息子が所属する中学校野球部が今週から新チームでスタートした

昨日の練習時間は「グランドの草取り」

今朝からは早朝練習に出かけたが
カマを持参して出て行った
早朝から草刈だという

私はこの方針に大賛成だ

昨年も総体終了後の1週間は草取りやグランド整備だった
今年はどうするのだろうと思っていたが
よい取り組みだと思う

さて、子どもたちの様子が気になるところだ

この取り組みを理解して自らが取り組めるかどうかだ

いわれるからやる
監督が見ているところだけ要領よくやればいい
ぶつぶつ文句をいいながらやる

これでは同じ取り組みも台無しだ

この子たちはどうだろうか

それは1年後にちゃんと結果となって
出てくることだろう

 

小学生のスポ少を見ていてもいつも思う

子どもは野球だけ

親がグランド整備や用具の運搬をやっている光景が目に付く

やってもらって当たり前という勘違いをしてしまう

親も出たからには何かやってやらないとと思って
グランド整備に一生懸命になる

少しでも子どもに練習させて
うまくなってもらおうという気持ちも分かるが

私は練習時間を早く切り上げてでも
子どもにグランド整備、用具の片付けをやらせるべきだと思う

親はもっと他の役割があるはずで
子どもが成長していくための機会を
親や大人が奪っていることに気がつかなければならない

娘が玉湯ジャイアンツに移籍したのも
そのへんにあるのだ
もちろん本人の意思を尊重してのことだが

玉湯ジャイアンツは
子どもの人数が少ないので
グランド整備などは親も補助はするが
メインは子どもだ

用具はどんなに重そうにしていても
親は用具に手も触れさせてもらえない

会場設営や大会などの運営もできる限り子どもがやる

それも指導者の指示ではなく
ほとんどがキャプテンなど上級生が中心となって
自主的にできるようになっているのだ

これは中学にも引き継がれる
下積みの経験がある子どもたちは
精神的にも強く
厳しい練習にも耐えられる
ピンチもチャンスに変えられるだけの力が沸いてくるのだ

なんといってもあいさつが一番だ

メンバーはもちろん
中学野球部員たちも
私の目立つ車を見つけると
遠くからでも車に向かってあいさつしてくれる

これはいわれたからやる姿ではない

この当たり前のことが
自然にできるところがすばらしい

スポ少や部活・・・

この活動の基本というか入り口はそこにあると思う

そしてその取り組みが結果となってついてくる