今朝のニュースでも話題になっていましたけども
今年は異常な暖冬だと

世界的にも年間の平均気温が
近年で最高値に達しているというものです

この異常気象は
ゲリラ豪雨や動植物の異常繁殖
各地で様々な被害をもたらしていますね

さて、昨日の釣行記でも
水温の話題を書いていましたけども

三度の海面温度は
ダイキン渡船のセンサーで
17度台を示しておりました

チャーターで七類へ帰ると
七類港の湾内は15度台と2度も低め

宍道湖などから真水が入り込む
境水道や中海では
潮加減によっては10度を切る低さです

例年よりも海水温自体が
高目で推移していますけども

島根半島や隠岐などのエリアで
磯釣りをやってきての経験ですが

18度前後が最も本命魚の釣果が安定し
良いと認識しています

ただこれが自然のことですから
潮加減とか風や波
さまざまな要件が魚の喰いに
密接に関係しているということは
言うまでもありません

一つ私の経験上思うところは
同じ18度でも
前日の温度がどうだったのか
この一週間がどのような温度で推移してきたのか
これが重要なのですね

前日が19度あって18度になったものと
前日が17度あって18度になったものと

同じ18度でもずいぶん条件が違うということです

こういった水温や潮加減なども確認し
推測しながら釣りを組み立てていくことも
重要なわけですね

そして隠岐ではこれから
何度までグレ釣りができるんでしょうか

このエリアでは
海面温度が10度を切ることはまずないと
私の経験では認識していますけども

13度で良型グレを釣った経験もあります
近年は温暖化の影響もあってか
むしろシーズンOFFがなくなり

極寒期の1月から3月にも
よい釣果に恵まれることも多々あります

問題は低くなっても
それが数日間続き安定していることが
重要なんですね

急激な水温変化には
魚は非常に敏感です
1日の内にでも
潮の加減で上下していますから
これによっても活性が上がったり
下がったり

棚もころころ変わっていきます

厄介なエサ取りなどの動きもそうですね

さて、今後年末年始の予想ですが
大きな寒波が来なければ
このまま17度から16度前後で水温が安定して
移行すだろうと・・・

いよいよ私の大好きな
寒グレシーズンが本格化しますね

深棚で微妙な誘いを入れながら
良型を引き出す


こういうシビアな釣りも
なかなかおもしろいものです