-
巨鯉伝説2008年10月27日
25日土曜日
とうとうリベンジを果たした先週も子どもたちと宍道湖へ出かけたが
なんと巨鯉らしき大きなアタリがあり
竿がリールごともって行かれてしまったもー、私の性格からリベンジしなくては治まらない
こうなったら海がヒラマサ、マダイで好調でも
これをとことんまでやらなくては次に進めないのだこの日は高校時代の野球部の後輩も釣りに来るというので
よーし・・・じっくり腰をすえてやろうと、気合も入った前日の深夜から釣りだして夜を明かしたが
巨鯉らしきアタリはまったくなしたまにボラやウグイがつつく程度だ
早朝に本命の鯉が来たが
40センチの子鯉昼過ぎになると
その小さなアタリすらなくなった「先週、竿を持っていかれたので
もう、鯉が恐れて近寄らんじゃないのー」「何度もバラシたけんもうだめだわー」
などとぼやきの連発だ・・・
午後3時
捨て竿にと思ってすぐ近くに投げ込んでいた
古ーい、古ーい竿にアタリがきたーグー、グー、ググー・・・
糸をたるませることなく一気に穂先を絞り込んだ「おい、こら本命だわー・・・」
アワセた瞬間はなんだか根掛でもしたようだ
まったく動かないこっちもリールが巻けない・・・
お互いにどう出るのか
にらみ合いの間がひと時あったするとじわじわと動き出した
こりゃーでかいぞー
さーそろそろ寄せるぞー
タモ入れ一発でたのむぞー
「はいはい、まかしといてくださいよー先輩」
うおー・・・こらーまだだわー
こら本当にでかいでー
さすがに長年生きてきた巨鯉ともなると
近くに寄ってきてからがすごいなかなか姿を見せないし
タモや人の気配を感じてか
最後の力を振り絞って潜ろうとするリールのドラッグがジージーと悲鳴をあげながら
せっかく寄せたラインを引きずり出していく1度ならずも、2度、3度と同じように引いては出され、引いては出されを繰り返した
そしてついにそのときが「きたーあ」
よーし・・・そろそろいこうかー
先日も深夜に一人でやっていて10キロクラスを
タモ入れ寸前でハリはずれしてバラしているので
ここはゆっくりと慎重に・・・・今日は助っ人の後輩がいるから安心だ
おっと、タモを見てまた反転した・・・
やばい、やばい・・・・
よし、いまだ・・・やったー
とったどー!
タモ入れも一発で決まった
後輩は、甲子園であの水野がいた池田高校と渡り合ったベスト8エース
歳はとっても感と身のこなしはさすが・・・とったわいいけど、こりゃーでかくて一人で持ち上がらんわー
よっしゃー・・・まっとれよー
うわー・・・こらでかいでー
ひょっとしたら記録もんかもしれんぞー
やー・・・ほんとだわー
来たねー
よっしゃー、いいもんがあったわー
これで測ってみよう・・・
ありゃりゃ・・・メーターあるでー
うあー、メーターオーバーだー・・・やったでー
正確な長さがこれじゃー測れんがなー
「うおー・・・すごいねー」・・・娘の也弥よりもでかく見える
町内の釣具店コバシヤの店長が駆けつけてくれて計量・・・・
なんと105.5センチ、18.0キロ
「目方では20キロがうちの記録ですけど、長さではこれが記録ですわー」と
店長も興奮気味「これが明日釣れていれば間違いなく優勝でしたけどねー」
(26日はコバシヤ主催の鯉釣り大会だった)巨鯉の顔
すさまじい格闘の痕が痛々しい
それでも主の風格がある面構えだ
当然・・・・自己新記録更新だが
メーターオーバーは見るのも初めてだ
今回巨鯉を釣ったタックル
5本出した竿の中でも一番古いもの
私が小学5,6年生のころに親戚のおじさんにもらったもの
そのころからずっと宍道湖で愛用してきたものだが
まさかこの竿に来るとは・・・おじさんが何年前から使っていたものかは不明だが
少なくとも私は30年以上は使っていることになる当然メーカー名はわからないが
3.6メートルのグラスロッドリールシートがゆるむのでビニールテープで補強したものだ
ガイドが破損していたので最近使っていなかったが
釣行前日に天狗堂へ行って修理をしてもらったばかりで
久しぶりの使用だった天狗堂の店主も「お前、まだこんな竿使ってんのー」と驚いていたが
情報を聞きつけて見に来た常連さんたちも一様に驚いたむしろカーボンロッドよりも粘りがあって鯉釣りには向いているかも・・・
仕掛けの投入も考えると6~7割をカーボン、3~4割をグラスにすると
理想の竿になるかも・・・鯉竿の専用ロッドは長さ、5.3メートルが主流だが
宍道湖で特に私が行く潜水道路などの堤防では4メートル前後がちょうどいい
子どもでも使いやすいが
いまはちょうどいいものがなかなか見つからないものだリールもギアが不良で海で使わなくなっていたものをセットしていたが
なんとか持ちこたえてくれた
それでも道糸には東レのSS遠征8号を巻いて大物に備えていたのがよかった針はがまかつ「鯉海津針」の20号
