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しつこいようですがまたまたタルカゴスペシャルの話2021年10月05日
展示注文会も近づいて参りましたので
しつこいようですが
今日もタルカゴスペシャルの話題を少々
確かにですねー
4機種のうちどれを選べばいいのか
まずは1本というとどれがいいのか
すでに「H」を持っているけど2本目はどれがいいのか
「MH」ならどうなのか
いろいろなパターンが想定されます
メインとなる釣り方、フィールド、時期
狙う魚種やサイズ
釣り人それぞれの釣りスタイルや
やり取りの型みたいなものもありましょう
それと最後は
釣り人それぞれの
価値観でも違ってくるものです
あらためてスペックを確認してみましょう
メーカー発表の方からですが
これはカタログ、ネット等でも確認できます
他のロッドにない特徴として
トップの仕様は全てチューブラー穂先で
ML、M、MHが1、3mm
Hのみが1、4mmとなっています
これは穂先回りでタルカゴを操作する際に
どうしてもガチャガチャしますので
穂先の折れなどの不安やストレスを解消し
安心感をもって操作できるものです
それであって感度よく
ほどよいしなやかさと曲がりを実現
ライン絡みが少なくタルカゴの操作性を重視しています
取り込みの際のフニッシュ時に
魚がバタついて針外れをおこしやすいですが
穂先のほどよい柔軟性によってカバーします
特にM、MLクラスの竿に
この太さの穂先を採用しているものは少ないですかねー
この項目ではそこのところが
チェックポイントです
次にガイドコンセプトです
ここでも最も特徴的なのは
リールに一番近いガイドのみを
大口(遠投用)Kガイドにした点です
先行して発売したMH、Hは
口径が25mm
新発売のML、Mは口径が20mmと
ワンランク小さくしています
この差は
使用するリールのサイズによる
スプールの口径を考えた竿全体のバランスと
わずかでも軽く仕上げたいというものです
ただし
MLに
大型のスピニングリールをセットしてやってみましたけども
全く問題なく
ライントラブルはゼロ
このときのライン号数は6号でした
中間部分のガイドは
あえて丸形穴の
これもフカセで多く採用されているものよりも
若干大きな口径のものを採用しています
Kガイドで絞り込まれたラインがトップの方に
スムースに流れていくように設定されています
そして穂先の部分はIMガイドを採用しています
トップまでの段階でさらに絞り込まれたラインは
何の問題もなく通過します
穂先絡みの解消を考えてこの仕様にしています
ただしトップには
穂先が1、3mm、1、4mmということもあり
フカセ竿よりも少しだけ大きな口径のものを採用し
放出したラインの出と入りの最初のガイドとして
これもこだわって設定してました
一見いびつに感じられるガイドの配列ですが
それぞれの部位でいいとこ取りをしたところ
結果的にこうなっということです
リズムのよい
早くてスピーディーな
手返しを実現するために
わたしが最もこだわった点でもあり
仕上がりにおいては大満足しています
次に竿の調子、パワー、曲がり具合といいましょうか
これも前エントリーのおさらいですがフカセ仕様の
ML→2号~2号遠征想定クラス
M→2、5号想定クラス
MH→3号想定クラス
H→3、5~4号想定クラス
メーカー発表と若干違うのは
わたし個人の感覚で言っています
適合ハリスは
メーカー発表で
ML→1、5~5号
M→2~6号
MH→3~8号
H→4~10号
これですけどもねー
わたしが長年がま磯を愛用しているなかで
感じることなんですが
あくまでも一釣り人の使用感として
メーカー表示されている以上の
ハリス号数に適応するキャパがあるものだと
感じているのです
メーカーは万が一の破損事故を想定して
限界値ではなくて
どんな使い方をしても
ほぼほぼ余裕を持った設定にしているものだと
想像します
例えば
MLにハリス7号、8号で
かなり耐えて絞り込んでも
元竿はまだまだ粘りを維持していますし
竿曲がりの画像を後で確認しても
「もう少し行けるんじゃない」って
思わせるほどです
これはですねー
これからもっともっと実績を上げて
検証してみないと断言はできませんけども
わたしの感覚では
けっこう行けてるなーって感じているのですよ
そう考えるとですね
それぞれの機種のメーカーが設定している
最高値あたりの号数で
ぜひぜひ挑んでいただきたい竿なんです
Hだからといって
また、適応範囲内だからといって
Hに道糸5号、ハリス5号ではいかがなものか
わたし的にはバランスがよくないし
竿の本当の性能が出し切れるのか
5号ラインをメインにお考えであれば
または、5号で大物を仕留める自信のある方であれば
ML、Mをおすすめしたい
7号、8号ラインをメインであれば
迷うことなくMHでしょうか
さらに10号以上のラインで
メーター級までも想定して挑むなら
Hでいきましょう
ラインバランスで考えるなら
こんな感じでしょうか
次に
使用するタルカゴとの相性です
わたしの想定するところ
一般的なタルカゴと
一般的なサイズの規格で言いますと
ML→小(極)小、小
M→小、中
ML→中、大
H→大、特大
と言った感じです
問題はタルカゴに詰めるエサの量と比重です
これが投入時の仕掛け全体の重量となりますから
竿とのバランスが重要です
このバランスが悪いと
遠投距離が落ちますし
コントロールもつけにくくなります
タルカゴスペシャルは
竿の2ー3番に適度な張りを持たせる設計になっており
それぞれの機種にバランスよく適合すれば
小さなアクションでスパッとそこそこの遠投が可能です
そこそこの遠投というと
40m~50mくらいでしょうかねー
このくらいの距離に
トラブルなくコンスタントに仕掛け投入することが
この釣りのキモといってもいいでしょう
潮などの自然条件はさておき
この一連の手返し操作が
リズムよくズムースにいけば
魚のヒットまでは保証されたようなものです
タルカゴの釣りで釣果を伸ばしたいなら
またタルカゴの釣りで楽しみたいなら
はたまたタルカゴの釣りを極めたいなら
ぜひともこのタルカゴスペシャルを使用して
まずは仕掛け投入のトレーニングを積んでいただきたい
というか使い慣れていただきたい最後に魚とのやり取りですが
前述したように
それぞれの機種の上限あたりのラインを使用する想定で
とにかく竿の出しを低く構えて
胴までしっかり曲げて
または胴までしっかり曲がるまで耐えて
自己記録更新を狙うもよし
数釣りを楽しむのもよいでしょう
ML、Mは
40cm、50cm級の魚でも
かなりの曲がりと粘りを感じることが可能でしょう
これはこれで楽しい
魚釣りは漁ではないのですから
いかに楽に
いかに快適に
そしていかに楽しむか
そんな竿に出会えたら最高ですねー
あららー
少々どころではなく
またグダグダと語ってしまいましたがねー
ここまでお付き合いいただいた方は
もうほぼほぼご購入にかなり近づいたかと
ありがとうございます
よろしくお願いします
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