ヒラマサ釣りのハリスについて
次のような質問をいただきました

ありがとうございます

質問内容は次のようなものです

「私は最近タルカゴによるヒラマサ釣りに夢中になってます。

そこで質問なのですが、
年間何回かデカイヒラマサが掛かるのですが
いつもハリスを切られてしまいます。
いつも使用しているハリスは6号が基本でやってますが、
60センチ前後は楽に取れますが、
70センチや80センチのヒラマサはなかなか運が良くないと取れません。

たまにハリス7号やら8号をつけますが、
どうしても隣の人のハリスが細いと
そちらばかりに当たりがあります。
6号ハリスと8号ハリスでは
こんなにも違うのかと感じているところです!

そこでいつもヒラマサ釣りには太ハリスを使われる
小島様になにか太ハリスでも
ヒラマサを食わせるやり方だったり
方法はあるのかお尋ねしたいです!

今年の秋にはどうにか夢の80センチヒラマサを取るために
小島様の考え方を教えて下さい!」


いい質問=難しい質問
でもありますね

ラインは太い方が
大物とのやり取りにおいて
釣り人側に優僉璽札鵐尾なことは
言うまでもありません

しかし
よりライン(ハリス)が細い方が
魚の食いがよいかどうかについては
永遠のテーマで
永遠の議論と言ってもよいでしょう

ここでG1が考えるのは
ウキ上物釣りにおいて
マキエとサシエを同調させることが
より釣果を向上させるという
基本中の基本であるとすれば

サシエがマキエと限りなく近い方が
食いがよいというのは必然的なことでもありますね

この事を念頭に置けば
やはり
ハリ、ハリス、道糸など
タックル類は
より小さく
より細く
考えていくことが
サシエをより自然な状態にすることは
分かりきっていることなんです

さて、ここからですよね

釣り人の知恵と工夫と努力と
そして挑戦はですね

それぞれの価値観と楽しみ方がある
趣味の釣りのことですから
何が正解で
何が不正解ということはないんですがね

細糸で食わせて
巧みなやり取りで大物を取り込む

そうした技術を身に付けた釣りをよいとする考え方と

太糸でも食わせる技術や努力を駆使し
釣り人優僉璽札鵐尾な状況を作り出して
大型を取り込む確率を上げる釣りを
よいとする考え方

それぞの複合型で攻めていく人
それぞれでいいんです

前置きが長くなりましたが
賢いヒラマサにおいては
その特性から
いろいろなことを考えてやっています


まず第一に
太ハリスとハリの結びですね

講座などでは
特にこの事をお伝えしようと
まずは結び方とその手順ですね

次には仕上がり
これが重要なのですけども

次回のG1フィッシング講座では
参加者のみなさんにも
実際にやってもらって
この講座で完璧にマスターして
帰ってもらおうと考えています

それから
G1トーナメントクラブでは
創立20周年を記念して
ヒラマサ釣りで「実釣講習会」を企画中です

ここでもみっちりやりたいと思っています

例えばですね
7号以上のフロロカーボンハリスを
12号程度のハリに結んだ場合にですね

うちのメンバーでも
どれだけが合格点がもらえるでしょうかね

そのくらいこだわっているわけです

ヒラマサとの接点ですからね

特にヒラマサは異物に敏感ですから

だからなんですよ
細仕掛けに食いがいいのは

G1の考えでは
ハリスが太いから魚に見えていて
警戒して食わないのではなく

異物感

なにがしら
ハリスやハリや
はたまた結び目のコブや

そういうものが鼻先や口回りに触れることで
警戒していると考えています

これを最小限にする工夫を日夜研究しているわけです

次にこれを
どう操作してより自然に操るか

いかにマキエとサシエの関係を良好なものに
していくかなんですよ

これもね
相手が自然となると
二度と同じ条件はないわけでして
奥が深いんですよねー

とてもこの場で
文章表現だけでは尽くせないわけでして

そういう意味でも
皆様にご理解をいただき
支援もいただきながら
講座などで

G1も包み隠さず
精一杯ですね
共に学んでいきたいと考えています

具体的な回答にならなくて申し訳ないですが
ご機会やご縁があったら
講座などへも足をお運びくださいね


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