高校生の息子が試験期間中で部活動が休みだという

通常は勉強するための休みなのだが

こやつの場合は

唯一、自分の楽しみのために使える時間というわけだ

 

そして、「お父さん・・・あれない?、これない?、あれどこ?、これどこ?」と

聞いてくる

 

どうやら、今回は宍道湖でウナギを獲ろうというのだ

まずは夜中に宍道湖へ行ってエビを捕って帰っておいて

それをエサにしてつけ針を仕掛ける

 

そして、エビタモと懐中電灯を持って自転車で宍道湖へ

「ほー、けっこう捕ったなー」

 

そして次の日の夕方仕掛けておいて

次の日の早朝に上げに行くと

「とったどー」

 

ほー、やるがのー

 

小さなころに私がやって見せたことを

見よう見まねで今度は自分だけでやってみたのだ

私の手を借りずに自分だけの力でやったというところに意味がある

 

こいつもこんなことをやるようになったかー・・・と

なんだかうれしい

「蛙の子は蛙」ということでしょうか

 

勉強も大切だけど

こんなことを経験することがもっと大切なのだけれどもねー

 

それはいいのですが

ここで黙っておれないのが私でして

息子に刺激されて・・・スイッチON

 

「ほんなら今度はわしが行ってみるわー」・・・・と

まだまだ息子には負けてはおれんとばかりに

週末出動

 

いますいます

まずはエサとなるエビがー

宍道湖七珍味の「モロゲエビ」(人間が食べても最高にうまい)

「手長エビ」も・・・いますいます

 

今年はこりゃー異常発生ですわー

すごくいます

 

手際のいいわたしは

捕ってすぐに仕掛けます

 

手ごろなウナギ3本ゲットー

 

息子が捕ったものとあわせて

蒲焼・・・鰻丼にしていただきましたー

 

天然ウナギは最高です

手長エビはウナギの食いが悪いのでエサにしません

すぐに甘辛に煮て・・・これも最高

から揚げなどもいいですね

 

猛暑で寝苦しい夜・・・

夕涼みがてら

エビタモ、懐中電灯を持って宍道湖へ集合!

 

【ワンポイントアドバイス】

湖岸は滑りやすいので
フェルト底のたびなどを履くとよいです

懐中電灯は
LEDのヘッドライトで広角に照らすものと
手持ちでビーム的にピンポイントを照らすもの両方を併用すると
安全で深みにいるエビもよく見えます

エビを入れる袋は
ビニール製の土嚢袋(ホームセンターなどにあります・・・安い)が
捕れたエビを入れやすく持ち運びやすく、中のエビも痛みにくいです

風ウラを探してポイントを設定しましょう
波があるとエビが見えません

うまく掬うには
タモをかぶせてからすぐにあげるのではなくて
エビがタモの奥の方へ逃げたのを確認てから
すばやくあげることです

私の場合は子どものころからやっていますし
かなり上手です・・・
これだけエビがたくさんいると
一刺し、ダブル、トリプルという技が炸裂しますからねー

 

エビ捕り選手権があったら

優勝する自信があります