2月11日、12日で
超超超久しぶりに隠岐島前は浜吉丸エリアへ行ってきました

くどいようですけども
ほんと久しぶりです

それだけに
いつもよりもワクワク、ドキドキですねー

天気は良好ですが
北のウネリがまだまだ残っています



寒グレの狙いどころと言えば
西ノ島の東国賀

冠島から高崎鼻の間に位置する
西ノ島の地磯まわり

一応行ってみないとわからないと言うことで
リクエストしておりましたが
このウネリでは無理ですねー

同じような思惑のグレ釣り師たちを数人残して
浜吉丸は西に進みます

高崎鼻の先端は無理でしたが
なんとか奥に入ったところから船長のOKが出たみたい

1組、2組、3組と渡していきます


わたしもせっかくここまで来てもらったので
得意?の「大島」に下ろしてもらいました

一人ではもったいないような広い島ですが
先端はウネリでまだ無理ですねー
ワンドに少し入った船着けはいい感じ
(写真上)

まずはこの船着けから釣りはじめてみます

がま磯 マスターモデル尾長2Mー53
メタロイヤルZM2000
TORAY 銀鱗アイサイト2、5号
TORAY トヨフロンスーパーLーEX3号
がまかつ 寒グレ 7号

以上のタックルでスタート

ハリスの長さは約竿1本分
遊動を矢引ほどとって
竹下ウキのB浮力くらいかなー

足元から馴染ませていくと
すぐにアタリー

グレの27ー8cmといったところでしょうか
小型ながらここはグレの魚影は濃いですねー
数釣りにはいい場所です

5ー6尾を釣り上げるもサイズアップはなし
辛うじて30アップあるかなー

そこでサイズアップを目指して
私のなかでのここでの本命ポイントへ向かいます

少し奥まったところですが
ここは先端をかすめたウネリがサラシとなって
足元にぶつかります
この泡のなかをうまく磯際に
仕掛けを馴染ませたときに
良型がヒットしてくるのです



何度も経験していますからね
パターンはつかんでいます
この日もいい感じのうねり具合

来るでー
来るでー

ほーら来たがー

水深が浅く
棚も出ているので
ハリスは2ヒロから1、5ヒロくらい
ウキ止めは2ー30cmほどにして
磯際に根掛かりしないように流すのがコツです

じわっと押さえ込んだウキを確認して
合わせてみると

おおーでかいかも
やったやったいきなり40オーバーだわーって
喜んであげてみると

ありゃー
こいつかー


その後はポツポツ30cmあるなしが釣れます
サイズアップしないので
期待して沖の潮目も探ってみますが

沖はさらに小さいですねー
コッパグレの放流サイズ

やっぱり際狙いのいつものパターンに戻して
30cmクラスを連発

干し物すると最高なので
キープしていきます

辛抱ですねー

するとー
おっととー
おととー

ひときわマスターモデルを絞り込むアタリがー
このときは2号にハリスを交換していたとはいえ
まだまだ太仕掛け

少しリールを逆転して
体制を整えて竿の胴で耐えて耐えて

やー信頼のマスターモデル2尾長M
いい相棒ですわー

今回の釣行で
唯一タモ入れキャッチしたのは
47cmほどの口太でした
(今回最長のグレ)



その後も30クラスやウマズラをキープして
もう1尾43cmのグレは
うねりにまかせてズリ上げポン

初日の昼釣りはここで
35Lクーラーが満タン
40アップは2尾ほどでしたが
久々に隠岐のグレ釣りを堪能しました


17時ごろ
日帰り客の迎えがやって来ました

わたしは1泊2日の磯泊まり
今年は特に暖かいですからねー
予報も良好ですから楽勝です

別グループで来ている
メンバーのヤママサくんたちは
星神島から高崎鼻の先端へ磯替わりしてきていました

まだまだウネリが落ちませんねー
それでも朝よりは落ちたかなー
まあー、よくなる予報ですから行けるでしょう



わたしも替わるかどうか迷いましたねー
大島でやってもそこそこの釣果は期待できたし
過去の実績もありますからねー

昼釣りである程度ポイントを作っているからこそ
夜釣りに期待が持てるものです

ちょっともったいない気もしましたが
これでは前回と同じパターンなので

船長のGOサインもあって
最初にリクエストしていた「水尻」へ替わりました

(夕方だったので画像なし)

すぐに夜釣りの仕掛けをセット

がま磯 マスターモデル尾長(初代)XHー53
メタロイヤル ZM3500
TORAY プロトライン 6号
TORAY 船ハリス(フロロカーボン) 8号
がまかつ TKO 10号
竹下ウキ 14ー1号
ガン玉 4B+4B+3B+G2
ハリスの長さは2ヒロ
遊動20cm~2ヒロまで

