サーバーのメンテナンスもあり失礼しておりました

先週末は海が時化ていたこともあり

ごろごろと過ごしておりました

 

そしてですねー

気が抜けたというか

張りつめた糸がいったん切れたとでも言いましょうか

 

今週は仕事にも追われて

家に帰っても何もする気力がなく

疲れがドッと出た感じですねー

 

体調はすこぶるいいんですが

気持ちがですねー

 

やはり気持ちの部分って大切なんですよ

 

 

さて、ここから少しずつG杯を振り返って行きたいと思います

まずは前夜祭

 

久しぶりのG杯

この雰囲気は何にも変えがたい独特のものがありますねー

私が年齢を重ねて

そして数度目の参加ということもあって

ある意味の「場慣れ」のようなものもあるかもしれませんが

 

初出場の頃は

もっと殺気立ったような選手間の雰囲気があったものです

 

最近は和気あいあいとした雰囲気の方が強い感じがしています

それでも各選手が秘めた思いというのは

それぞれにあるわけですから

 

試合となれば闘志むき出しになるものは当然のことです

 

いずれにしても

有名選手や

格上と思われる選手には

めっぽう対戦成績が良い私も

 

ここ一番という試合を取りこぼして

上位に進めなかったパターンも多く経験してきています

 

対戦相手は人間ではなく

自然であり

グレであることを肝に銘じて

自分の釣りを貫くことをイメージして挑んだ大会でもありました

(いつもそうではあるんですけどね)

 

開会にあたり

松田稔さんからは

「吋僉璽札鵐疲島、沖ノ島は昼の大グレ釣りに関しては日本一や
 渡船のシステムも船長の腕も日本一や
  確かに上位に行くには口太を釣らにゃーあかんときもあるけんど
   そこにおる最大級の尾長を狙って欲しい
    大会であってもそういう夢に挑戦して欲しい」

と参加選手たちに熱いメッセージが送られました

松田さんはG杯グレ第12回大会の覇者で

私が初出場したのがその翌年の13回大会でした

第18回だったかなー

五島で一度

直接対戦させてもらったことがあったんですが

このときはなんと松田さんから金星をあげたんですよ

自信にもなりましたし

今では良い思い出となっています

 

そして大会委員長で

GFG本部長の高園満さんからは

「和田アキコさんのような超ど級の尾長グレを狙うのか。
 AKB48の大島優子さん級のべっぴん口太グレを狙うのか」

といったユニークな例えも飛び出して

これが後の各選手のスピーチにも多用引用されて

大いに盛り上がりました

 

大会会場もG杯ならではの高知 吋僉璽札鵐疲島

最年少は25歳から

最年長は還暦級のベテランまでと

これも幅広く

いよいよこの前夜祭の翌日から

激戦の火蓋が切って落とされます

 

初日は予選リーグを4試合戦いますが

参加48選手を

6人ずつ8組に分けます

 

6人が総当たり戦ではなく

組で4人と対戦する変則リーグ戦で順位を決します

 

順位を決するのはポイント制で

次によります

 

グレを釣って勝ったら        10点
グレを釣って負けたら         2点
グレを釣って引き分けたら      5点
グレの釣果なしで引き分けたら   3点
グレの釣果なしで負けたら      0点

各選手4試合戦って対戦結果を上記のポイントの合計で競い

上位一選手のみが2日目の決勝リーグ戦に勝ちあがります

ポイント数が同点の場合は

4試合の釣ったグレの総重量で決します

この重量も同数の場合は

試合で釣ったグレの最長寸で決することとなっています

 

組の中で一人とは対戦しない選手がいますから

4勝全勝でポイントが並ぶこともあるわけですね

2勝が何人も並ぶ激戦組みもあり

引き分けたか

釣って負けたのか

ボーズで負けたのか

このへんが微妙な勝負となるわけです

 

このリーグ戦方式は

グレの場合は第16回の五島大会から採用されましたが

当時は予選リーグの組数や人数が

現在のものと少し違っていました

 

このときは飛行機で五島に入り

到着した当日に1試合やった記憶があります

 

決勝リーグが3組あって

3人で決勝戦を戦ったこともありましたね

 

この方式は後に改善され

現行とほぼ同様の形になったと記憶しています

 

このG杯の顔というと

選手よりも

ひょっとしたらがまかつ社員よりも

G杯の歴史を実際に見てきて

知る人物として

 

G杯の総合司会を一手に引き受けてくださる

三笑亭夢丸師匠さんの存在です

 

G杯すべての魚種においての顔ですけども

約30年も前の第1回からやっておられるのだと推測しますけども

少なくとも私が参加してからは

約20年間やっておられることになります

 

風のうわさでは

体調を崩しておられた時期があったともお聞きしていましたので

今回、またお会いしてごあいさつをさせてもらったときに

「小島さん復活ですね」って

覚えてもらっていたことに感激いたしました

 

夢丸師匠の名司会ぶりも

G杯にはなくてはならないものなんですねー

 

抽選の結果

私は18番

何かと8に縁のある私にとってはラッキーナンバーか

 

同組には

優勝経験のある幸森さん

昨年3位シードの上田さん

テスターの南さんと

強豪揃いの激戦組

 

それでは

いよいよ次回から

対戦の模様に入ります