先日島根県の高校総体が開催され

上の娘も松江農林高校で３年間取り組んだバレーボールの部活が終わった

 

結果は初戦をセットカウント2－１と苦戦したが

これで勢いに乗ってベスト4まで勝ちあがった

立派な成績だ

 

準決勝は強豪安来との対戦だったが

セットカウント０－２と力及ばず敗退・・・とうとう力尽きた

娘もフル出場とは行かなかったが

控えのときは小さな体全身を震わせて大きな声で声援を送り

何度かコートに立て、サーブも打った

「よかったなー」

「よくがんばった」

 

 

娘は体格にも恵まれず苦しいときの方が多かったと思うが

「基本的には自分の力で学校へ通う」

「通うのも部活の一部」

として駅までの自転車移動・・・

電車通学とほとんど毎日のようにあった早朝練習にも休まずに取り組んだ

 

電車時刻の都合で

車での送り迎えもまったくしなかったわけではないが

我が子ながらよくがんばったと思う

 

私たちがわからないような辛いこともあったことだろうが

この３年間やり遂げた経験は

きっと社会に出てから生かされることだろうと思う

熱心に取り組んでいただいた指導先生や他の保護者の皆さんには

感謝したい

 

 

さて、この女子バレーボールは

決勝　安来VS松江南で行われたが

昨年の覇者強豪安来をセットカウント２－０で松江南が勝り

栄冠に輝いた

南高には「あっぱれ」をあげたい

 

大型選手がそろった安来に比べ

比較的小柄な選手が多い南だが

とにかくボールにくらいついていき拾っては攻撃に結び付けていくバレーは圧巻

チームワークもよく見えた

 

松江南は春高バレーも県代表になっている

 

「技術的に優秀な選手メンバーがそろった」・・・といってしまえばそれまでだが

熱心に取り組んでいた松江農林と練習時間を比べると

時間にして約半分とまではいわないまでも

それに近いものがあるのではないか

 

それなのに今期の県大会をすべて征したのには・・・・

そこには何か他が学ぶものがあるのではないだろうか

 

明確な目標設定と

それに向かっていく計画性とトレーニングの意味

メンタル面の強化

メリハリの利いた効率のよい練習

強化と休養のバランス

 

もちろん県内でも有数の進学校だけに

勉強も半端ではないはず

 

バレーボールだけではなく

他の競技でも共通して見習うところは多いと思う

 

 

一度こんなことをお願いしたことがあった

「スケジュールを出してもらえませんか」

当然といえば当然だが

 

選手はその週の週末のスケジュールさえ知らされていないことも多かった

練習は始まる時間は分かっていても終わる時間は分からない

いつ休息していいのかも分からない

計画が立たない

 

最終的にはベストで望めてよかったが

途中では・・・・結果的にケガ人も多く出た

 

その理由を尋ねると

「女子選手は時間的余裕を与えると、よからぬ方向へ行ってどうにもならない」

それで計画を明かさないというのだ

 

少しうがった見方かもしれないが

それは「自分の選手が信頼できない」ということなのか？

選手は信頼してもらっていない指導者についていくのか？

 

ほとんど毎週練習試合も組まれているが代わり映えのしない対戦相手

大きな大会直前に中学校との練習試合（中学とはボールの規格が違います）

素人ながらにも理解できないことも多かった

 

県ベスト４という結果は立派なものだが

あれだけの情熱と時間を費やす取り組みであるからこそ

結果が出るまでのプロセスも重要だ

 

そしてベスト４で満足するのか

それが目標だったのか

 

他を学び

もっと上を目指して

娘の後輩たちにはがんばってほしい

 

松江南高校の全国大会での活躍も期待したいと思う

 

 

さー、明日からは松江・八束地区の中学総体が開幕する

下の娘が所属する野球部の活躍が楽しみだ

 

今年こそ県大会へ・・・・