10日、松江八束中学総体が開幕し

娘が所属する宍道中学野球部は1回戦で湖東中学と対戦した

湖東と宍道は因縁の対決といってもいいだろう

 

現在の監督さんが宍道に赴任されてから

4年連続の対戦だ

 

まだ記憶に新しいが

昨年の兄たちのチームが市総体の2回戦で対戦し

0-1で破れ、県大会切符を手にすることができず悔し涙を流した

 

今年はいきなり1回戦での対戦

昨年の兄たちの雪辱に燃える宍道ナインではあったが・・・・・・

 

 

 

宍道 000 002 200  特別延長戦 1
湖東 002 200 000          2×

4点のビハインドを土壇場で追いつき延長戦へ

9回を戦っても両者一歩も譲らず特別延長戦へ

先行の宍道が犠牲フライの1点しか取れなかったのに対し

湖東は先頭打者が文句なしのクリーンヒットをセンターへ弾き返しさよなら勝ちを決めた

 

残念無念

 

 

3年生はすべての部活動をこの日で終わることになる

 

 

私も時間休をもらって応援に駆けつけたが

正直、4点先行されては厳しいのではないかと思っていた

 

それが終盤で粘り、同点まで追いついたのは立派

いったんは宍道に流れを引き戻したかに見えたが

痛烈な打球が野手の正面を突くなど運もなかった

 

昨年と同じ鹿島深田野球場

悔し涙で立ち上がることができない選手たち

 

3年生は最後のミーティング

監督は・・・

「持ち味である打力で4点追いついたおまえたちはすごかった」

・・・と選手たちを称えた

 

今年の3年生は少しおとなしいところもあったが

キャプテンを中心にまとまりよく

チームワークは最高だった

 

スポ少時代には「へたくそ」呼ばわりされた年代ではあったが

早いカウントからフルスイングで攻めていくバッティングは

宍道の近年にはない破壊力があったと思う

 

厳しい練習にもよく耐えてめきめき上達し

今日の試合でもノーエラーで2年生エースを盛り立てた

 

この光景を見るといつも思う

 

「悔し涙の量ほど人は成長する」

 

この経験を哨僉璽札鵐疲に生かしてほしい

 

「次はいけよ」・・・キャプテンは悔しさを搾り出すように後輩に伝えた

そして後輩たちは先輩たちの思いを次に繋げていってほしい

 

県大会はホント・・・遠い

 

監督も日焼けした顔をくしゃくしゃにして泣いた

私も「ありがとうございます」とお礼を言おうとしたが

言葉にならずに頭だけ下げた

 

これほどに選手と一緒になって悔し涙を流してくれる監督が・・・私は好きだ

それは、ともにグランドで流した汗の量ほど流れたに違いない

 

負けは負けだが

ココまでのプロセスは満点・・・素晴らしかった

ありがとうございました

 

次ぎ立ち上がるには

いくらかばかりの時が必要だろうが

 

今後ともよろしくお願いします

 

 

 

(試合中の画像などは
          途中興奮して操作ミスし
                 消去してしまいました・・・
                           娘に叱られるわー)