釣った魚について

おいしく食べるにはどのような処理をしたらいいの?

・・・と質問をいただきました

ありがとうございます

 

私の場合は

自分で釣った魚は

おいしく食べるというのが基本です

それには丁寧に処理して

鮮度よく持ち帰るというのが大切です

 

まず性能のよいクーラーボックスと

十分な氷は必ず必要です

 

釣った魚はすぐにえらから目の後ろ側辺りにナイフを差し込んでシメます

次に尾っぽの付け根あたりにもナイフを入れ

じわっと血が出るのを確認します

 

そして、氷の入ったクーラーに海水を魚全体が浸る程度入れておいて

ここへぶち込み完了です

 

一番いいのは

一気に冷やして

その後は氷が直接魚に触れないようにして

冷えた状態を保つのがベストですが・・・

 

次々に釣り上げること(こんなことばかりだといいのですが・・・)を考えると

そうもできませんね

 

 

魚をシメるのと

血抜きをするというのは

同じようで若干意味が違うようです

 

魚がびりびりっと電気が走ったようになるところが

シメる急所です

ここを付いて結果的に血が抜けることがベストです

 

この処理をしたかしていないかで

魚の鮮度はかなり違います

 

それは両方を食べ比べればすぐに分かります

 

たとえば、デンボ・・・ウマズラハギですが

シメたデンボはそれは身が白く造りにしても最高です

コリコリしていますし生臭くありません

そうでないデンボは全体が赤みがかり身がびちゃーっとしています

そして、大切な肝も色がぜんぜん違います

 

他の魚も同じことが言えます

 

私は自分が釣った魚のほとんどは自分でさばきます

そして家族全員でおいしくいただくようにしています

 

キャッチアンドリリース・・・・

小さな魚や不要な魚はそうですね・・・これもマナーです

 

しかし、楽しく釣った魚を

鮮度よく持ち帰って

おいしく食べてやる・・・そして食を楽しむ

これも日本の釣りの文化ですね