ドラッグの調整、設定について

2019年11月01日

11月になりました
今日もいい天気です

暖かいですねー
今年は高温多湿でしょうかねー
干し柿がうまくできなくて悩んでいます

これまでのものは全てカビだらけになって
ダメになってしまいました

タイミングを見計らって
もう一度チャレンジしてみたいと思っています


さて、またまた質問がきましたよー
さすがシーズンですねー
いい感じです

(ほぼ原文のまま)

「ブログの記事の中に「あらかじめ設定しておいたドラッグが・・・」と過去に何回かあったように記憶しています。どのような方法で釣行前に調整しておられるのでしょうか?
シーズン真っ只中のヒラマサ釣りにおいては特に重要であると思っているところです。
当然、竿の号数、道糸、ハリス、狙う魚のアベレージサイズ等々によって変わってくるとは思いますが。」

という質問です

最近もヒラマサ釣りにおいての
ハリスの号数ややり取りについての質問がありましたね

それだけみなさんも
手こずっておられるということでしょうか

そうです
ヒラマサはかなり手強いターゲットなのですねー

わたしも何年やっていても
毎シーズン手こずっています

これは釣りを続ける限り
永遠に続くことですねー

元気でいつまでもこれが続けられることを
願うばかりです

もっともっと釣りに行きたいと
思っていますけどもねー

さて、回答です
毎度ですが
あくまでもわたしなりの考え方です

最近では
2019年8月29日のエントリーを参考にしてください
そのエントリーにさらに過去の記事もリンクしているので
参考になると思います

その上で
今回の回答ですが

ドラッグの設定は
あくまでも適当です
「いいかげん」が大切です

意地悪な回答になってしまって
申し訳ないのですが

経験と実践の中で
各釣り人が設定していくしかないものなのです

昔ですねー
リールのリアに数字が入ったダイヤル式のドラッグ調整の
つまみがありました

「リアドラッグ」というやつです

ドラッグの強さを数字で表すものでしたが
これはあくまでも目安でしかなく
精度もそれほど高いものではなくて
すぐに姿を消しましたね

そうです
ドラッグの強さを客観的に数字で表せるような
機能でもあればよいのですがねー

わたしが今使っている
スプールを締め込んだり緩めたりの
フロントドラッグ式は
リールの性能やメンテ、コンディション次第で
かなり実践での能力も変わってくるものです

最初のずべり出しはキツくても
ひと度ラインが出だすとゆるゆるになってしまって
ついつい想定よりもラインを出し過ぎたりします

かなり高性能なドラッグ機能を持ったリールでも
メンテとコンディション維持にも
常に神経を尖らせておく必要がありそうですね

わたしがやっている手順や考え方は
1、竿の調子と総合的なパワー
2、使用する道糸、ハリスの号数
まずはこの設定によるところの
狙う魚の最大級を想定してセットしています

ドラッグ設定は
当日、現場で設定しますが

微調整は常にやっています
瀬の状況とか
流す距離や位置
磯の立ち位置などなど

ちょくちょくラインを引っ張ってみて
ドラッグの強さを確認し
こまめに調整しています

極端なことを言えば
1投毎に微調整しているときもあります

一旦決めたらそれで終日通すということはありません
やや緩めに設定しておいて
やり取りの途中に締め直すことも
結構ありますねー

微妙なところは
わたしの中でもしょっちゅう変わるんです
だからいいかげんだし
適当なもんなんです

よい言い方をすれば
「感覚的」な要素が強いのです

いつまで経っても
どれだけ数をやっても
「これ」って決まらないのが
ドラッグ調整(設定)です

つまり
結局は感覚でしかないわけですから

その都度、その都度の設定であって
数値などで表示できないわけです

2度とまったく同じ設定はないわけです

というか
毎回まったく同じ設定は難しいのです

だいたいこんな感じでやってみるかなー
って感じですかねー

そういう中にも
今シーズンは8号以上のハリスの場合に
かなり強目に設定しています

イメージとしては
今までよりも強引に
一気に引き寄せて勝負をかけたいと考えてのことです

手元でラインをスプールから引っ張って
ズルズルーとラインが出る強さ加減で
判断するのですが

手が濡れたりしていると
ラインを容易に引き出すことができないほどの
結構な強さです

取れるイメージは出来ているんですけどもねー
肝心のデカマサが食いついてくれないので
試すことができずにいます

もうひとつ大切なことは
使う竿をどれだけ使いこなしているかということ
竿もいろいろな調子やパワーがありますから
これもドラッグ設定には強く関係していることは
言うまでもありませんね

ヒラマサ釣りにおいては
あれやこれやと
いろいろな竿を使うのではなくて

「これ」っと言う竿を
とことん使いこなしていくことも
大切だと思います

わたしの場合は
今のところ
島根半島の磯から80センチクラスのヒラマサを仕留めるのに
がま磯 我夢者 3号、4号を使用していますが
調子やパワーは申し分ないのです

それでも
釣り人とは限りなく欲深いものでして

さらに軽く
さらに手返しが早くなるように
そしてどんなシチュエーションおいても
ライントラブルなどがないこと

タルカゴの投入がスムーズで
遠投性、コントロール性がさらに向上するもの

いわばタルカゴ専用ロッドの開発が
わたしの夢でもあるわけでして

哨僉璽札鵐疲、形あるものになれば
最高なんですがねー

こういった夢も追いかける
釣りとは楽しいものですねー