隠岐島前の浜吉丸エリアの

時期ごとのポイント選択について

質問をいただきました

 

ありがとうございます

 

前回の隠岐釣行では同船だったんですねー

私も防波堤を含めると4か所替わったわけでして

バタバタとした釣行になってしまいました

 

どーもわたしは

みなさんが声をかけにくい雰囲気を発しているようでして

 

もっとこちらからも

あいさつや

お声掛けを出来ればいいのですが

ブスッとしていることもありますかねー

申し訳ありません

 

お気づきになられたら

遠慮なく声をかけてやってください

 

さて、本題に入ります

非常に良い質問ですが

非常に難しい質問でもあります

 

というのもまず第一に

一昔前・・・10年から20年前

と比べて

今は季節ごとの釣れるパターンが読みにくいということが言えます

 

例年のパターンが通用しなくなったと言ってもよいでしょうか

これまでの諸先輩方の教えや

自分のこれまでの経験が

全くといってよいほど通用しなくなっているということです

 

これを前提に考えますと

やはり直近の情報収集をこまめに行うしかないのです

 

情報源としては

最近ならネットからでもいいでしょう

確実なのは釣友や釣具店

そして最も私が重要視するのは

船長の情報です

 

特に浜吉丸の崎野船長は

どこでどのような釣果が出たのか

こまめに聞き取って

次のお客さんにアドバイスしてくれますね

私もまずはこの情報を一番に大切にしています

 

そして次に天気です

隠岐への釣行はほとんどがプライベートなわけですから

釣りやすい条件を選ぶことも

釣果を伸ばす重要なポイントとなります

 

べた凪すぎるのを避けて

少々波気があり

サラシが期待できる場所を選ぶ場合もありますし

風を背から受けて

仕掛けの遠投が可能な場所を優先する場合もありますね

 

やはりこういったことをイメージしながら

あれもこれもあんまり欲張らないことです

前回のわたしのようにです

 

ある程度メインとなる対象魚なり釣り方なりを絞って

場所の選定をすることが良いのです

 

今回の質問の中には

対象魚の特定がありませんでしたが

ここからは

あくまでも近年の状況から

この先

このエリアへ釣行する場合の

わたしのイメージをお話ししておきます

 

今年の日本海は水温が高いですねー

先日釣行した四国は18度前後で推移しているようですが

こっちはまだ20度前後あるようです

 

ようやく20度を切ったところでしょうか

そして18度くらいに下がって安定すれば

いよいよ寒グレシーズン突入です

 

そして今年はマダイが期待できますよ

越冬前の荒食いに接岸してくるのもこの水温です

 

この水温になれば

浜吉丸エリアで海が凪であれば

迷わず冠島から西の東国賀方面が狙い目です

高崎鼻周辺までがエリアですが

ここは北のうねりに非常に弱く

この時期になるとめったに行くことすらできませんから

船長のOkが出れば

とにかくGO,GOです

 

そして意外と釣果にムラが出るのが

松島、大森島、二股島、星神島などの沖磯です

当たれば型・数ともに夢のような釣果が得られることがある一方で

アジやタカベ、ウマズラなどのエサとりに悩まされることが多いものです

特に豊田港から松島周辺は年中アジの多いところと認識しておきましょう

 

でも、これからの時期は北西や西の風が強い時の

好ポイントでもありますからね

あなどってはいけません

 

風や波の状況次第では

北磯が全滅という場合があるので

中ノ島の東海岸や知夫エリアの

大波加島 小波加島、竹島なども

想定に入れておくとよいでしょう

過去にはこのエリアで40クラスのグレを大釣したこともあります

 

そして、水道筋となる内海ですけども

わたしの場合はノッコミ(春)のチヌやマダイ狙い

そして水温が上昇し外海がエサとりが多くなる梅雨時期に

上がることがほとんどで

 

水温が低下する時期は最近はほとんど上がらなくなりました

 

ただし、秋から冬の時期は

北などの強風、大うねりでどこも竿出しができないときに

西ノ島の内海、雉が鼻~麦田鼻などはおもしろいと思います

ここは内海でも底瀬が荒く

潮の通りも三方向から当たるところですから

魚種も豊富で型もよいとインプットしておいてください

 

ただし、浜吉丸で行くには

10人で5組くらいの同行者がまとまって行く場合以外は

遠慮するというのが

釣り人側に求められる配慮ではないかと思います

天気や他のお客の希望磯など

船長とよく相談してリクエストしていただきたいと思います

 

このエリアには三度のダイキンも行きますから

どうしてもというときは

そちらを利用するという方法もありますね

 

これから冬にかけての狙いを述べたわけですけども

このエリアは

だいたい前述した

1.冠島から西の西ノ島の東国賀 地磯エリア

2.松島、大森島、二股島、星神島 沖磯エリア

3.中ノ島の東海岸 地磯エリア

4.知夫の大波加島、小波加島、竹島 エリア

5.内海(水道筋)エリア

以上に分かれますが

どの時期でも1.2が超一級磯であることは

誰もが認めるところです

 

あとは釣り人のカンとでもいいましょうかねー

ピーンと来るものを感じてください

感じなくても日々感じるように取り組むことが

そのほか釣りには重要なことだと思っています

 

そして釣行する前日、前々日などの

釣り人の動きも釣果に影響することがあります

 

最近はやらないんですが

パチンコのどの台にどれだけつぎ込んだかで

でるタイミングを読んだりしませんでした?

 

それと同じで

狙いの魚種や時期によって

どれだけ餌が入ったか

また同じ磯で前日の釣り人はどのような仕掛けで

どのような釣りをしたか

そして釣果は・・・・

 

そういう情報もインプットして決めるといいと思います

 

グレは前日餌が入っていない磯の方が

よい場合が多いですが

前日入った釣り人に全く釣果がなければ

同じ磯へ連続で入って大釣ということも過去には経験しています

 

やはり

勘と読みと・・・運ですかねー

最後は

 

わたしは

最後は海の神様に祈ります

見放されることも多いですがね・・・・