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アユ釣りにのめり込む2010年06月15日
鮎釣りに関する質問をいただきました
ありがとうございます
13日にはG杯鮎予選 揖保川会場があり参加していました
私は中国自動車道(高速)の高架下付近のポイントになりましたが
おとり込みの4尾の釣果しかあがらず
1回戦敗退となりました
このグループはおとり込み7尾が通過ラインでしたので
ぜんぜんダメでした
雨も強く降り出し
身も心も寒ーい釣りでしたー
さて、質問の回答に入りたいと思います
私が鮎釣りにのめり込んだきっかけは
もともと関心はあったのですが
やはり「鮎釣りは高価」「鮎釣りは金がかかる」というイメージが強く
これ以上釣りに金をかけていたのでは・・・・・
もともとのめり込む性格ですから
やれば必ず・・・・
以上のことから
誘われてもなかなか向かえませんでした
それでも当時お世話になった
天狗堂の店主から
「まずはすべてそろえて(貸して)やるから一緒に行ってみよう」と誘われて
行ったのが最初でした
身に付けるものやタックルすべてを借りて・・・さー挑戦です
場所は江の川・・・川本町だったと思います
おとり鮎が底に着くといきなりゴゴーンとアタリが来ました
「オッシャー」・・・「ブチッ」
「おいおい、おまえ何アワセを入れとるやー」
そうですアタリにびっくりしてしまって
思わず体が反応してアワセを入れてしまったのです
ラインが切れておとりごとさようならです
これが私の鮎初体験でした
それでも少しコツがつかめて
その日に小型ながら数尾の鮎を釣ることができました
予想通り負けず嫌いな性格に火がつきました
のぼせると止めがききません
しかし、高価な道具がすぐにそろうわけもなく
結局、シーズン終盤でしたがこの年は
天狗堂の店主にすべて道具を借りて
釣行を重ねました
G1メンバーで、すでに始めていたのがいるので
仕掛けはそのメンバーに作ってもらいました
私の経験上
鮎釣りをはじめるには
誰か師匠を探して
その方にお世話になることをおすすめします
上達も早いし、無駄も少なくて済みます
そしてシーズンが終わり
これはおもしろいということになり
来春までに少しずつお金をためておいて
必要最小限のタックルを揃えていったわけです
必要最小限といっても
ロッド、引き舟、友カン、タモ、仕掛け類
タイツ、タビ、ベスト、ベルト以上は必ず必要で
値段もピンキリですが約20万円はかかったと思います
しかし、何事に取り組むにも初期投資はいるわけで
磯釣りでも、ゴルフでも、スキーでも
なんでも同じです
ただ、徐々にそろえることができないことと
ロッドが10万円を越すものが標準的でかなり高価ということが
「高い」というイメージを感じさせるのです
さて、本格的なシーズンが始まり
自分でそろえた道具立てで
無謀にも鮎釣り暦2ヶ月で
G杯鮎予選 高津川会場に出場しました
仕掛けは前年にメンバーが作ってくれていた使用済みのものなどを使いまずは1回戦
わけも分からないままベテランさん方に混じって川に入り込みました
コンデションが良かったのかすぐに鮎がかかりました
しかし手尻の仕掛けが長すぎて、受け損ねて逃したり
今度は反対に短すぎてとんでもないところまで鮎が飛んでいったり
とにかくどさくれていました
1回戦が終了して本部に帰る途中にタモを落としたり
ほんとド素人もいいとこです
そして審査・・・・ななんと通過しているというのです
経験者でもまずは1回戦を通るのが難しいといわれるレベルです
とにかくわけが分からないまま
予選落ちした連れにタモを借りて決勝をスタートしていきました
今度は少し落ち着いていました
手尻の長さも1回戦で感覚をつかんでいましたので
リズムができてきました
込みで12尾釣ったと思います
この日も雨が降り全体には掛りが悪かったようです
そして決勝終了・・・検量
そ・そしてここで信じられないことが起こったんです
優勝 小島一文さん・・・とのコール
会場からざわめきが起こったことを今でも覚えています
「こんなことがあっていいのか」
本当に信じられない一瞬でした
