「高校には自分で通学させてください」

2010年03月28日

今年から高校進学する息子の

入学説明会があって本人と母が向かった

 

帰ってきて家内がこんな話をするのである

 

学校側のお願いとして

「子どもさんには自分の力で高校へ登下校させてください」

「病気や怪我など特別なことがない限りは自家用車の送り迎えはしないでください」

「やむを得ず送った場合でも校門横付けはしないで、敷地内までは自分でこさせてください」

 

「おっしゃるとおり!」

当たり前のことではあるが

私は思わずうれしくなった

 

「いいこといわいのー」

「ここの高校でよかったなー」

 

「ほんと、どこぞの高校にも聞かせてやりたいわー」

 

同じ公立高校でも

おられる先生方の方針でここまでも違うものか

地域性もあるのだろうけど

長女が通っている高校や保護者にも聞かせてやりたいくらいだ

 

そして、説明会にガムをくちゃくちゃやりながら聞いていた保護者にも注意があったそうだ

「親がそうであれば、子どももおのずとそうなります」

モンスターペアレントなど保護者の理不尽な要求や苦情が多い

昨今の学校を取り巻く環境ではあるが

 

この学校の教諭の毅然とした対応は・・・・大拍手である

 

息子はこの4月から約13キロの距離を自転車で通学するという

野球を始めたときから自分で立てた目標でもある

  

「高校野球を3年間、最後までやりぬく」

 

この目標達成のために

私もできる限りの支援をしてやりたいと思っているが

 

安易に車で送迎などはしない

 

野球を野球だけやっていればうまくなる、強くなると勘違いしている者も多いが

「どう取り組むか」

取り組む姿勢とその過程が大切だ

 

もちろん

息子には目標達成に向けてがんばってほしい