ハリスはよつあみウルトラダイニーマー制の巨鯉専用ハリス
オモリは円盤25号
エサはいろいろ使っては見ているが
マルキューの巨鯉が一番使いやすく効果があるように思うこれをベースにサツマイモを煮てにぎりつぶして練りこんで使う
この時期の巨鯉はサツマイモが大好物というのが
私の子どものころのイメージにあり
これが秘伝といえば秘伝・・・・今年は食わせにはマルキューのくわせコーンが抜群
ほぼ巨鯉はこの食わせ針に食いついてくる
だんごのにぎり具合が結構難しい
遠投にも耐えて
15分程度で割れてバラケて
1時間程度は固形物が針のまわりでキープされる状況をイメージするやったぜー
「こんな私たちが何不自由なく生活するすぐそこで
1メートルを超すような大きな魚が泳いでいるこの自然の豊かさに感謝しなさい」
・・・・と子どもたちにいつも話すこのことが実際の釣果で証明して見せることが出来てうれしい
そしてリベンジも
この巨鯉は現在自宅の池で活かしてあり、元気に泳いでいる
先々週釣った13.1キロ。9.7キロが小さく見えるのがすごいこの巨鯉は平田のゴビウスに寄贈することも考えている
最近の記事
- 魚瀬へ夜釣りに行ってきました (2025.05.18)
- 強風に翻弄されたゴールデンウイーク (2025.05.07)
- バタバタしていますが釣りには行っています (2025.04.23)
- 日本犬保存会・春季・岡山展 (2025.04.08)
- 質問・がま磯タルカゴスペシャルの底カゴ使用について (2025.04.08)
カテゴリー
- NEW・G1フィッシング (504)
- G1の道具箱 (5)
- Fishing質問コーナー (251)
- 釣り紀行・・・釣行紀 (281)
- 日本犬物語 (52)
- 女子野球 (164)
- 釣り情報や釣りの話題 (558)
- G1なひとりごと (493)
月別アーカイブ
- 2025年05月 (2)
- 2025年04月 (3)
- 2025年03月 (5)
- 2025年02月 (13)
- 2025年01月 (6)
- 2024年12月 (5)
- 2024年11月 (7)
- 2024年10月 (10)
- 2024年09月 (5)
- 2024年08月 (8)
- 2024年07月 (5)
- 2024年06月 (2)
- 2024年05月 (5)
- 2024年04月 (3)
- 2024年03月 (2)
- 2024年02月 (12)
- 2024年01月 (9)
- 2023年12月 (10)
- 2023年11月 (12)
- 2023年10月 (6)
- 2023年09月 (8)
- 2023年08月 (4)
- 2023年07月 (4)
- 2023年06月 (7)
- 2023年05月 (7)
- 2023年04月 (6)
- 2023年03月 (7)
- 2023年02月 (9)
- 2023年01月 (11)
- 2022年12月 (2)
- 2022年11月 (1)
- 2022年10月 (7)
- 2022年09月 (4)
- 2022年08月 (9)
- 2022年07月 (5)
- 2022年06月 (4)
- 2022年05月 (4)
- 2022年04月 (7)
- 2022年03月 (9)
- 2022年02月 (15)
- 2022年01月 (10)
- 2021年12月 (5)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (9)
- 2021年09月 (9)
- 2021年08月 (5)
- 2021年07月 (6)
- 2021年06月 (2)
- 2021年05月 (2)
- 2021年04月 (6)
- 2021年03月 (3)
- 2021年02月 (9)
- 2021年01月 (6)
- 2020年12月 (2)
- 2020年11月 (3)
- 2020年10月 (6)
- 2020年09月 (10)
- 2020年08月 (7)
- 2020年07月 (7)
- 2020年06月 (4)
- 2020年05月 (8)
- 2020年04月 (2)
- 2020年03月 (6)
- 2020年02月 (5)
- 2020年01月 (6)
- 2019年12月 (8)
- 2019年11月 (7)
- 2019年10月 (7)
- 2019年09月 (7)
- 2019年08月 (8)
- 2019年07月 (4)
- 2019年06月 (5)
- 2019年05月 (2)
- 2019年04月 (7)
- 2019年03月 (8)
- 2019年02月 (1)
- 2019年01月 (6)
- 2018年12月 (6)
- 2018年11月 (2)
- 2018年10月 (2)
