男女群島のグレの小型化について
ご意見をいただきました
ありがとうございます

読み方によっては
男女群島に限らず

また、釣りのジャンルを問わず
日本全国のフィールド
釣り全般に対するご提言であるとも
受け止められます

このことに関して
何の規制や制約もないことへの
懸念も抱いておられます

私も以前に
このブログ内で
お話したことがあると思いますが

日本の釣りにも
何か
ライセンス制度を設けてはどうか
ということを提案させてもらったことがあります

一口に
ライセンスといっても
いろいろな項目や条件が想定されますが

私がイメージしているのは
マナー、モラルはもちろんですが
自然環境や保護
いざという時の危機管理
渡船利用の注意事項
専業者（漁師等）とのトラブル回避
などなど

自然と親しむ中で
自らの安全対策という意味合いもあります

こういったことを
講習や研修で受講し
ライセンスを取得し

そのライセンスに対して
特定のインセンティブを持たせるというものです

例えばある特定の釣り場には
同ライセンスを持った人でなければならないとか

このライセンスを取得した人が所属し指導助言する
クラブや団体に所属しなければ
特定のエリアでの釣りができないとかですねー

以上のことは
あくまでも例ですよ

こういった仕組みは
すでにカナダなど
欧米の州単位で設けられているところがあると聞いています

一方で
そういった制約がほとんどない中にあって
自由に釣りを楽しめる
日本はなんてすばらしいんだろう

という考え方もあります

わたしも上記では偉そうに言っていますが
本音は同じです

何て日本は
すばらしんだろーって・・・

こうなると
当然
最低限のマナーやモラルが
重要になりますね

私もクラブの代表や
各種メーカーのモニターとして

また、大会開催や
釣り講座の開催などにおいて
みなさんの模範となるように
心がけていき

機会があるごとに
マナやモラルの向上を
呼びかけていきたいと思います

そして、この度のテーマでもある
いわゆる釣り荒れ現象として
「魚影が薄くなった」
「サイズが小型化した」
という問題は


確かに釣り人による影響もあるかと思います

私も男女へは２０数年来釣行していますが
ポイントによっては
小型のグレが多く
全体的にも
平均サイズが小型化してきているように感じます

これは釣り人がたくさんの魚を
釣り上げたことによる影響だけではなく

温暖化などの気象状況や
ゴミなどによる環境悪化など

いずれも
人的影響が大きいとは思います

しかし、いかがでしょう

釣りに限らず
自然と親しむあらゆる人間の接触は
なんらかの自然環境に影響を与えているものであり

また、釣りにおいては
「デカいのを釣りたい」
「たくさん釣りたい」
そういう欲望からなるものであり
そこにはそれぞれの価値観において
楽しみ方も様々
レベルも様々

これを制限することは
非常に難しいことであると
感じています

ささやかな取り組みではありますけども
せめて自分がその場にいたという痕跡を
なるべく消し去り

自然の恵みをいただく場合は
丁寧に取り扱って
最高の料理で
美味しくいただき
いつも感謝の気持ちを忘れないこと

自然から見れば
これも人間勝手な考え方かもしれませんが
いつも自然に対しては
謙虚な気持ちで接したいと考えています

最後に
このコメントに対する
直接的な答えではないかもしれませんが
過去に「キャッチ＆リリース」について
私の考え方を述べていますので
参考まで・・・