GWORLD♯37「大社 タルカゴでヒラマサ」はご覧いただきましたでしょうか?
ありがとうございます

さて、この番組では釣果がなかった地元大社の磯から
釣り場を上五島へ移して4本のヒラマサの釣果に恵まれました

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今回は画像を見ながらこの4本のヒラマサのやり取りについて
その時の心情も絡めて自己分析してみたいと思います

あくまでも自己満足・自画自賛の世界ですからよろしくお願いします

それでも自分のやり取りをここまで動画にして繰り返し観れることもないので
極力わたしも客観的に分析していきたいと思います

また、番組では1本目はほぼほぼヒットからノーカットだったと思いますが
2本目もかなー・・・・
3本目、4本目についてはかなり編集でカット場面もあったように思います

みなさんはどうでした?

なんか慌ただしい、焦ってるようなやり取りです
「ここまで急いでとらんでもいいじゃないかやー」って言うのが
おおかたのみなさんの印象だったのではないでしょうか
わたしもその一人だからです

1本目から3本目は
時間にしてだいたい1分30秒ほどで取り込んでいます
このサイズから考えてもかなり早い方だと思いますが
早いから良いというものではありません

「せっかくだけんもっとゆっくりやり取りを楽しめやー」
「もっとじっくり慎重にやった方がいいんじゃないかー」
やああー
わたしもその通りだという印象で観ました

バラシてはいけないというプレッシャーや
絶対とって結果を出すという強い思いや
様々な思いが緊張感となってああいう形になったのだと思います

タルカゴスペシャル Hを極限まで曲げる・・・という考えもありました

だいたいにわたしはハヤハヤ気質も手伝って
緊張したり集中力が増すと
なにかと動作が早くなりがちです

ここまでが全体の印象です

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ですが細かく観ていくと
それぞれのヒット場面で結構的確な対応が出来ていたなと言う評価をしています

1本目はママコの西の角という磯で
正面のやや近距離でヒットさせています
左側には浅い棚が出ていてここにラインが当たればバレます
まずは右に魚を向かせたいとイメージしていましたので
太仕掛けとドラッグ調整を信頼してドラッグが滑ってでも強引にリールを巻き込んでいます
だいたい今のわたしのスタイルとしてはこの1本目に集約されていたと思います

極力ラインは出さずに調整したドラッグが滑りながらでもとにかく巻く

この結果として1分30秒のやり取りになっています

2本目も同じ場所ですがヒットポイントが違いました
少しアタリが遠退いていましたので
右側に出るサラシの際を狙ってやや遠投していました
狙い通りにヒットしましたが底瀬の際でのヒットだったので
合わせた直後にリールのベールをオープンにして
少し沖に魚を走らせてからやり取りを開始しています

その様子は画像でもわかると思います
「あら?1本目とちょっと違うじゃないか」
それからは強引にとりきっています
距離が出ていた割にはこれも1分30秒くらいで取り込んでいます

3本目は磯替わりして午後からの釣果です
平島の砥石というポイントです
ここでは本命と思われる突端部に仲間2人に立ってもらって
わたしはちょっと引いた脇からの竿出しでした

なかなかヒラマサのアタリがない状況にしびれを切らして
ちょっとした潮の変化を見つけてダイレクトにドクロを遠投
狙いどおり一発でヒットしてきました

これが3本目です
今回の釣果のなかでは一番小さなサイズでしたが
ヒットから取り込み、タモ入れまで自分でやって
イメージ的にはほぼほぼ完璧な釣果だったと自己満足の自画自賛な価値ある1尾でした
これも1分30秒ほどの取り込み時間でした

問題は4本目です
仲間が立っている突端部に入らせてもらって比較的近距離でヒットー
90cmオーバーのこのヒラマサは手強かった
それも左右に棚や底瀬がかなりガチャガチャしていて
棚の距離もかなり出ている
画像でもちょこっとその場面が出ていますが
近距離で一気によせてきたヒラマサはまだ余力があって
いったん姿を見せてからの締め込みが強烈
これをドラッグだけでしのごうとするとラインにテンションがかかっていて
ジリジリ引き出されながら瀬ズレで切られるバラシパターン

これは地元の磯で何度もやられてきていますからねー

こういう場面では
オープンベールでラインを出していなす対応が今のところよいと考えています

この4本目では2度、3度とオープンベールでのいなしを繰り返して
取り込みに成功しました
結果、ほとんどハリスにダメージがなく取り込めていたことは
自分でも驚きでした

後にノーカット版を確認するとやり取りに約3分かかりました

今回の釣行ではヒット直後の3回の針外れのバラシがありましたが
その他はやり取りを開始してからのヒットは全て取り込みに成功しています

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スタイルはともかくとして
良い集中力をもってその場面々々もよく想定したやり取りが出来たのではないかと考えています

この経験が2回目釣行時の
釣り開始間際のタックル変更とタックル全体のバランスを信頼した
今の自分のやり取りスタイルでメーターオーバーの自己記録更新に繋がったと思っています

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