質問:ヒラマサのエサの食べ方について

2015年09月16日

ヒラマサのエサの食べ方に関する
質問をいただきました

ありがとういございます

難しい質問ですが
非常に興味深いテーマでもあります

まず最初にお断りしておかないといけませんが
わたしはこのことについての研究や実験をして
データーを分析するなど
裏付けに基づいて述べるわけではないということです

釣り人としての経験などから
感覚的に
こうではないかなーという
憶測にすぎませんから

その程度の内容だということで
参考程度にとどめておいて
いただきたいと思います


さて
海釣りにおいて
エサ釣りにしろ
ルアーなど疑似餌釣りにしろ

魚が空腹で
エサを食べて腹を満たす
という基本的な本能を利用して
釣るわけなんですが

これは
マキエで魚を寄せて
他の仲間との競争心をあおったり
匂いなどで食い気そのものをあおったりして
サシエサを食わす努力をしますね

特に磯釣りの
上物釣りにおいては
マキエとサシエサとの同調が
基本中の基本といったところです

ちょっと横道にそれますけども
フカセがいいか
タルカゴがいいか
底カゴがいいか

どれがよく釣れるのか

こういったテーマも
自然条件に応じてではありますけども

いかに効果的にコマセをして
いかにコマセとサシエサを同調させるか
または同調している時間を長くするか
この基本中の基本に
結局は行ぅ瓠璽肇諷くのです


本題に戻しますけども
ヒラマサ釣りにおいて
この魚が空腹を満たすための「食い気」とは別に

もう一つ食い気とは別の本能を利用して
サシエサを食わすイメージを持っています

いわゆる「補殺」というやつです
これは自然界の動物はすべてに言えることなのですが

動くものに反応して補殺するという本能を持っています

獲物を狩って食べるというほかに
外敵から自分の身を守るという行為なのでしょうか

満腹時であっても
自分の目の前の動くものに
とっさに反応してくるのだと考えています


ですから
エサ取りが全くいなく
ヒラマサの気配を感じるのに
サシエサを喰ってこないと感じたら
とにかくサシエサにアクションを与えて
エビがヒラマサの鼻先をヒュー、ヒューと
逃げ回る様子をイメージして
ラインを引っ張ったり
竿をあおったりして
サシエサを動かしてやります

この誘い?で
ヒットしてくることが意外と多いですねー

食い気で食ったのか
補殺で食ったのか
その両方なのか

本当のところは
魚に聞いてみないとわかりませんけどね

試してみる価値はありますよ