2日は松江市中学野球選手権大会があった

息子の大知も3年生になり

最後のシーズンだ

去年までは娘のスポ少に
付きっ切りだったが

娘も兄を追って宍道中学野球部に入部

みんなで応援に行った

会場は玉湯球場

1回戦の相手は美保関

初回に3点を先制して
さっそくランナー2,3塁で大知にまわってきた

打球はライト前にころがったが
ライトゴロでチェンジ

「足が遅いのー、お前(母)に似たんだでー」

2打席目は四球
3打席目はセンター前へヒット

「久しぶりにクリーンヒットを見たのー」

4打席目は三塁線をやぶって三塁打

ここのところだいぶんフォームがよくなってきていただけに・・・
「あとは気持ちだでー」
「気持ちまでは教えてやられんぞー」

今日は早いカウントから積極的にバットが振れた

「よかったがやー」

試合の結果は6-0の勝利

エースの由成は

な・なんと7回完全試合

もしやとは思っていたが
「おい、この試合セット投球の場面あったかー」

他の保護者とそんな話に・・・

「やっぱりだれも塁に出てないわー」

「すごい」

 

 

続けて2回戦の相手は
湖東中をやぶって上がってきた松江三中

さーこの試合に勝てば
中学総体の
県予選のシード権が得られる

まずはこの試合に勝ってベスト4になることが目標なのだ

前の試合で好投したエース由成・・・ 連投

ストレート、変化球ともに抜群の制球力があり
安心して見ていられる

今日はバックも堅実な守備を見せている

「さーがんばれよー」

応援保護者も
新入生部員たちも
応援に熱が入る

相手投手もなかなか調子がいい

高めの速球に
各バッターはやや押されぎみだ

由成も連投を感じさせない粘りの投球で
無失点で踏ん張る

中盤にお互いにランナーを出すが
バント失敗などもあって
最後の一本が出ない

両チームともに三塁までランナーを進めることが出来ないまま
最終回を終了

大会規定で
特別延長戦

ノーアウト満塁からの攻防で勝敗を決めるルールだ

どちらも7番バッターからの攻撃

 

まずは宍道が先行

「うちの大知からだがねー」

母はもう「どげすーだー」状態

初球を積極的に打っていったー


「やったぬけたー」

ゴロの打球はコースがよく

前進守備の三遊間を抜けていったー

「やった!まず1点だー」

珍しく大知も塁上でガッツポーズ

このあと1点加点して相手の攻撃へ

 

そして相手の先頭打者は
宍道の攻撃とは対照的にスクイズで来たー

これをフィールディングのいい
投手由成がグラブトスでまずホームアウト

そして捕手 友章の好判断で
三塁ランナーを三本間で挟んでダブルプレーに

後続を断って
満塁から・・なんと0点に抑えた

後輩たちも大喜び

「先輩すごーい」

「ややー、大ちゃん・・・打たいたねー」

 

さー明日は準決勝・決勝が松江市営球場である

相手は鹿島中学と決まっている

 

隣の球場では
懐かしい玉ジャンの子どもたちが練習に励んでいた

4月には新入団員も入ってきて
すっかりにぎやかになった

「おまえたちもがんばれよー」

「またお邪魔しまーす」