チヌ釣り用の撒き餌について
質問をいただきました

ありがとうございます

回答が遅くなってしまって
申し訳ありません

質問は次のようなものです


1.場所によって?

2.水深によって?

3.狙うポイントの距離(遠投か近場)によって?

4.水の透明度(澄んだ海水、濁った海水)によって?

5.季節によって?

6. 餌取りの種類によって?

7.刺しえさ、まきえのにく餌(オキアミ、ジャンボ、さなぎ)等の種類によって?

8. 汽水域か外海かによって?

G1の場合は
これらの項目を全て細かく分けるような
繊細なマキエの考え方はしていません

つまり簡単に言えば

大ざっぱ
いい加減
気分・雰囲気
新しいもの好き

こんな感じです

そしてこれまでの経験上
最も信頼して使ってきたのが
チヌの場合は

チヌパワー


オカラだんご


この組み合わせです
平成初期頃から使っていますので
マルキューでも発売当初からあり
今でも廃盤にならないってことは
みなさんにも愛用されているという証拠です

G1がチヌ釣のマキエに求めるものとして
底付近まで届く比重
煙幕と濁り
強烈な匂い
押麦・コーンなどのルアー効果
ですね

そして
この配合は
比較的重たい比重と
軽い比重物とが混ざり合うことによって

マキエに変化が出るんですよね

上層にエサ取り
下層に本命チヌを寄せるといったイメージで
この配合を好んで使っています

また、オカラだんごは
価格的にリーズナブルなこと
水を加えると膨らんで増量すること
こういった効果もあるわけですね

今でも
迷った時にはここに(自分の中の基本)に
戻るんです

そして次に発売されたのが
チヌパワームギですね

これはチヌパワーを
さらにムギなどを大量配合したものですね
イメージ的には単体でも
チヌパワー+オカラだんごの配合に近いものがありました
それを増量効果や比重の変化
濁り効果などをアップさせるために
オカラだんごを加えていくんです

そして現在では
チヌパワーチヌスペシャルが出ましたね

これは、ムギをいろんな色に着色して
さらに増量
チヌへのアピール度は抜群ですね

もちろん遠投性もあり
単体でも十分なのですが
あえて同じものを複数使うのではなく
ここでもオカラだんごをブレンドしたものが
現在のG1のテッパン・・・マキエとなっているのです

地元の島根半島や隠岐では
これのもんですね

そして瀬戸内海へ
大会などで出かける場合でも
以上のマキエがG1の中では
基本は基本なんですが

白チヌが気に入っています
これはですねー
潮筋を確認しやすいんです
海水の中で視認性がよく
マキエのスロープを追いやすいですね



他にも新しい物好きですから
新しいものはほとんどすべて試してみます

チヌの宿


湾チヌスペシャル


瀬戸内チヌ



以上の配合エサも
瀬戸内海でよく使っています



先日のG杯チヌ予選今治会場では
次のマキエで挑みました

爆寄せチヌ、湾チヌスペシャル
オキアミ生 3キロ、地アミ2キロ
(以上を2セット、6時間の釣りでちょうど良かった)


サシエサ マルキュー くわせオキアミスーパーハード L
     オキアミ 生 オキアミ ボイル




この時の評価としては
水深が浅く全体が砂地であったこと

表層にボラがよっていたこと

これらを考えると
ちょっと比重が重たすぎて
比重の差にも変化が少なかったことが
反省点でした

地アミを混ぜていたことが
救いでしたかね

例えば爆寄せチヌをベースに
得意のオカラだんごを混ぜれば
イメージ通りだったでしょうか

またこの他で注意しているのは
色ですね

いくつかの種類をブレンドする際に
白っぽいものには
白っぽいもので統一して
視認性を損なわないようにしています

茶色っぽいものについては
そこまで考えませんけどね

白系の場合は
その明るい色が
損なわれないようにしています

オキアミは生ですね

生エサは通常はオキアミのみですが
活性を上げるために
地アミや

マルキューの
ニュー活さなぎミンチ激荒
ムギコーン

これらを加えることもあります

そしてG1が
最もこだわっていることですけどもね

手で混ぜること

(ゴム手袋を使うと冷たくなく手をケガから守ります)

カクスコなども使いますけども
基本は手で混ぜること

これはチヌでもグレでも同じですが
これのほうがですね
マキエに愛情が伝わるような気がするんですよね



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