7日マルキューカップグレの隠岐会場予選があった。

私は大会スタッフとして会場に向かった

心配された天気だったが
予定通り早朝4時出船

南西から西よりの風が強かったが
予定の午後3時まで
選手たちはグレの大型を求めて竿を振った


（参加選手のみなさん）

隠岐島前の海士町から
渡船3隻をチャーター

それぞれがグレの一級磯を目指した

私は浜吉丸のポーターとして渡船に乗り込んで
大森島、二股島、星神島、別府立島、ソナシなど
グレの実績の高い磯に選手たちを渡礁していった

私も最後に深浦東に降ろしてもらって
竿を出させてもらった

例年よりも少し遅れ気味か・・・
魚の活性がよくなかった
グレの型も25センチの規定に満たない小型が多い

私の釣りの模様は
後日釣行記で紹介するとして

さて選手たちはどうだろう
上位大会の出場権がかかった大会だけに
みんなの釣果が気になるところだ

やはり選手たちも苦戦した

週末で一般客も多く
すでによいポイントが空いていなかったこともあるが
規定サイズの25センチ以上のグレを
これも規定の5尾揃えている選手が少なかった

そんな中
浜吉丸の中から
良型を5尾揃えた山根選手（鳥取）が船でトップ
総合でも優勝した（5尾で2700グラム弱だったと思う）
山根選手は別府立岩の水道側に渡礁していた

浜吉2位に入って代表権を得たのは
大森島トリノクソ（通称サンカク）に渡礁して
2尾ながら４０オーバーを揃えた大家選手


（上が大家選手の釣果、下が山根選手の釣果）

ふたまた丸の成績は
私が所属するG1トーナメントクラブから
山本選手（島根）が西ヶ瀬浦で5尾そろえてトップ
うれしい代表権獲得だ

確かなポイントはわからないが
さらに西方向のポイントに入った山戸選手（広島）が
これも5尾揃えて代表権を獲得した



（1番船浜吉丸1位山根、2位大家　2番船ふたまた丸1位山本、2位山戸
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　3番船新海丸1位海津、2位岸本）

 
 
（海津選手も2尾ながら星神島で45センチ級の尾長を釣って上位に食い込んだ）
 
驚いたのは
この大会に大会委員長として
お出かけいただいていた
竹下名人の釣果だ

海士の内海に渡礁しながら
5尾すべてを40センチオーバーで揃えて
6キロ弱の記録

選手として出場しておられたら
文句なしのダントツ優勝

さすがです



（私の師匠でもある竹下名人・・・この釣果はさすがです。他にも55センチを頭にチヌ多数･･･他にマダイも）

そしてひときわ目を引いたのは
今回お世話になった渡船の一つ
小島荘・・・新海丸の新造船「クイーン　マーメード」・・・と読むのかなー？

黒くてスマートな船体は
男女群島の渡船を思わせる

どうやら
九州の造船所で造らせたらしい

スピードは最高40ノット弱で速い
レインボー並だ
中も間仕切りで横になって休めるゆったり空間らしい

今回は乗船できなかったが
ぜひ一度乗ってみたーい



（小島荘の新造船）