ドクロ作業はまた一歩進みました



工程としては
穴あけのためのマーキング、ポイント打ち
穴あけ
粗削り
仕上げ削り
研磨
下塗り→研磨→下塗り→研磨
エサ受け糸のミゾ削り→ミゾの研磨
エサ受け糸の取り付け
天秤金具やオモリの取り付け
ホワイト塗装×3回程度
蛍光色の塗装×5回程度
サイン入れ
クリアーコーティング塗装×2回程度
金具の余分な塗装はがし
金具の微調整
最終浮力チェック
完成です

今回の画像は
金具取り付けが完了したところですから
ちょうど行程の半分くらいですかねー
6割くらいかなー

実際は全工程でどのくらいかかっているのか
自分でもよくわかりません

塗装は仕上げ段階なんですが
まだまだ時間がかかります
乾かす時間も要しますからねー



これを特別な機械などは使わずに
すべて手作業でやっていますから
この1個にどれほど触れていることになりますかねー

なんかもう愛着が出てきましてねー
ちょっと気になるところがあっても
ダメなんですよねー
ちゃんとやってやらないと

その割りには
店頭におかれているウキのような
見た目のクオリティーの高さはないですけども

性能的には自信があります


竹下ウキの制作者で
わたしが釣りでも人生でも師と仰いでいる
竹下名人もおっしゃってました

「出来たときにはなー
  ほんと ヤッター って
   なんとも言えない嬉しさが込み上げてくるもんだよ」

そこにはですねー
「魂」と「愛」が込められているのですよねー

わたしは竹下ウキを使って釣りをするときは
いつも竹下名人を思い浮かべて
このウキに込められた思いを想像したり
師匠だったらこんなときどう釣られるのだろうかなー
などとねー


制作者の顔が浮かんでくる
手作りウキの良さとは
そういうところにもあるように思います



「そこに愛はあるんか?」
こういうコマーシャルがあるでしょー

これいいですねー
好きですねー

わたしもですねー
いろいろな場面で判断や行動を求められるときに

「そこに愛はあるんか?」と
自分に問いただしてみるようにしているんですよ

なんかいいですよねー

竹下ウキやG1タルカゴドクロには
間違いなく「愛」を込めていますから

縁あってお使っていただくみなさんにも
「愛」を感じながら釣っていただくと
よい釣果に恵まれるかもしれませんねー

今夜も少し作業して寝ます
愛を込めてね