山陰地方はこの時季特有の変わりやすい天気になってきました

天気予報もあてになりませんでー

 

今日は風もおさまり穏やかな天気になりました

ヒゲジーも

「あきらめたー」・・・とはいっていましたが

この天気なら次第に波もおさまるだろうと

どこかへ向かったはずです

 

昨日で宇竜の渡船は終了しました

時化て最終日は無理だと思っていましたが

一文字防波堤には渡していたという情報も入っています

 

地磯を歩いて行った人では

ヒラマサが好調

 

アタリは頻繁にあるそうで

獲れるサイズは65センチ級

どうにもならない大型の回遊もあるそうです

 

そうですよ

海は時化模様でも

ゴールデン潮周りですからー・・・・・

 

 

まだまだ水温は20度ありますから

これからですねー

 

さて、ヒラマサの取り込みについて質問をいただきました

ありがとうございます

 

磯釣りの中でも

取り込み時にスリリングなやり取り感が味わえるのは

ヒラマサ釣りと答える釣り人も少なくありません

 

そのスリリングな強烈な引きに

釣り人はとりこになって魅了されるわけです

 

磯からヒラマサが釣れるという情報が広がると

各ポイントには先陣を切って瞬く間に釣り人が繰り出します

 

私もスリリングな引きに魅了されて

のぼせてしまう一人ですが

大型のグレやマダイとは

また、一味違うのも事実ですねー

 

特にヒラマサは回遊魚でありながら

底瀬に逃げ込む習性を持っています

強烈な引きにびっくりして

ラインを出しすぎると

 

すぐに瀬にラインが擦れてブレイクしてしまいます

 

先日お話した大型マダイと同じように

出すか、止めるか・・・の攻防となるのです

 

そして、マダイ以上に

出すラインは最小限にし

一瞬の判断とアクションが釣り人に求められるわけです

 

アタリがある前から勝負の行方は決まっているものです

 

 

マダイ以上にスピードのあるヒラマサは

アタリがある前から集中していなくてはなりません

 

糸ふけは最小限にし

アタリがあってアワセた瞬間からギリギリの攻防を展開しなくてはなりません

 

私が得意とする置き竿釣法は

ことヒラマサ釣りに関してはご法度です
(60センチ以下クラスなら取り込める可能性も高いですが・・・)

 

私の場合は

とにかくパワーーのあるリールで

一気にヒラマサの頭をこっち向かせるように

ラインを巻き込んで

ある程度のところまで寄せてきてから

左右に逃げ込もうとするヒラマサを

今度はロッドの反発や粘りを最大限利用して

底瀬を交わしながら取り込むというイメージです

 

レバーブレーキ付きのリールを使わない私は

逆転のON,OFFは・・・常にOFFに

そしてフロントドラッグをロッドが伸されたときに

わずかに出るように調整しています

 

フカセの場合も基本的には同じイメージですが

アワセた直後にどうしても先手を取られて

ロッドが起こせないときがありますので

このときは一か八か

ベールをおこしてフリーでラインを送り出しておいて

体勢を整えてから勝負をかけます

 

しかし、いずれにしてもラインを出せば出すほど

釣り人側に不利になることは間違いありません

 

少々無謀でも

強引で強気のやりとりをするように心がけています

 

また、ラインを送り出すにしても

一方的にヒラマサの好きなように走らせては

ますます取り込める確率は低くなります

 

ぎりぎりまで絞り込んでおいて

少しでも抵抗をかけておいて

パッとベールをおこして走らせるとか

 

少しでも頭の方向を変えておいてから

走らせるとか

 

とにかく走らす前に

少しでもダメージを与えておくことが大切です

 

少々伸された状態からでも

胴の部分でタメが効く

がま磯 アテンダーⅡやマスターモデル尾長などは

ヒラマサのフカセ釣りにも適したロッドといえるでしょうか

 

 

G1メンバーのソッチ君が格闘の末に取り込んだ大型ヒラマサ