前日は、1日に尺アユを3本もゲットして夢のような1日になりました

それでも、まだまだこれからってときに、雷雨で釣りを中止
気になるポイントがやれなかったのですねー

そりゃー、連日尺アユが釣れるなんてそんなにうまくいくはずはないんですが
わたし的には、どうしても気になるポイントにオトリアユを通して帰らないと気が済まないのです

2日目は水位はそれほど変わっていませんが、濁りがとれて水の色はいい感じ
太陽も出ていて、期待が持てます

まずは前日アタリが多くあったポイントから始めますが、ここがさっぱりダメ
前日捕った場所は、朝イチはまだアユが着いていないのですねー

竿抜けポイント大事です

1758063221851

川の全体に日差しが入るのを待って、気になっていた取って置きのポイントへオトリを忍ばせます
1回目、2回目とオトリを通しますが、反応がありません

1758063208012

ここはいると思うけどなー
時間帯かなー

ここは気になるポイントだけにもう一度やってみます

1758063207079

すると3回目の正直とはよくいったものです
ズズズーンと目印が飛びました

そげだろー、ここにおらんとおかしいだろー
まずまずサイズがタモにおさまりました

前日に尺アユを見ていますから、大きさの感覚がなんだかおかしな感じ
これだって28センチくらいはありますもんねー
アユの28センチってねー、普通はデカイよ

それをオトリにしてさらに探っていきます
同サイズが竿をしならせます

1758063209234

ポツポツではありますが釣れます
数を狙う釣りではありません
ここは大アユに絞ってじっくり攻めます

いいサイズの、元気なオトリでどんどん攻めていきます

ビュービューンドーン、これはすごいアタリ
日も指して、水の条件もいいのか追い気が強いのか

激流を遡って、対岸に伸されそうになります
これはデカイぞ!今回のパターンから尺アユ級であることを確信します

対岸への伸されをなんとか耐えて、竿の角度は十分
上へ遡ってくれたことによって、いい体制で浮かせに入ります
それでもぐいぐい潜ろうとして大物であることは間違いなし
それでもこの体勢になればもうこっちのものです

自分の位置よりも上流にアユがいますから
あとは自分の方へよってくるだけです

・・・この満身がスキになるんですよねー

カクンと感触があったあとにフッと穂先が戻って
ビューンと28センチもあるオトリがこっちに飛んできました

ああー、おいー

思わず大きな声が出ましたねー

やあーでかかったがなー

身切れたようですが
あららー、さっき28センチ級を抜いたときかなー
チラシ針の1本の先が若干ですが外へ開いていました

チェックし忘れていましたかねー
たぶん針先のチェックは、爪に当てて毎回しているんですが
老眼で目が見えにくくなっていて細かな変化がわからなくなっています

いやいや、言い訳だわー

おかしなもんですねー
針を交換して次のアプローチをすると直ぐに掛かるんですが
まずまずサイズが、また外れる

今度は浮かせて抜こうとしたとき、また外れ
アユ釣りあるあるですねー

循環の釣りですもんねー
リズムが悪くなると、とことん悪くなる
これは一息入れて立て直しが必要です

1758063195482

 

もう1ヵ所気になるポイントがあるので歩いて移動します

数も大物もとにかく足を使うのが釣果を伸ばす秘訣だと考えています
夜は足がツリますが・・・漢方薬でしのいでいます

さあー、仕切り直しです
瀬肩のトロ場を泳がせていると直ぐにアタリがきました
感触から口か顔かに掛かっている感触
慎重に寄せようとすると、あらー・・・これも外れた

次に肩のつるっとする岩盤ナメラにスライドさせると
ガガガーンいいアタリ

なんとこれも竿をたてるときに外れます

針が合っていないのかなー
魚がデカイのか?

チラシの9号から10号に上げて、オトリも交換

肩からやや水深のある岩盤ナメラへ入れると反応があります
辛抱して待っていると・・・キター

ここはすぐ下流に緩やかなところがあるので
アタリをとらえてから下竿にして、寄せに入ります・・・デカイわ

ここは慎重に引き寄せて、そっとタモですくいました
やっととれたよー、ちょっとほっとしましたねー

このアユも大台ありそうなんで、大事にしまい込みます

1758063221328

続けて同じ場所からオトリを入れていって、上下、前後とオトリを動かしていると
ドドドドーン、これまでとは明らかに違う重量感のあるアタリ

グイッと竿を寝かせてまずはためます
グーンっとさらに重量感が伝わってきます
このままでは身切れが心配なので、足場をかためながら
竿を起こして下流に走らせました

流れにも乗ってすごい勢いで下りますが
ここは想定内
川の地形的に大型がとりやすいですね
下流の浅く緩やかな場所に誘導するように竿を操作します

こりゃー背掛かりだわー

緩い流れながらオトリを引きずり回すように深みに逃げ込もうと走ります

とっくにオトリは見えているのに、掛かり魚は姿を見せません
これ、本当にアユなのか

たまに、大ニゴイや大ナマズが掛かったりもしますからねー
それでもあのアタリから魚の走りですから、アユであることは間違いありません

竿の角度を保ちながら、自分の方が魚によっていきます
場所の条件がラッキーでしたねー

中ハリスをもって覗き込むと、これは・・・
来たぞ、来たぞ、キター・・・

1758063195787

これは記録更新したかも・・・と思わせるデカさ
サバみたいだがなー

1758063186596

 

検量の結果

最初のアユが
31、5センチ 275グラム
これでも自己記録を1ミリ更新

1758031875850

最後に来たのが・・・なんと
32、2センチ 300グラム
やりましたー

1758063292249

還暦過ぎたこの歳になっての更新に
自分でも驚きです

1758031874927

本流荒瀬の釣りも超久しぶりだったというのに
この2日間で5本の尺アユが釣れました

1758063948610

 

なんという幸運

なんという幸福

 

生涯でも忘れられない釣行となりました

情報をくれた釣り仲間のみなさん
森オトリ店の店主と奥さまには色々アドバイスをいただきました
近所の鉄工所のおっちゃんにもポイントを教えてもらいました

みなさん、本当にありがとうございました

 

1758063185454

ここに来て、年券買ってるんで
もう何度か通ってみたいと思います

本流・荒瀬・大アユ釣りができる幸せを噛み締めながら
実際にできてるわたしがここにいます

今、今です

自己満足!

自画自賛!

1758063946688