鮎釣師にはなんともショッキングな記事が流れた

西日本有数の大鮎のメッカで知られる江の川美郷町(旧大和村)で
このほど鮎の大量死が確認されたという

この死骸からは昨年上流部の広島県流域で検出されていた病原菌と同じものが検出され
関係者に衝撃を与えた

昨年の江の川は、7月中旬の梅雨明けごろまでは絶好調だった

鮎の成育も数も申し分なく
7月上旬には20センチを超える良型そろいの鮎を
三桁を釣り上げる名人もいたほどだった

それが夏の高水温時にばったり鮎の姿が消え
江の川の鮎釣が最も本番を迎える9月には

例年のような30cm近い大鮎の引きが味わえないまま
さびしく、また無念のシーズンを終えていた

「また今年もダメなのか」・・・そんな衝撃的な記事だ

釣味もさることながら
食べては若鮎が好きだという人もあるが
私は9月の抱卵した鮎が最も好きだ

江の川の鮎は体高があり9月には28センチ級で300グラム近くにもなる
市場に出る鮎の3倍の大きさだ

脂がのっていて
特にメスの鮎は卵があって最高の味わいだ

この鮎で飯を炊いても最高だ

毎年この鮎を楽しみにしている職場の同僚や友人たち・・・
今年こそは・・・・と話していただけに

このままでは厳しい予感・・・

そして、今年はまだ2回しか鮎釣りに行っていない

入漁鑑札の年券の元が取れるだろうか・・・・