竹下ウキに書いてある数字について

2021年01月22日

フェイスブックを閲覧していると
少し昔の竹下ウキの画像が目にとまりました

これは珍しい
この頃のウキを大切に使っておられる方も
あるのだなーと読み進めていると

「この画像にある表示はどういう意味ですか?」と
問いかける内容になっていたので
次のようにお答えさせていただきました



「この画像を拝見するにあたり、竹下氏が手作りウキを販売されるようになった初期の頃のものだと推測できます。当時のこの数字は、作り手と使い手との約束ごとのようなものでして、浮力というよりも、真水で浮かべたときのトップの出具合を表示したものです。3、5というのはほぼほぼトップが水面から出るかでないか。3、0というのはトップが数ミリ出た状態、2、5はトップ部分の3分の1程度、2、0はトップの2分の1程度といった具合で、あくまでも釣人が注文するときの残存浮力の目安のようなものだったと認識しています。そしてたまたま仕上がったときの浮力がその中間で竹下氏の中で3、2だったり、2、7だったりした場合にそういったレア的な表示になる場合がありました。直径表示の場合はカンマを入れずに30とか32とかミリ単位の表示となっており、これらの太径のものは比較的最近のものだと思います。最近と言っても10年くらいになりましょうか?実際に画像のものの直径を計ってみられると明確になると思います。30ミリまではないと思います。最初にお答えした表示も当時は「程度」というもので細かなものではないんです。浮力表示が曖昧なのも竹下ウキの特徴とも言えますが、私などはこれを本当の手作りの良さともとらえており、釣人が使い込んでいくなかで浮力を確認し、釣果に繋げていく楽しみがあるものです。今は手に入らない貴重なウキですから、大切にしながらもどんどん使い込んでいただきたい逸品だと思います。」

ちなみに上の「13」というのは全長の長さ(cm)を
表示したものです

わたしも竹下ウキと出会って約30年が経ちますが
年代年代でそのフォルムやカラーリングなどが微妙に違います

それぞれに特徴があり
手作りならではの味わい深いものがありますねー

画像のものは非常に貴重なものです


次の画像は
渡船でもお世話になっている
美保関の福間館さんの限定品



普段から季節の海鮮ちらし弁当などを
松江市内で10個以上は配達してくださるんです

この限定ちらし
美味しそうでしょー

今から楽しみです

すでに限定200個完売
わたしは滑り込みセーフでしたー