質問:フカセから底カゴへの変更は

2011年09月22日

隠岐の磯でのフカセ夜釣り

底カゴ仕掛けに切り替えるタイミングは・・・・

 

このような内容の質問をいただきました

ありがとうございます

 

確かに迷いますよねー

私も本格的に釣りを始めたころは

仕掛けや釣り方の展開が

イメージがつかめずに

いつも迷ったり悩んだりしたものでした

 

一番の近道は

身近な師匠をもって

とにかく師匠と一緒に釣りに行くことです

そして、とにかく師匠の釣りを見ることです

 

自然相手の釣りのことですから

二度と同じ状況というのはないわけですので

 

勘といいましょうか

インスピレーションが

釣りには大切だと私は思っています

 

何か気配を感じるような

日々の取り組みや

勘を生活の中でいつも働かせるように

意識もしています

 

そして、感じたときに

すぐに行動に移せること

釣りはこまめさが大切だということです

 

ひらめいたらすぐにやってみる

これが大切なのです

 

さて、前置きが長くなりましたが

 

具体的にはどうでしょうか

 

ウキを使った上物釣りの基本は

コマセとサシエサとの同調です

 

何の釣りにしても

このことが基本中の基本です

 

私が釣り方を変更する目安は

自然条件などにより

コマセとサシエサとの同調が

現在使っているタックルや釣り方では困難になった場合などです

 

それともう一つ

魚の目先を変えてやるために

 

仕掛けや釣り方を変えて

同調のパターンを変えてやることです

 

自然相手のこと

釣りながら水中モニターを覗いているわけでもないので

 

イメージと現実とでは

食い違いやズレは往々にして起こりうることです

 

このズレを

手を変え品を変えして

徐々に差を詰めていくという作業が

釣りの展開だと思います

 

底カゴのメリットは

どんな自然条件でも

どんな流し方をしていても

 

底カゴのコマセとサシエサが一定範囲内に

常にキープされているということです

 

特に潮が早い

風が強い

棚が深い

などの状況では

 

比較的容易に

コマセ(底カゴ)の近くに

常にサシエサを置くことが可能なわけです

(同調となると、また少し意味が違うんですが・・・
  とりあえずは、カゴからハリスの長さの範囲内で、位置関係が安定しています)

 

私の場合は

投入、着水時に底カゴから極力コマセがこぼれないような構造の

底カゴを使用しています

市販のワカナカゴという

横からふたができるタイプを好んで使っています

 

常に底カゴの中のコマセを見せながら流し込むといったイメージです

カゴの一部を切って

棚が取れてからコマセがこぼれやすいように

若干改良したものも使っています

 

 

こういう理由から

初心者でも

比較的簡単にマダイが釣れてしまうのは

 

仕掛けのセッティングと棚取りが確実にできていて

トラブルなく投入できていれば

後は、待っていれば

ヒットする可能性は大きいのです

 

だからといって

いつもよく釣れる仕掛け・釣り方というと

誤解も招きそうですね・・・・

 

釣りはまた、そういうものでもないんですよねー

奥深さもあり・・・ここが魅力でもありますね

 

答えにならなかったかなー

結局自然相手のことですから

 

言葉や文書でお伝えしにくいことなのかもしれません

 

キモは

たくさん釣りに行くこと

よくつれる場所(たくさん魚がいる場所)に行くこと

身近に経験豊富な師匠を見つけること

勘を常に養っておくこと

こまめに動くこと

思いついたらすぐに行動に移せること

結果を記録して次のイメージをしておくこと

イメージしてきたことを釣り場で実践してみること

 

釣りがうまくなるヒントは

実は日々の生活にたくさん隠されています

 

日々の生活の取り組みが

釣りをうまくしていくんです

 

その逆で

釣りがうまくなると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事もうまくいく・・・・?

 

 

 

かどうかは分かりません

 

でも通ずるものはたくさんありますね

 

釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいには

なかなかいきませんけどね・・・・

 

 

さて、台風一過

サラリーマン諸氏は

明日からまた三連休ですね

 

台風被害などにあわれた方々は

大変な週末になるでしょうが

まずは身の安全と

一日も早い通常生活に戻られることを

願っております