大型ヒラマサのやり取りについて
質問をいただきました

ありがとうございます

このやり取りに関しましては
本当に良い質問でありながら
私の中でも明快な回答ができないでいます

それだけ奥が深く
一生学び続けなければならないテーマなのです

そしてこの質問についても
過去に私の考え方について
記事を掲載していますので
まずは参考にしてください

2011年11月8日 大ダイのやり取りについて
2011年11月16日 ヒラマサのやり取りについて
2013年10月29日 追石鼻
2013年11月10日 宇龍 オバシマ
2013年11月14日 竿を寝かせて角度を保つ

以上です

そしてその後の
わたし自身の経験の中から
少し付け加えますと

今一番意識していることは
とにかく魚を深く潜らせないこと

ラインを送り出す時も
相手を止めて頭をこっちに向かせる時も
リールを巻いて引き寄せる時も

とにかく潜らないようにする

潜らせないようにするにはどうするのか?

私が実践していることは
なるべく水面近くの磯際に足場を取り
身を低くして踏ん張り
竿を水面と平行に近くなるように倒して(寝かせて)
やり取りするように心がけています

そしてもう一つ
ラインを送り出す際に
過去の記事では
「リールのベールを起こし、一気にフリーにして・・・」
と書いていますが

最近はドラッグを調整しておき
(ドラッグ調整は経験によるものです)
前述した竿の状態や角度を保ったまま
ドラッグで負荷をかけて逆転させるようにしています

この方法が
魚によりダメージを与えることができ
大型の取り込み確率が上がったように
思います

しかし、やり取りのむつかしいところは
この方法がすべての釣り人に・・・
またはすべての条件に・・・
有効かというとそうではないんです

やはりその人その人のスタイルというものがあるでしょう

そしてその時、その場面の状況というものがあるんです

たとえば竿を真上に立てて
ポンピングを繰り返すように
リールを巻くスタイルでは

わたしは
ベールオープンのフリーでラインを出して
魚が止まってから
やや強引に取りきる方が
よいように思います

また、今言っている状況は
30m以上沖でヒットした場合を想定していますが

磯際、足元でヒットした場合はどうでしょう

竿を寝かすようなやり取りは不可能です

なんとか最初の締め込みを交わして
一旦沖には知らせてから
こちらのパターンに持っていくことが必要なわけです

やり取りについては
ここで語るには
非常に難しテーマなんですねー

「出すか、とめて強引に行くか」

難しいー

答えがどうしても出ないのですよー

今年の秋あたり
次回G1フィッシング講座では
この「やり取り」をテーマに
みなさんと一緒に学んでいけたらいいなーと
考えているところです

それまでに
私のやり取りを
画像にも納められるといいですがねー

メンバーの協力も必要です


でもですねー
私の今のやり取りって

「何やってんの・・・このおっさん」
ってな滑稽な格好に映るかもしれませんね

同じようなスタイルの釣り人を
私の中でも数人は確認していますが

あんまり見かけませんもんねー

まー
かけた魚を潜らせない

このことは
ぜひみなさんも意識してやってみてください

参考画像をどうぞ(静止画ですけども)

50センチ級ヒラマサ 道糸4号ハリス4号





以上 ともしま朝鮮場


70センチ級ヒラマサ 道糸6号ハリス6号

追石鼻

80センチ級ヒラマサ 道糸8号ハリス8号



宇龍 オバシマ