-
G1カップの歩み2015年04月09日
4月に入ってもう2週目ですが
時が経つのが早いですねー
年度のはじまりであったり
何かと新しいことのはじまりです
慌ただしい時期です
さて、募集しておりました
G1カップ磯チヌ選手権は
おかげさまでシード選手を含め
70人以上のエントリーがありました
初出場の方も何名かいらっしゃいますが
ほとんどの方がリピーター参加の方々でして
「年に1回、G1カップで会いましょう」
みたいな交流の雰囲気もあり
主催者としましても
みなさんとの再会を
楽しみにしているところです
今年が16回目を迎えるG1カップですけども
第1回はプレ開催とでも言いましょうか
山陰両県の交流のあるクラブに呼びかけて
地元、大社湾幕島を会場に
クラブ対抗として開催したものです
そして、本格的なオープン開催は
第2回目からでありまして
念願の隠岐島前での開催が実現したのです
当時を思い出すと
渡船のこと
大会のルールのこと
人が集まるかどうか・・・募集のこと
当日の検量や表彰
何よりも安全性や運営面など
心配事は尽きませんでしたけども
仲間たちの協力もあって
よくここまでやってきたものだなーと
感慨深いものもありますねー
参加してくださる
みなさんも協力的で温かかった
そして
メーカー各社や地元の釣具店
地元事業所からの
多大な協賛品は
今やこの大会を支えてくださる
大きな力添えになっています
そして、参加のみなさんに
還元させていただくことで
最後はみんなが笑顔で帰っていただく
これにつきますかねー
開催のきっかけとなったのは
当時、釣りの競技会に参加となると
山陰地方ではまだまだ敷居が高いような
意識や雰囲気があったものです
1997年、平成9年に
G1トーナメントクラブを発足させた
当時メンバーたちにとってもそうでした
そこで、まずはG1のメンバーのために
G杯などの競技大会への足掛かりになる大会を
ここ地元で開こうというものでした
会場地も全国大会をやっても引けを取らない
一流の場所
どうせやるなら
中国地区を中心に
一流選手に来てもらい
技術交流を図ろう
そして、運営を主催する
G1メンバーの中から優勝者を出すことはもちろんですが
その時にだれにもクレームが出ないような
公正なルールと
完璧な運営をしていこう
こういう目標を掲げて
取り組んできたものです
なんだか、たかが釣りクラブ主催大会なのに
仰々しいなー・・・と
確かにメンバーには
「なんでおれたちがここまでしなければならないのか」
そういう辛い思いや苦労を
たくさんかけてきたのかもしれませんねー
本当に
何も言わずに
わたしについてきてくれたメンバーたちには
どう感謝を表してよいのか
わからないほどです
2回から4回までは
海士町の3渡船を利用して
海士の内海を中心にポイントを設定しました
このころの開催日は、曜日に関係なく
祝日の4月29日に開催
3渡船総合順位制で釣ったチヌの総重量で競いました
平成初期から10年くらいまで
爆発的に釣れていた内海筋のチヌの魚影に
少しづつ陰りが見え始めてきたのが
このころです
それでも2回大会(2001年、平成13年)では
三原浩さん(松江市)が6尾で9,440グラムで優勝
大物賞は立石進さん(出雲市)が56.5センチを記録
総重量ではこの記録が大会記録となっています
大きな転機になったのが
5回大会(2004年、平成16年)です
海士の1渡船の廃業にともない
この大会から西ノ島三度のダイキンを採用
よってこれまで海士を中心にしていたポイントを
三度エリアまで拡大
また、ルールも
これまでの総重量制から
3尾までの重量で検量
渡船の先着横取り方式を採用
より公平性を重視しました
そして初めて採用した
西ノ島の浦郷よりの内海で
爆発的な釣果を記録しました
優勝した森岡孝章さん(大田市)が
3尾で7,600グラムを記録
なんとダイキン上位4位までが7キロ台と続き
爆釣に沸きました
これには参加者全員が驚きましたねー
3尾すべてが2キロでも6キロでしょう
すごいというほかありません
この森岡選手の記録は
3尾での大会記録となり
いまだに破られていません
第8回大会(2007年、平成19年)は
大会史上初の60センチのチヌを記録
釣り上げたのは山﨑幸男さん(鳥取)で
これも現在大物大会記録となっています
またこの年の優勝は
広島の名手 石丸敏文さん(広島)
大会記録に迫る3尾7,540グラムを釣り上げ
G1カップを圧勝すると
これを皮切りに
同年に開催されたG杯チヌ、GFG杯チヌの
タイトルを総なめ
日本3大?チヌ大会を同年に獲得するという
快挙を成し遂げました
第9回(2008年、平成20年)にして
ようやく念願だったG1メンバーから優勝者を排出
やっさんこと安田晋也くんがやってくれました
彼も同年、G杯予選を勝ち抜いて
全国大会へ初出場し
全国4位入賞の好成績を残しました
その後
12回、中嶋孝治さん
13回、小川達矢さん
がG1メンバーとして優勝
(第12回表彰台)
(第13回小川君の釣果)
運営方法も回数を重ねるごとに改善、充実し
メンバーも運営に慣れてきたこともあり
上位入賞するものが多くなってきました
もちろん技術的にも向上してきたということです
14回大会(2013年、平成25年)は
大会史上初めて悪天候により
隠岐での開催を断念
会場を境港の一文字防波堤に変更しました