- 2018年09月 (3)
- 2018年08月 (13)
- 2018年07月 (1)
- 2018年06月 (4)
- 2018年05月 (7)
- 2018年04月 (6)
- 2018年03月 (8)
- 2018年02月 (6)
- 2018年01月 (7)
- 2017年12月 (9)
- 2017年11月 (7)
- 2017年10月 (18)
- 2017年09月 (4)
- 2017年08月 (6)
- 2017年07月 (10)
- 2017年06月 (5)
- 2017年05月 (7)
- 2017年04月 (14)
- 2017年03月 (3)
- 2017年02月 (7)
- 2017年01月 (7)
- 2016年12月 (6)
- 2016年11月 (9)
- 2016年10月 (6)
- 2016年09月 (6)
- 2016年08月 (7)
- 2016年07月 (8)
- 2016年06月 (11)
- 2016年05月 (11)
- 2016年04月 (11)
- 2016年03月 (6)
- 2016年02月 (9)
- 2016年01月 (17)
- 2015年12月 (4)
- 2015年11月 (7)
- 2015年10月 (12)
- 2015年09月 (12)
- 2015年08月 (8)
- 2015年07月 (18)
- 2015年06月 (10)
- 2015年05月 (24)
- 2015年04月 (10)
- 2015年03月 (11)
- 2015年02月 (8)
- 2015年01月 (16)
- 2014年12月 (8)
- 2014年11月 (14)
- 2014年10月 (9)
- 2014年09月 (11)
- 2014年08月 (13)
- 2014年07月 (12)
- 2014年06月 (11)
- 2014年05月 (12)
- 2014年04月 (15)
- 2014年03月 (14)
- 2014年02月 (9)
- 2014年01月 (14)
- 2013年12月 (15)
- 2013年11月 (19)
- 2013年10月 (11)
- 2013年09月 (13)
- 2013年08月 (17)
- 2013年07月 (9)
- 2013年06月 (11)
- 2013年05月 (16)
- 2013年04月 (17)
- 2013年03月 (14)
- 2013年02月 (12)
- 2013年01月 (11)
- 2012年12月 (14)
- 2012年11月 (18)
- 2012年10月 (15)
- 2012年09月 (14)
- 2012年08月 (15)
- 2012年07月 (19)
- 2012年06月 (15)
- 2012年05月 (19)
- 2012年04月 (15)
- 2012年03月 (14)
- 2012年02月 (15)
- 2012年01月 (14)
- 2011年12月 (21)
- 2011年11月 (18)
- 2011年10月 (22)
- 2011年09月 (16)
- 2011年08月 (13)
- 2011年07月 (13)
- 2011年06月 (22)
- 2011年05月 (19)
- 2011年04月 (16)
- 2011年03月 (13)
- 2011年02月 (17)
- 2011年01月 (18)
- 2010年12月 (18)
- 2010年11月 (18)
- 2010年10月 (22)
- 2010年09月 (18)
- 2010年08月 (19)
- 2010年07月 (19)
- 2010年06月 (17)
- 2010年05月 (15)
- 2010年04月 (11)
- 2010年03月 (20)
- 2010年02月 (15)
- 2010年01月 (25)
- 2009年12月 (27)
- 2009年11月 (27)
- 2009年10月 (41)
- 2009年09月 (22)
- 2009年08月 (16)
- 2009年07月 (23)
- 2009年06月 (22)
- 2009年05月 (25)
- 2009年04月 (23)
- 2009年03月 (23)
- 2009年02月 (10)
- 2009年01月 (18)
- 2008年12月 (19)
- 2008年11月 (17)
- 2008年10月 (27)
- 2008年09月 (22)
- 2008年08月 (22)
- 2008年07月 (15)
- 2008年06月 (22)
- 2008年05月 (12)
- 2008年04月 (13)
- 2008年03月 (16)
- 2008年02月 (15)
- 2008年01月 (21)
- 2007年12月 (12)