釣りに入らないで

常にバックなどに収納して

一箇所にまとめておいて

風、雨、波など自然の変化に

即時対応できるようにしておくことが大切です

 

ゴミのことと同様

安全で快適な釣りを心がけたいものです

 

そしてもう一つ

私が気になっていることはタバコの問題です

 

私は吸わないので

逆に吸う方々に苦言を呈すのは気を使うものですが

 

磯のくぼみに大量の吸殻がねじ込んであったり

渡船や磯、防波堤からのポイ捨ても

まだまだ多く見かけます

 

このゴミの問題は

こと釣り人のマナーの問題として強くいわれますけども

一般社会でも同じことです

 

釣り場でゴミやタバコのことなどに意識の低い人は

一般社会でもマナーが悪い人なんだと思います

 

特に釣り人＝マナーの悪い人というわけではなくて

マナーの悪い人がたまたま釣りをしている

日々の生活から意識していかなくてはならないことです

 

そして、釣りというのは

何らかの自然の恩恵を受けて

楽しんでいるわけですから

 

むしろ釣り人であれば

常に自然に感謝し

環境面については一般社会でも他の模範になるように

心がけることが必要ではないかと思います

 

まだまだ私も

すべてが完璧とは行きませんが

意識して注意を払って行きたいと思います

 

少しかたぐるしいかもしれませんが

今後は時代の流れと共に

釣りもライセンス制とか

ある特定の団体に登録し

ここで安全面やマナーなど

基本的なことを講習するなど

みなさんが気持ちよく、気がねなく楽しめるような仕組みも

必要なのではないかとも思っています

 

このごみ問題については

以前に取材を受けた

「山陰の元気人　連載♯　８」の記事でも触れていますので

ご参考までにご覧ください