ドクロのストラップ・・・家族の絆の証しに?

2012年03月09日

島根県公立高校の入試が昨日終了して

中学3年生たちも卒業式を待つだけとなりました

早い学校では

明日にも卒業式が挙行されるところがあるようです

 

わが家も下の娘が中学を卒業しますので

これで義務教育のPTAってやつですかー

私たちも卒業です

 

地域の子供会からも

親子ともども卒業です

お世話になりました

 

3人の子どもたちは

それぞれにスポーツ系の部活動をやってきたわけですが

 

親としても

中学までの係わり方と

 

高校からの係わり方には

少し違うところがあるものだと考えています

 

この地域では

中学生までは選択肢がほとんどなく

住んでいる町の中学校で取り組むことになります

基本的なことや

ここだけは譲れないといったようなことは

ある程度は親も目を光らせていなくてはなりません

 

しかし、高校ともなれば

子どもの成績とも相談ですが

自分が進みたい学校

自分が取り組んでみたい部活

指導方針がよい学校や指導者を

自分で選べるわけですから

 

いったん決めたからには

それを信じて任せることが大切だと思っています

 

任せるからといっても

最後に子どもを守ってやれるのは

親でしかないわけですから

無関心でいい訳ではないですが

子どもも成長していますから

少し距離を置いて係わることとしています

 

最近はほとんどの親さんが

自らが競技スポーツの経験がない方も多いので

 

私たちコテコテの経験者は

むしろ少数派で

疎ましく思われていたかもしれませんねー

 

先日、息子の高校で

保護者会とOB会の合同懇親会があったんですが

年代は違えどOBさん方と意気投合しちゃいましてねー

話は尽きませんで・・・楽しい会でした

 

 

さて、今春から県外の高校へ進むことになっている末娘が

突然、私が作っている「G1タルカゴ ドクロ」を見て

 

「これってもっと小さいのはないのー」

「ストラップにして付けたらみんなにウケルかなー」

などといってきました

 

ははーあん

向こうで寂しくなったら

ドクロを見て

お父さんを思い出そうというのだな・・・

・・・と私は勝手に思ってすぐに承諾

 

ちょうど小さな材料があったので

すぐに製作に取り掛かります

 

最初は

どうせストラップだから

同じような形と色に仕上がっていればいいわなー

・・・と軽い気持ちで取り掛かったのですが

 

やっているとですねー

「やっぱいい加減なもんは作られんわー」・・・と

こだわるんですよねー

 

作るからには

実際の釣りにも使えて

機能も性能も同じものでなくてはならない・・・なーんてねー

 

それで完成したのがこれですよ

 

風呂場で一緒に入浴してみて

「こらー完璧だわー」

1号クラスの竿でグレ釣りに最高じゃん

 

娘曰く

「私は、これと、これと、これ、3個はいるなー」

「それから、これは家族しか付けちゃいけんけんねー」

やっぱり

このドクロを家族の絆の証しにと思っとるでー・・・こいつ

などと・・・またまた私の勝手な想像がはたらきますが

そう思っている方が幸せというものです

 

それでもですねー

やっぱり釣り師としては

これをただのストラップにしてしまうのは惜しいと・・・

 

おいおい、やっぱり

これと、これと、これは・・・やれんわー

実際の釣りに使うけん

 


「ええー・・・それじゃー家族全員が付けられんじゃん」

息子
「う・うーん・・・オレはどっちでもいいけど」

長女
「私は遠慮しときます」


「はずかしいですけど」

・・・かー・・・家族の絆とやらはどこへ・・・

 

それでも娘は

携帯のストラップとして

付けてくれています

 

うれしいなー