いきなり夕マズメからのスタートで
マキエがききはじめるのには少々時間がかかります

これがもったいないんですよねー

あたりが完全に暗くなって
ケミホタルの光がさえてきた頃に
じわっとウキを押さえ込むアタリ

来た来た
ボッコがね

夜の早い時間帯はとにかくボッコ釣りから始まります
昼間は穴や溝に潜んでいたボッコが
この時間帯だけいっきに出てきて
漂うエサに食いつくのです

かなりの高活性

狭い範囲でも
連続して10や20は食ってきます

これだけの根魚がいると言うことは
それだけ磯荒れしていない証拠でもあります

また、このようにボッコが釣れることが
仕掛けや棚とりがうまくいっているという
確認にもなるわけです

少しボッコのアタリが落ち着くと
来ましたよ

40弱の口太です

夜釣りにしてはサイズに不満はありますが
とりあえず本命魚種のヒットにひと安心

すると今度はさらに強い締め込み
太仕掛けにモノを言わせて
ウネリにのせてズリ上げポン

尾長ですよ尾長

42ー3cmくらいありそうです
(画像なしですいません)

そして続けて同サイズがヒットしてきます

このまま一晩中かやーって思わせましたが
期待はここまで

まだウネリが高くて
他の場所への移動もできず
ピンポイントを続けて攻めますが

その後は40前後のマダイ、イサキ、チヌ、イシダイが
なぜか揃って1尾ずつ

ウネリのサラシはあるものの
まったく潮の動きがないせいか
居着きの魚を釣りきると
それで終わりって感じになってしまいました

場所的にも大ダイがよってきていても
不思議ではないですがねー

沖目を探ってみても反応はありませんでした

午前0時を過ぎて休憩と仮眠を少々

朝マズメまでにも時々仕掛けを入れてみますが
めぼしいアタリはありませんでした

夜が明けると
すっかり海は穏やかになり
あれだけあったウネリも落ち

ベタ凪状態

朝の見回りで磯替えも考えましたが
そのままグレを狙ってみました

しかしこれもウマズラと
たまーに30cm弱のグレが食いつく程度

潮が動かないのと
凪ぎになりすぎて

決め手となるポイントができないんですよねー

今回は夕方の日帰り便での回収ということで
昼の見回りで替えてもらうことにしました

南西ベタ凪で「どこでもどうぞ」状態です

船長の進めもあって
滅多に上がることのできない
「本フジ」に向かいました



上の写真に見えるのが本フジの船着けです
瀬や棚の隙間は1点しかなく
その隙間へホースヘッドを向けて飛び降ります


荷物は最小限にまとめてアタックです




釣り座は
船着けからさらに沖向きに歩いて移動

この時期にここに立てるだけで幸せ

ここでダメなら諦めもつくわやー

て感じです


潮は相変わらず動きませんし
サラシが少々出る程度

そのサラシを使ってマキエを沖に運び
アタリを待ちます

やっと来たのは30cmクラスのグレ
ウマズラ、フグ

やー期待したけどなー

潮のいい条件にもう一度アタックしてみたいですねー
こんなことではないはずです

15時以降はいよいよ魚の気配がまったくなくなって
一発マダイでもと
棚を深くして遠投も試みますがタイムアップ

というよりも
徐々に南の風が強くなり
雨も本降りになってきてギブアップ

帰りの船は揺れた揺れたー

わたしの経験上でも
隠岐釣行でこれだけ揺られて帰ったことが
あったかなー
というほどの大時化になっていて

時間も2、5倍くらいかかったかなー
なんとか耐えて
身も心もぐったり

船酔いの頭痛とめまいで
やっとの思いで自宅に帰り着くと
食事もそこそこにのたれてしまいました

やーきつかったですわー
次の日も午前中くらいはフワフワしてましたもの

てなことで
正確な釣果はわかりませんが
画像がすべてです


昼釣りで使用した配合エサとサシエサ


生オキアミ
ボイル
パン粉も使いました

今回は地アミは使いませんでしたけど
やっぱりアミは万能集魚エサですから
あった方がよかったかなー

特に夜釣りには
あの独特の光が有効だと思います

そしてお楽しみは

わが家の定番
なんちゃってにぎり寿司



今回は
カワハギの肝タレのせ
尾長グレ
口太グレ
マダイ
イサキ
イシダイ
カサゴ(ボッコ)
でこしらえています

長女が「これはうまいわ」ってうなったのは

カサゴでした
プリプリした食感と甘味が最高だったそうです

家内とわたしはやっぱり
カワハギの肝ダレですかねー

これは最高にうまいですわー