１１月２５日、２６日、２７日で五島列島ヒラマサ釣り２回目に行ってきました

渡船は前回と同じニューレインボーさんです
シケで当初の予定日に出船がなく
スライド、スライドしての執念の釣行となりました
なんとか入れてもらって助かりました

この週にどうしても行きたかったのですよー
もうイメージが膨らみすぎて爆発しそうですもん
やはり実践とのバランスが大切です

前回は一番最初に上がりましたが
今回は単独釣行とあって一番最後の磯上がりになりました

というのも前回はツアーを組んで
全員が磯泊まり釣行だったんですが
今回はどーも磯泊まりはわたしだけだったみたいです
地元の釣り人さんは日帰りが主流のようです

上げてもらった場所は風裏を考慮してここ

平島　ママコ瀬の地の３番だそうです

広いワンドになっていて
夜はほとんどの渡船が停泊しに集まります
携帯電話の電波も届くエリアですから
安全も考慮してくださったのでしょう

一人で竿を出すにも休むにも広くていいですねー

釣れるか釣れないかはやってみないとわかりませんが
超一級磯のママコ瀬の近くですから期待はできます

なんか知夫の赤壁に似た光景です

２５日の２３時過ぎに磯に上がります
深夜ですが月明かりで明るいですねー
今回も夜釣りはせずにまずは遅めの夕食をとります
エサの準備、そしてタックルの準備をしておいて
少し仮眠をとっておきます

ですから実質の釣りは
２日目の昼まるまるからの３日目の１４時納竿
２日目夜も釣りをせずに体力温存します

五島の夜明けは遅め
明るくなり始めるのは７時前ですが
５時３０分にはエサの準備をして撒き始めます
まだ暗いですが６時３０分前に第一投目を投入します

磯際には変化もなく気配もありません
大きめのドクロでチョコ投げ程度で様子を見ます

そうそう今回のタックルですが
当初は前回同様
がま磯　タルカゴスペシャル　H
シマノ　ツインパワーSW１４０００
道糸　東レ　銀鱗SS　ギガンテック　１０号
ハリス　東レ　船ハリス　プレミアム　１２号
針　がまかつ　ケン付き　ヒラマサ・ブリ　１２号
Ｇ１タルカゴ　ドクロ　大
たっちゃん仕掛け
ポコポコ釣法　ウキ下　３０cm
以上で準備していたんですがー・・・・

月明かりで磯を観察していると
どーも気になることが・・・

船長やポーターからのアドバイスもあって
先端部は低いし底瀬がかなり沖に出ていて取り込みが難しいということで
少しワンドよりからの竿出しで・・・

それでも大物をかけたときにその先へ回り込まれたら
とてもじゃないけど移動も出来ないしと考え

わたしの今の手持ちタックル最強に変更しました

がま磯　カゴ　アルティメイト　スピニング　４、５号
ダイワ　トーナメント磯遠投６０００
道糸　東レ　銀鱗ギガンティック　１２号
ハリス　東レ　船ハリス　プレミアム　１４号
針　がまかつ　ケン付きヒラマサ・ブリ　１４号

よかったですねー

そして辺りが徐々に明るくなり始めたそのとき
いきなり来ましたよー

ラインが一気に張っていって
手元にズッシーン

わたしはシャットベールで構えていますから
直ぐにドラッグが鳴ってラインが引きずり出されます
魚に引きずり込まれそうになりながらなんとか体勢を立て直して耐えます

やっぱり右先端の瀬の方に走ろうとしていますが
耐えて、耐えて、それでも耐えて
ドラッグが滑ってもリールを巻き続けます

時にはスプールに手をあてて走りを強引に止めながら
魚の頭をこっちに向かせるようにいなします
するとじわっとワンドの深い方へ向きました

とれるかも・・・

このときメーターオーバーを確信していましたので
「気を抜くな、気を抜くな」と自分に言い聞かせながら
ゆっくり距離を詰めていきました

沖目での攻防が功を奏して
手前での突っ込みはさほどでもなくジワジワとその白い魚体が姿を見せました
やっぱりあるわ(メーターオーバーは自己記録更新)

「まだまだ、まだまだ、すくうまで」ともう一度言い聞かせて
無事にタモにイン

やったぞー

これはあるだろー

１０８cm

やったーメーターオーバーで自己記録更新したぞー

１０キロの大台もいっているかと期待しましたが
まだまだでした

やあーうれしいなー
イメージしていたことに答えが出たことと
直前でタックルを強く変更したこともよかった
(タルカゴスペシャルでメーターオーバを実証したかったという気持ちはありますが・・・)

カゴ　アルティメイトもいい竿ですねー
なかなか出番がなくて今回が始めての使用でこれですからねー
太ラインとのバランスからかなり強引なやり取りをイメージしていましたが
ほぼほぼイメージ通り出来たことに満足感がありました

自己満足、自画自賛

自己記録更新の余韻と魚の処理に時間を要して
その後は沈黙
６０cm台の小マサを２本追加して
いよいよ午後はグレやスマカツオなど入れ食いに・・・

グレの魚影の濃さも有数な五島ですが
ハリス１４号の針１４号でバンバン食いついてきます
この事はですねー
グレ専門に狙う場合の勉強というか参考にもなります
条件が揃えば太ハリス、大針でも釣れるということですねー
まあーここでは深く語り出すと長くなりますからねー
またの機会に・・・・

そして最終日の釣りに続きます・・・

夜はしっかり食べて、しっかり休みました

最終日も同じパターンで早朝から釣りを開始します
風が西よりに変わってかなり強くなってきています
この日はさらに強くなる予報

ワクワクしながら朝マヅメを迎えますがこの日は不発

どーも潮がねー
磯際は効いてませんねー
これではねー

少し沖目のちょっとした変化へ向けて投入するとやっぱりね❗️

完全に日が昇った８時頃にまずまずサイズがヒットしますが
タモを差し出した直後に針が外れてしまってバラシ

しかし潮の変化を釣るイメージが的中しここでも答えを得た感じ・・・
このパターンを繰り返すと連続ヒットー

強烈なアタリをとらえますがここでも太仕掛けにモノを言わせて強引に・・・

９５cmはこれも前回の自己記録を上回ってる
魚の処理は後回しにして直ぐに投入します
ほーらまたキター・・・これもまずまずだけども小さく見える

そして次もでかいぞー・・・９７cm

パターンにはまって最終日は午前だけで６本のヒラマサを取り込みました
その間もすくう寸前の針外れバラシ１回にヒット直後の針外れが２回

この針外れについては次への課題です
前回も３回連続って言うのがありましてイメージしていたんですが
新たな課題もいくつか見つかりました

前回の釣行で持ち帰った課題をいろいろ修正してイメージを作っての
今回の釣行でしたが
答えが出てよかったです
こういうのが釣りをしていて一番楽しいというか満足感というか

価値ある１尾　Ｇ１的な釣果

うれしいです

今回の遠征は
家内と２人で我が家を出発
福岡の野球娘のところへまずは途中下車
スライドしたので娘のアパートに泊めてもらって
夜は本場のもつ鍋を堪能

そしてわたしは佐世保まで移動して五島へ

家内は娘と買い物に行ったり観光地を楽しんだり

帰りは主に家内が運転してくれて助かりました

今回も最高の遠征になりましたよー

(釣り人同士のサポートも良いですねー)

(磯泊まりは大荷物になりますがポーターさんが力持ちで助かります)

さあー今回出た課題の答え合わせに行かなくちゃねー
これからは時化る日も多くなるので年内に行けるかいなー
すっかり五島ノボセが入ってしまったわたしです