そして昨年の15回大会は
心配していた天気も何とかもって
再び隠岐での開催が実現し
ほっとしましたねー
やっぱりこの大会は
隠岐でやってこそですものねー
このように
みなさんに支えられてここまで来たわけですけども
今では
山陰地方からも
たくさんの選手が
トーナメント予選に挑戦し
他地区に引けを取らないペースで
全国大会へ駒を進めています
G1カップの意義も
トーナメント大会参加へのきっかけや足掛かりに・・・
との思いや役割などは
一定の成果を果たしたのではないかという
思いでいるところです
今大会(第16回)は
従来と変わらないルールで開催する予定ですが
今後は競技志向から
徐々に親睦色を重視し
じっくり隠岐のチヌ釣りを
楽しんでいただくような方向性がよいのではないかと
わたし個人的には考えているところです
これはメンバーや
関係者のみなさんとも
相談しながら進めていきたいと思いますし
参加者のみなさんからも
ご意見をいただければ幸いです
さー協賛品もほぼ集まり
パンフレットの印刷もGOサインを出しました
もうすぐです
何より心配なのは天気ですねー
最近の天気は変わりやすく
全く読めませんねー
そして4月の第3日曜日の開催が
定着した本大会ですが
大会会場エリアのチヌの情報は
全くありません
これも例年のことなんですが
このG1カップが情報源となって
春の本格シーズンの幕開けを
告げることになるでしょう
「G1フィッシング講座」
第4回目開催が決定となりました
期日:平成27年4月22日(水)
時間:19:00開場
19:30スタート 場所:松江テルサ4F 大会議室
案内チラシを
松江、出雲の 主要釣り具店などに
置かせていただいています
ご協力ありがとうございます
詳細はこのチラシをご覧ください
今回のテーマは 「乗っ込みチヌ」
チヌの習性 コマセ、
サシエの同調イメージ
環付きウキのメリットデメリット
今シーズン狙い目ポイント
などについて 一緒に学びましょう
主催者の建設業興業タイムズさんのご協力により
入場無料となっておりますので
お気軽に参加ください多数のご来場をお待ちしております
※駐車場は周辺の有料駐車場をご利用ください
※料金は各自でご負担いただきますようお願いします
最近の記事
- 強風に翻弄されたゴールデンウイーク (2025.05.07)
- バタバタしていますが釣りには行っています (2025.04.23)
- 日本犬保存会・春季・岡山展 (2025.04.08)
- 質問・がま磯タルカゴスペシャルの底カゴ使用について (2025.04.08)
- 日本犬保存会・高知展・ヒメのデビュー (2025.03.25)
カテゴリー
- NEW・G1フィッシング (504)
- G1の道具箱 (5)
- Fishing質問コーナー (251)
- 釣り紀行・・・釣行紀 (281)
- 日本犬物語 (52)
- 女子野球 (164)
- 釣り情報や釣りの話題 (557)
- G1なひとりごと (493)
月別アーカイブ
- 2025年05月 (1)
- 2025年04月 (3)
- 2025年03月 (5)
- 2025年02月 (13)
- 2025年01月 (6)
- 2024年12月 (5)
- 2024年11月 (7)
- 2024年10月 (10)
- 2024年09月 (5)
- 2024年08月 (8)
- 2024年07月 (5)
- 2024年06月 (2)
- 2024年05月 (5)
- 2024年04月 (3)
- 2024年03月 (2)
- 2024年02月 (12)
- 2024年01月 (9)
- 2023年12月 (10)
- 2023年11月 (12)
- 2023年10月 (6)
- 2023年09月 (8)
- 2023年08月 (4)
- 2023年07月 (4)
- 2023年06月 (7)
- 2023年05月 (7)
- 2023年04月 (6)
- 2023年03月 (7)
- 2023年02月 (9)
- 2023年01月 (11)
- 2022年12月 (2)
- 2022年11月 (1)
- 2022年10月 (7)
- 2022年09月 (4)
- 2022年08月 (9)
- 2022年07月 (5)
- 2022年06月 (4)
- 2022年05月 (4)
- 2022年04月 (7)
- 2022年03月 (9)
- 2022年02月 (15)
- 2022年01月 (10)
- 2021年12月 (5)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (9)
- 2021年09月 (9)
- 2021年08月 (5)
- 2021年07月 (6)
- 2021年06月 (2)
- 2021年05月 (2)
- 2021年04月 (6)
- 2021年03月 (3)
- 2021年02月 (9)
- 2021年01月 (6)
- 2020年12月 (2)
- 2020年11月 (3)
- 2020年10月 (6)
- 2020年09月 (10)
- 2020年08月 (7)
- 2020年07月 (7)
- 2020年06月 (4)
- 2020年05月 (8)
- 2020年04月 (2)
- 2020年03月 (6)
- 2020年02月 (5)
