4日、G杯鮎中国地区予選江の川会場が開催され出場した

当初は5月26日に予定されていたが

増水のために延期になっていた

この日もまだ水位は高いが

会場となる作木村香淀地区は渇水区のため大丈夫だ


抽選番号の順に

本部でおとりを2尾もらってスタート

私は6番くじ・・・・

こんな若い番号は初めてだ


それにしても今年の鮎釣りは

この日が初釣り・・・

仕掛けなども昨年作っておいたものを

ケースの中から引っ張り出してきたもの

「大丈夫かなー・・・」


引き舟はほこりをかぶったままで恥ずかしかった


それでも、鮎釣りで知り合った仲間もたくさんいて

「久しぶりだなー、元気だったー」

などとあいさつを交わし

今年の川の状況などを聞かせてもらった

(決勝の審査風景)

 

わたしは本部前のチャラ瀬の肩付近を目指した

というのもこの周辺で過去に釣ったことがあるポイントは

そこしかなかったからだ。


型は小さかったが、解禁当初に数を釣ったいいイメージがある

若い番号なので楽勝でキープできると思っていたらどうだろう

さらに若い番号の選手たちが瀬肩からずらりと3人並んでしまった

仕方が無いのでこの3人の上手で釣ることにした


さー、今年初めての釣りだ

何年やっていても最初に鼻カンを無事に通すまでは心配だ


あー、その前に引き舟からおとりを2尾のうち1尾を
たもに取り出す作業がある

鮎釣りをはじめたころは、
よくここでおとり鮎を逃がしてしまったものだ


心配していた仕掛けも何とかいけそうだ

そしてスタンバイOK・・・・トラブルなし

(地元の名手三上さんの釣果にみんな注目する)

 

最初に入った3人が川の中心に立ち込んで左岸側を狙っているので

私もそれに習っておとりを通してみるが何の反応もなし


そこでためしに反対の中央向きに入れてみた


流れが緩いのでおとりが落ち着いたのを見計らって

たて竿にして糸をオバセたとたんに「ガツーン」


今年1尾目が幸先よく掛かった

だけど小さい


10センチあるだろうか

おとりに使えそうに無いので

もう1尾の養殖にチェンジして

今度は左岸側を狙ってみる


すると「ゴソゴソ」っとした感触

「エビにでもなったな」と思いあげてみると

なんと5センチほどの魚が掛かっている


「ハエかな?」とよく見るとこれが鮎だ

大会ではいくら小さくても1尾は1尾なので

逃げないように慎重に引き舟へ


それでもなかなか天然のおとりに入れ替わらない


その後本命と思われた左岸側を入念に攻めるが結局掛からない


もう一度中央向きに入れてみるとまた「ガツーン」

これも小さくておとりには無理


その後もう1尾追加したが

結局おとりになるような天然がキープできないまま

養殖をローテーションしながらの釣りで10時タイムアップ


1回戦通過は15位タイまで


今回はおとり込みの8尾が通過ラインで2尾足りなかった


2回戦は18人の選手が勝ちあがった


11時から13時まで釣って上位6人までが

西日本大会に出場できる

 

優勝は地元の名手三上さん14尾

2位はやはり地元の名手でG杯全国優勝経験のある大歳さん13尾

3位は同尾数でこれもここ数年連続して西日本大会へ出場している
山本さんが入った


上位の顔ぶれはさすがといったところだ

 
 

(写真左から大歳さん、山本さん、三上さん)
「全国目してがんばってください!」

 

G杯鮎の予選は15日

鳥取県の日野川でも開催される予定だ


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