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竹下ウキってどうなるの?2021年09月03日
9月に入っても天気がしゃんとしませんねー
風も吹きますし
雨もシトシトと続きます
コロナ禍もますます深刻になってきました
島根の数十人の感染は
都会地に換算すると何千人規模とも言われていますから
心配なところです
今年こそはと
G杯グレ予選にエントリーしておりましたけども
すべての予選会場と本戦も中止が決定となりました
残念ですねー
それから、それから
日本犬保存会が主催する
全国展覧会が
今年は島根県安来市で開催される予定だったんですが
地区展覧会も含めて
こちらも秋の展覧会はすべて中止の方向でしょうか
わが家の四国犬「一知号」(かずともごう)も
出場予定で鍛え上げていましたがねー
これも全国レベルでどこまでいくのか?
楽しみでしたけども残念です
ワクチンもまだ普及率が半分と言いますけども
みなさんはいかがですかー
わたしは1回目が終わって
今月中旬に2回目の予定です
ワクチンである程度収まって
さまざまな活動が再開できるようになることを祈るばかりです
さて
師匠の竹下氏がご逝去されて半月が経ちました
わたしもいろいろなことを思い出す日々が続きますけども
そういったところへ
「そーで竹下ウキはどうなるや?」
「だれかが受け継いで造らんかや?」
「お前が造るだわや」
いやいや
わたしが造ることは絶対にありません
それでは今後はどうされるのか?
それも現段階は
わたしも全く情報がありませんし
わかりません
そういいながらも
竹下ウキについては
その思い入れは半端ではないわけでして
語らないではいられないのですよー
竹下ウキの今後については
先ほどの回答が
わたしの現段階のすべてです
そうした上で
「だれかが引き継いで造るのか」
これについてはですねー
あくまでもわたしの見解ですけども
無理です
わたしの中での竹下ウキは
竹下努氏ご本人が造られたものだけなのです
外見のフォルムそのものは
ほぼほぼウリ二つのものが可能でしょう
カラーリングもそうです
しかし
この下の画像にあるように
ステンレスの芯棒をほぼ先端部まで仕込むことができるのか?
ここは竹下ウキの全体のバランスを保つ
非常に重要な部分なのです
いわゆる心臓部
行程の中でも
竹下氏が最もこだわり
最も集中して作業されたところです
ご本人が制作されたモノですら
完全手作業(何種かの電動工具などは使用)のみでこしらえる工程から
2本と同じものが存在しない
大きさ浮力などほぼ同じに見えても
どこかが微妙に違う
それが竹下ウキなのです
竹下氏以外に
この神業ともいえる芯棒を仕込む行程が
可能なのか?
ある人は言います
「そげん、人間が実際に出来たことだろう
そらーやれば出来るわやー」
確かに
確かにその通りだと思います
理屈はね
ほぼこの外観の状態まで仕上げた後に
ドリルを使って先端部まで穴を通す行程ですけども
過去にもブログでお話ししたことがありますが
わたしも1回だけ見せてもらったことがあります
1回しか見せてもらう機会がなかったと言うよりは
もう2度と見る必要もないと思いました
それだけ衝撃を受けましたし
この神業を習得されるまでの
執念と時間などを想像するとですねー
なんだろうなー
大方のことはですねー
わたしも人が成せることは努力次第で自分も可能なものだと
挑戦してみますけども
これだけは感覚的にそういう思いは全く起きなかったことを
鮮明に覚えています
要はそこなのですよ
竹下氏のお話の中にも
「この作業の時は何度もキリで手のひらを突いて、血まみれになったものだよ」
「今でもよほど体調や気持ちを整えて、集中力を高めないとできない作業なんだ」
「今でも何度も何度も失敗して材料をダメにしてしまう」
ですからね
物理的には取り組み次第で
人が成せることは誰でも可能は可能でしょう
しかし
ここに到達するまでの鍛練を
やり続けるモチベーションが誰が出来るのでしょうか
この1本のウキに
我が身をも削ることができるのか
それを何百、何千、何万と継続し続けることができるのか
それはですね
生半可な覚悟では出来ないことです
生半可な覚悟で言うべきでもないことなのです
わたしは直感的にそう思ったのです
わたし的には
「竹下ウキ」がこれからも存在し続けることを
歓迎しつつも
竹下氏ご本人以外の誰かが
仮に今後
竹下ウキとして造られることになるとするならば
名称を「竹下ウキ○○」「○○竹下ウキ」とかで
現存する竹下氏ご本人がその血と魂を注ぎ込まれた
「竹下ウキ」とは区別するべきだと願うのです
わたしなどがとやかく言うべきことでも
言う権利も何もないわけですけども
竹下氏を師に仰ぎ
竹下ウキをこよなく愛して使い続ける
ひとりの釣人としての
想いなのです
1歳2ヶ月となりました
日本犬中型としては若犬2クラスに出陳予定でしたが
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