- 2020年01月 (6)
- 2019年12月 (8)
- 2019年11月 (7)
- 2019年10月 (7)
- 2019年09月 (7)
- 2019年08月 (8)
- 2019年07月 (4)
- 2019年06月 (5)
- 2019年05月 (2)
- 2019年04月 (7)
- 2019年03月 (8)
- 2019年02月 (1)
- 2019年01月 (6)
- 2018年12月 (6)
- 2018年11月 (2)
- 2018年10月 (2)
- 2018年09月 (3)
- 2018年08月 (13)
- 2018年07月 (1)
- 2018年06月 (4)
- 2018年05月 (7)
- 2018年04月 (6)
- 2018年03月 (8)
- 2018年02月 (6)
- 2018年01月 (7)
- 2017年12月 (9)
- 2017年11月 (7)
- 2017年10月 (18)
- 2017年09月 (4)
- 2017年08月 (6)
- 2017年07月 (10)
- 2017年06月 (5)
- 2017年05月 (7)
- 2017年04月 (14)
- 2017年03月 (3)
- 2017年02月 (7)
- 2017年01月 (7)
- 2016年12月 (6)
- 2016年11月 (9)
- 2016年10月 (6)
- 2016年09月 (6)
- 2016年08月 (7)
- 2016年07月 (8)
- 2016年06月 (11)
- 2016年05月 (11)
- 2016年04月 (11)
- 2016年03月 (6)
- 2016年02月 (9)
- 2016年01月 (17)
- 2015年12月 (4)
- 2015年11月 (7)
- 2015年10月 (12)
- 2015年09月 (12)
- 2015年08月 (8)
- 2015年07月 (18)
- 2015年06月 (10)
- 2015年05月 (24)
- 2015年04月 (10)
- 2015年03月 (11)
- 2015年02月 (8)
- 2015年01月 (16)
- 2014年12月 (8)
- 2014年11月 (14)
- 2014年10月 (9)
- 2014年09月 (11)
- 2014年08月 (13)
- 2014年07月 (12)
- 2014年06月 (11)
- 2014年05月 (12)
- 2014年04月 (15)
- 2014年03月 (14)
- 2014年02月 (9)
- 2014年01月 (14)
- 2013年12月 (15)
- 2013年11月 (19)
- 2013年10月 (11)
- 2013年09月 (13)
- 2013年08月 (17)
- 2013年07月 (9)
- 2013年06月 (11)
- 2013年05月 (16)
- 2013年04月 (17)
- 2013年03月 (14)
- 2013年02月 (12)
- 2013年01月 (11)
- 2012年12月 (14)
- 2012年11月 (18)
- 2012年10月 (15)
- 2012年09月 (14)
- 2012年08月 (15)
- 2012年07月 (19)
- 2012年06月 (15)
- 2012年05月 (19)
- 2012年04月 (15)
- 2012年03月 (14)
- 2012年02月 (15)
- 2012年01月 (14)
- 2011年12月 (21)
- 2011年11月 (18)
- 2011年10月 (22)
- 2011年09月 (16)
- 2011年08月 (13)
- 2011年07月 (13)
- 2011年06月 (22)
- 2011年05月 (19)
- 2011年04月 (16)
- 2011年03月 (13)
- 2011年02月 (17)
- 2011年01月 (18)
- 2010年12月 (18)
- 2010年11月 (18)
- 2010年10月 (22)
- 2010年09月 (18)
- 2010年08月 (19)
- 2010年07月 (19)
- 2010年06月 (17)
- 2010年05月 (15)
- 2010年04月 (11)
- 2010年03月 (20)
- 2010年02月 (15)
- 2010年01月 (25)
- 2009年12月 (27)
- 2009年11月 (27)
- 2009年10月 (41)
- 2009年09月 (22)
- 2009年08月 (16)
- 2009年07月 (23)
- 2009年06月 (22)
- 2009年05月 (25)
- 2009年04月 (23)
- 2009年03月 (23)
- 2009年02月 (10)
- 2009年01月 (18)
- 2008年12月 (19)
- 2008年11月 (17)
- 2008年10月 (27)
- 2008年09月 (22)
- 2008年08月 (22)
- 2008年07月 (15)
- 2008年06月 (22)
- 2008年05月 (12)
- 2008年04月 (13)
- 2008年03月 (16)
- 2008年02月 (15)
- 2008年01月 (21)
- 2007年12月 (12)