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MFG中国チヌ釣り大会2008年03月31日本日最大級を仕留めて、釣りマナー振興券もゲット・・・ごっつあんです。
3月30日、MFG(マルキューを励ます会)中国地区チヌ釣り大会が
広島市、宮島・阿多田島であり参加した。6時30分・・・50数名が3船に分かれて各ポイントへ向かった。
私は阿多田島の西に位置する「沖のトウロウ」
ここはハナレの独立瀬で見るからに一級磯だ。
以前はG杯チヌ予選でよく訪れていたのだが
今回の釣行は久しぶり・・・周辺には渡礁したことがあるポイントばかりだが
ここは初めてだ。
聞いてみると、大潮時は満潮時に水没してしまうほどの低い瀬で
今回のように潮が小さいときしか渡礁できないそうだ。
だから磯付けも慎重に・・・
一人が先に降りてホースヘッドを引っ張っておいて荷物を降ろした。さて、磯の周りを見渡すと周辺は藻だらけ底瀬だらけ
いったいどこを釣るのだろう。
山陰では足下からドンブカなポイントが多いだけに見当も付かない。とりあえずは、船付け方向が一番深いだろうと読んで釣り始めた。
どうやら南から南西方向の一角だけが釣れそうな雰囲気だ。最初は竿1本分のハリスに遊動1ヒロで遠投してみるが
潮は手前に突っ込んでくるし、風でも若干仕掛けが戻されるし
結局仕掛けは藻に引っかかるし・・・うまくいかない。いろいろやってみるが、たまにフグやメバルらしき魚がサシエサをかじる程度で
アタリらしいアタリもなく時間だけが過ぎた。
下げの潮が残っているので、満ちの潮に変わってからの変化を期待して
手返しを続けた。このときウキ下は2ヒロジャスト。
風で仕掛けが流されるのをロックする目的で
3Bの竹下ウキにウキから1ヒロ以内にガン玉Bを2段打ちにして藻の上を
キープして流し込めるようにイメージした。満ちの潮に変わったのか
それまで突っ込んできていた潮の流れがわずかだが南に流れ始めた。
手前に仕掛けが戻ってこなくなったという表現が適切だろうか。するとウキを押さえ込むようなアタリだ。
しかし道糸を走らすほどの食い込みはないので、
痺れを切らしてこちらから一気に竿を立てた。本日最大級のチヌをゲットー・・・45cm、1.86k藻に引っかかったような手応えから
グググーっとさらに竿先を絞り込んだ。「本命のチヌだ!」
藻に突っ込まれないように
竿の角度を保ってしっかりリールを巻き込むと
40センチ級のチヌが波打ち際に跳ねた。「ほー、ボウズはまぬがれたなー」
すると一緒に上がっていた弘本さんにもアタリが来た
これも40センチのきれいなチヌだ。早朝7時前から釣り始めてやっと11時ごろの釣果だけに
弘本さんと二人顔を見合わせて「ボウズじゃなくてよかったねー」と喜んだ。弘本さんの竿さばき・・・海藻をうまく交わして本命ゲットその後私は3尾のチヌを追加して合計4尾の釣果で納竿した。
傑作だったのは
私の道糸に弘本さんのウキが絡まってしまって
それをほどくのに少々手間取った。
やっとの思いでほどいて、さてウキに目をやると浮いてこない
道糸を引っ張ったので海藻にでも引っかかったのかと竿を起こすと
グイー、グイーといままでにない強烈な締め込み「ありゃーこりゃー来とるわー」
なんとこれが絶妙の誘いになって
本日参加者の中でも最大級のチヌとなってしまった。表彰で4尾の釣果ながら3位に入賞するし
本日最大級のチヌということで「釣りマナー振興券」に当選するしで
このエピソードは当日は内緒にして帰りました。「これぞまぐれの1尾」
参加のみなさん、ごめんなさい!
でもこれも釣りのおもしろいところ
誰にでもチャンスがあるのだ。
規定の5尾に1尾足りず・・・私の全釣果優勝の岩成氏(中央)準優勝の下久保氏(右)3位の私(左)上位の顔ぶれはさすがだ。
優勝の岩成さんは中国を代表するチヌ釣りトーナメンターだ。
マルキューカップチヌ釣り選手権全国3位に入賞した実力の持ち主だ。
他にも全国大会出場の実績多数である。準優勝の下久保さんは、これまたミスタートーナメンターと称しても過言ではない実績の持ち主。
今ではトーナメントを引退され、後進の指導にあたっておられるが、
G杯チヌ、グレをはじめ数々のトーナメントの上位入賞の常連であり、
この道を志す者に知らない者はいないだろう。この二人は、私がまぐれで良型を仕留めて規定の5尾に1尾足らずして3位に食い込んだ
内容とは雲泥の差で、数も8尾釣ってその中から良型を選び抜いての堂々入賞。他にも10尾を越す釣果を上げた参加者もあり、阿多田の西磯が良型が多く、
宮島が小型ながら数が釣れたようである。大会終了後は、大知昭名人によるアドバイスや
マルキュー四国営業所の上田さんから新製品「白チヌSP」の紹介があった。私の今回の配合は
「白チヌ1袋、オカラだんご1袋、オキアミ生3k」×2セット。
山陰の海と違って比較的水深が浅く、藻の上を釣ることをイメージした配合だ。
そして超遠投できること・・・これも必須である。
白チヌは水加減で比重をコントロールできるところがよい。
当日は一日中雨が降ったので、雨水でコマセが緩むことも想定して
最初から水は少なめ。
パサパサ状態にしておいて投入時に微調整するように心がけた。
特に藻の上にチヌを誘き出し、警戒心を薄めるには
着水後に瞬時に広がって白い煙幕を作りながら沈んでいくこの配合がよかったと思う。サシエサは・・・「くわせオキアミスペシャルL」と「くわせオキアミスーパーハードL」を使用した。
下久保氏は練りエサでも釣果があったという。この日の私のタックル
ロッド:がま磯 アテンダー1号-53
リール:リョービメタロイヤルVS1500ZM
道糸:東レ銀鱗スーパーストロングNEO 1.5号
ハリス:東レトヨフロンスーパーL・EX1.5号
ハリ:ひねくれチヌ3号ストレート
ウキ:竹下ウキ 14センチ3B
ガン玉:B×2この日のエサ 7:00~14:00
【コマセ】
マルキュー
白チヌ×2
オカラだんご×2
オキアミ生3キロ×2
【サシエ】
くわせオキアミスペシャルL
くわせオキアミスーパーハードL
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