釣り仲間などと
釣り大会などの話で盛り上がっているところ

ひょんなことから
「だいたい釣り大会のルールで
  キャノンボール方式って書いてあるけど
              さ、何のことだやー」

「わけわからんがー」

・・・・確かに

・・・ということで
私の知る範囲内で解説いたします


一般的に磯のグレ、チヌの大会の場合
特に全国大会などの予選を兼ねるような
競技大会の場合は

渡船を利用するものがほとんどです

キャノンボール方式とは
ポイント移動に渡船を使わず

受付場所から
自らの自家用車を利用して
自由にポイントへ移動して設定

釣りをして時間内に元の受付場所に
戻ってきて釣果を検量するというルール
(システム)なのです

それではなぜこれが
キャノンボール方式?と
大会要項などにも記載されるようになったのか

1981年・・・30数年前に公開された
カーアクション映画のタイトルからきているのです

北アメリカ横断レースをテーマにした映画なのですが
当時はヒットし
続編も制作されたほど

人気俳優も多く出演しており

私も喜んで観ました

大会当日
大会要項説明を一通り受けた後で
「つまりキャノンボール方式です」
ってたとえられると
私などは
「ははーん、そういうことかー」

っといった具合にその内容が早わかり
するというものですが

逆に、この映画を見たことない人や
そもそも言葉自体を初めて聞く人は
「なんのこと?」ってなりますわねー


ましてや
要項に内容説明もなく
ただ「キャノンボール」ってだけ
書かれていたら
?????・・・ってなりますわねー


要は自分の車で「行って来い」みたいな
そういう意味合いで
私と同年代の大会関係者が
このシステムに命名したのだと思います

本件に関しましては
何にでも命名好きな
私の仕業ではありません

あしからず


まー確かにですねー
古い話なので
この映画自体を知らない年代の選手が多くなっていますし
「キャノンボール方式」=「このシステムの意」
というのは今後新たに参加される方へは
何らかの説明が必要なのかもしれません

改めて説明が必要であるならば
この呼び方自体を再考する必要性もあるかもしれませんね

私が何度か運営スタッフを務め
島根、鳥取両県をまたぐ境水道を会場に
開催した大会に
このシステムを採用していますが


一番最初にこのネーミング
このシステムで大会を開いたのは
沖縄県での大会だったと聞いています

島根、鳥取の地域限定で
このシステムやネーミングが
認識されているものでもございません

いずれにしても
大会要項や大会案内に記載する際には
何らかの配慮が必要であると
わたし的には考えています