娘の少年野球チームは
次の大会に向け
再び松江・八束地区でベスト4に入りを目指す

ブロック大会に出場して
今度こそ県大会へ出るんだと張り切っている。

しかしとんでもないアクシデントが発生した


監督から指示を受ける選手たち

31日の土曜日
2試合、松江市内のチームと練習試合をこなして
解散した後・・・・
主力の6年生の子がケガをしたというニュースが飛び込んできた

「えー、うそだろう。どうしたんだー」

みんな心配だ!

詳しい状況も分からない

ちょうど、この日の夜は保護者会で集まっていた

・・・・結果は手首近くの骨折で全治約1ヶ月
利き手の方ではなかったようだが
本人もチームも「痛い」

もともと人数がぎりぎりのチーム

メンバーは11人
登録は10人から
先発したメンバーを
プレーなどの状況で代えることもできないのが現状だ

プレー中にケガがあった場合
代える選手がいなかったら
その時点で棄権になるからだ

そんなチーム事情で
一番恐れていたことが起こったのだ

しかもケガをした子は主力選手
この日も松江で常に上位の成績を残している
湖北ファルコンズ戦に
投手として先発し
好投していた

普段はセンターを守って
外野の要を担っている選手だが
特に打撃の成長が著しく
春からの打率はチーム一で
5割以上は打っている

投手としても
みんなが期待を寄せていた矢先だっただけに・・・・

翌日の1日は八束リーグ
東出雲町の出雲郷との試合

ケガの状態をみんなが心配していたが
彼は、照れくさそうにギブスで固めた左腕を
首から包帯でつりながら痛々しい姿を見せた

メンバーたちも
「おまえ、どうしたやー」・・・と
笑顔で迎えた

本人が一番残念で、悔しいだろうが
今日も休まずに笑顔で合流した

彼は、試合中もコーチャーボックスに立って
大きな声で指示を送った

帰ってからの練習でも
ノッカーにボールを手渡す役を自らこなす

起こってしまったことは仕方が無い
でも、この現実を受け入れて
子どもたちは前向きに動き出している

戦力は明らかに落ちるだろうが
それ以上に
このチームには何か他に得るものがあるに違いない

この日の試合でも
代わって出た下級生の選手が
ファインプレーを連発し
チームを勝利に導いた

八束リーグは全勝を維持
昨年に次いで連覇を目指す

この出来事でさらにチームの絆が強くなり
チーム力がさらに向上することを祈るばかりだ


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