1月10日、11日は好天に恵まれて
G1メンバーも浜吉丸さんで初釣りを楽しんだようです

穏やかな天気と思われましたが
海上は西よりの風がやや強く

時おりウネリをともなった波も打ち寄せるなど
場所は限られましたかねー


それでも40cmオーバーの尾長や口太グレが
最高が6尾、その他でも2~3尾の釣果がありました

マダイの良型を大型クーラー満タンに釣ったグループも

いいですねー


さて、メンバーからの報告では
この時期にして海はにぎやかで

コッパグレ、タカベ、デンボの活性が高く
かなり手こずったと言うのです

これねー
近年の傾向ですねー

デンボは浮いてきてやたら活発なのに
本命の良型グレは棚深くに潜んでいて
なかなか口を使わない

そしてエサ取りが同じグレでも小型のグレとなると
さらに交わすのが厄介になります


わたしは今回現場にいないで言うわけですから
想像でしかありませんけども


わたしがアプローチするとなると
どういう点に注意しながら
また何を想定してどんな準備をして
どういうポイントを狙うのかですねー


まずはこれだけエサ取りが多いとなると
コマセの量と内容ですねー

ボイル主体に(例えばボイル6キロ、生3キロ)
半日で40cmバッカンにほぼ満タン
繋ぎと増量にはパン粉主体にして
状況を見ながら活性を上げるために
マルキューのイワシパワーグレSPまたはアミパワーグレSP
遠投を想定して
同じく超遠投グレまたはグレパワー沖撃ちSP
以上を携帯しておくとよいでしょう

あらゆる場所や状況に応じて
引き出しを多くアプローチできると考えています

重要なことは
配合エサは最初からオキアミと混ぜないことです
あくまでも状況を見ながら使っていきます

あとは仕掛けの部分では
思いきったガン玉使いをすることです

最初は完全フカセからアプローチしていき
最終的には1号程度の負荷のウキに
約3ヒロのハリスを3Bガン玉5段打ち
てなことはこの時期よくあることです

そして釣り方のポイントは
まず潮の流れやサラシの状況
波の方向や風の向きや強さをよく観察することです

ここで大切なのは
いわゆる「潜り潮」「海底へ引き込む流れ」を探し当てることです

ここは「潮目」とも言われていて
良型グレが出現する絶好のポイントとなり
サシエサをその良型グレの口元へ運び込んでくれる助けをしてくれます


次にコマセの打ち方です
基本というか最初は
自分が立っている足場の磯の上に落として
波の上げ下げで海面へ吸い込ませるように撒いていくのがよいでしょう

波の上げ下げがなければ
足元の磯際です

自分が立っているところを起点にスタートして
徐々に展開していきますねー

さらに次
仕掛けの投入点や馴染ませ方というかアプローチは
可能な限りの方向と距離から試してみることが大切です

1投、1投、どんな答えが帰ってくるのか
そのパターンが多ければ多いほど
本命の40cmオーバーの良型グレにたどり着く確率を
高くしていきます

磯際の海底から
遠投可能な距離付近の海底までを
180度方向に断面的にも平面的にも
仕掛けを通していくということですよー

極端に言ってますけどもねー


それは無限大の可能性とパターンがあるものですねー

想定して準備していたエサやタックルにも限りがありますし
刻一刻と変化する自然条件
天候に左右され想定とは違う場所への渡礁

そう考えると
ほんの数パーセントしか試し切れていないのですよ
まだまだやれることはたくさんあるはずです

経験と知識
引き出しが多ければ多いほどいいわけです

だからおもしろい

ただ超一級ポイントへ上がったからと
そこのどの場所でどんな釣り方でも釣れるというわけではありません

だからおもしろい


やあーいつ隠岐へ行けるかいなー

イメージトレーニングをたっぷり積んで
チャンスを待ちます