27日は

M-1カップ チヌ 境水道予選

台風の影響が心配されましたが

予想以上に影響は少なく予定通りの開催

 

当日は約80人のエントリーがあり

ここから決勝大会(全国)にコマを進められるのは

わずかに1名

狭き門となりました

 

それでも多くの予選大会が

山陽や四国、九州などで開催される中

ここ山陰を会場に開催されることに意義がありますね

 

私たち地元スタッフとしても

もちろん自らが出場したいのは

本音のところですけども

 

協力できるところは

精一杯、協力していきたいと思います

 

さて、境水道会場では

全国でも珍しい「キャノンボール方式」

渡船を使わずに

時間に各自で出発して

自由にポイント設定して

釣りをし

規定時間内に本部へ帰って検量するという流れです

 

自由度が高いために

不正が横行するのではないかと一部の方から心配な声も

まったく聞かないわけではありませんが

 

私が役員をする限りでは

過去に何度か類似の大会を同会場で開催しましたが

そのようなクレームや

疑わしいような状況は全くありませんでした

 

全国大会といえば

釣り技術はさることながら

釣りマナーでも皆の模範となるところですから

正々堂々と釣り技術を競わせる大会となったことに

参加者の皆さんに感謝したいと思います

 

みなさんの理解と協力

自らが審判となって正々堂々と釣ることが

この種の大会存続のカギとなることでしょう

 

山陰地方も台風の影響や

秋雨前線の影響でかなりの雨量がありました

 

宍道湖、中海から流れ出る真水の影響がどのようになるか

 

まずは場所の選定が難しいところですね

 

そして今年は小型のチヌが多く

今大会の既定サイズが30センチ以上ですから

キープサイズをリミット5尾揃えることが腕の見せ所となりました

 

そんな中

驚きの釣果を持ち込む選手が出現

ノッコミでもないのに

厚みのある50センチ級のチヌのほか

全て40センチ以上の良型で5尾

約7500グラム

 

今日の状況ならダントツ優勝でしょう

これで決まったかとみなが思っていたその時に

 

55センチ級を含む

50オーバー3尾に40クラス2尾を持ち込むツワモノが・・・

 

重量は約8500グラム

 

あららーその人は・・・

一人別格の選手が混じって参戦しておられました

G杯2連覇など数々のチヌ釣り大会を制している

中西名人

 

恐れ入りました

 

彼も私などと同じように

地元開催の大会では役員に専念

そして他地域会場に参戦していたんですねー

 

自然相手の釣りのこと

地元に利があるものですが

さすがです

 

そして驚いたことに

当日の状況で

自分が選手ならここを攻めるだろうと

メンバーたちにピックアップしていたまさにそのポイントに

彼は入っていました・・・江島大橋下周辺

 

キーポイントは

真水の入り込みとその動き

そして浅場

浅棚設定

 

早朝は他のポイントに入っていたようですが

釣況を瞬時に判断して移動

的確にポイント設定できるところがすごいですね

 

そしてチヌ釣りでは太仕掛けといえる

道糸2号 ハリス1.7号で大物を確実に仕留めるあたりは

細糸症候群になりがちな多くのトーナメンターたちにも

参考になりますね