こんなことは他でもめったにあることではないと思います
今なら即全国大会ですが
当時は西日本大会というのがあって
先日行ってきた兵庫県の揖保川で開催でした
さすがにここでは敗退し全国へは駒を進められませんでしたが
この次年の予選も高津川会場で上位入賞して通過・・・西日本大会へ
そしてまたその次々年には今度は大田川上流会場でまたまた優勝
なんと始めて5年以内に3度西日本大会へ駒を進めたのです
残念ながら一度も全国へはいけませんでしたが
これで一気に火がつきましたねー
そして鮎の場合は競技会以上に
江の川の終盤の大鮎のとりこになっていきました
自己記録の31.4センチの大鮎は今でも剥製にして眺めています
(2003年10月5日 江の川 作木村 子どもたちもまだ小さかった)江の川の激流に25センチ以上の鮎をオトリにしてぶち込み
これに30センチ近いような大鮎が掛かったときの衝撃は
まさに本流釣りで60cm級の尾長を掛けた時と同等の衝撃があるものです
私はこの釣りのとりこになっていきました
私が鮎釣りをはじめた時期も良かったですねー
このころは江の川が絶好調で
素人の私にも1日やれば50、60は当たり前のように釣れました
今は鮎もいろいろな病気で少なくなって
特に終盤の大鮎釣りが不発に終わるシーズンが続いていますが
それでも前半はよく釣れています
今年もまずまずのようです
関西や四国方面のグレ釣り師の多くは
夏場は鮎釣り、冬場はグレ釣りといって
シーズンが異なることを良いことにこのスタイルで楽しんでいる釣り人が多いと聞きます
特に夏場暑い時期は清涼感があって釣りも楽しく
食べても差し上げても喜ばれる鮎は最高というわけです
意外と初期投資にかかった経費も
いったん揃えてしまえば日々の釣りにかかる経費がほとんど要らないということです
よく行く川の年間入漁券(10,000円前後)を購入しておけば
シーズンは入り放題です
おとり代2尾1,000円で1日中楽しめるわけです
うまくおとりを活かして管理しておけばおとり代も必要なくなります
仲間でおとりの貸し借りも可能です
私なども財布にまったくお小遣いがなくなっても
自分でにぎりめしとお茶を用意して
自宅の池で活かしておいたくたびれた鮎をおとりに使って
何とか現地で1尾掛ければ
後は循環で1日中鮎釣りが楽しめるのです
お金が無くても車に燃料さえ入っていれば釣りができます
まず磯では無理なことです
最低でもエサは購入しなければなりませんし
渡船代となれば最低でも総額5,000円以上はかかります
そして磯なら1回1回にこれだけ要りますが
鮎なら連日、何回行っても経費がまったくかかりません
要はおとりの管理さえしっかりしておけばOKなのです
安いでしょう
そして、その場所がダメなら
自分の足でどんどん川を移動して
鮎がいるところ、鮎が掛かるところへ移動すればいいのです
この自由がきくのもいいですねー
時間も何にも気にせずに自分のペースでできるのがいいですねー
私はねー
鮎釣り・・・友釣りにはもう一つ魅力を感じているところがあるんです
それはさっきまで獲物だった鮎が
今度はおとりとなって次の獲物を捕ってきてくれることなんです
自分の釣りのパートナーとなるわけです
ここのところが奥深いなーと思うのです
鮎がほんとうにいとおしくなるような思いがするんですよねー
(昨年初期の釣果)だから大切に鮮度良く持ち帰って
丁寧に処理して保管し
みなさんに配ったり
イベントなどに塩焼きにして振舞ったり
店に持ち込んで職場の仲間と楽しんだり
鮎を釣って 食して堪能しているわけです
磯釣りとはまったく異なるこの釣り文化
日本人に生まれてよかったなー
島根は磯にしても鮎にしても環境的に最高じゃないでしょうか
こんなに楽しいものを知らないで
人生を終えてしまう人たちを
あわれに思ってしまうほど
釣りは楽しいですねー
鮎釣りもぜひ取り組んでみてください
松江周辺なら天狗堂
江津方面ならつりたつ
など鮎釣りに詳しい釣具店主にまずは相談してみるといいですよ
G1の小島に聞いたっていえば
良くしてくれるかなー?たぶん
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