子どもたちは夏休みに突入

兄は野球の予選に敗退してなーんにもなし

目標を失って「だらーん」と過ごす毎日

妹は新チームの練習が本格化して

し烈なレギュラー争い真っ只中だ

それでも19、20と活動が連休になって

3人で江の川へと向かった

 

本流は見ての通りの増水、濁り・・・・鮎釣りは無理だ

支流の出羽にあがってみるとささ濁り

何とか場所を選べばできそうだ

午後から良型を20尾ほどキープして

初日は早々に切り上げた

 

今回のもう一つの狙いは夜釣りでウナギだ

出羽の出合いまで下ってぶっこみ竿を出した

エサはドバミミズと

昼間、子どもたちが釣っておいたカワムツ(ハエンゴ)のぶつ切り

本当は鮎のぶつ切りがいいのだろうが

鮎はもったいないという理由

 

するとすぐにアタリ

ゴゴーンと前アタリがあって

ググーと穂先にもたれかかる

「おい、きとるでー」

勢いよく合わせてあげて見ると

「こらなんだー」・・・子どもたちははじめて見る魚だ

「これはギギという魚だぞー」

「食べたらうまいらしいよ」

「それじゃーもてかえろう」

 

ミミズのえさはすぐにギギが食いつく

 

釣りながら夕食を済ませて午後9時が過ぎると

妹のややはダウン・・・椅子に腰掛けたまま眠ってしまった

 

「今度はハエンのぶつ切りでやってみー」

すると・・・

「おおー、きたきたー・・・竿がー」

竿が持っていかれそうになっている

「こらーギギの引きじゃないわー・・・でかいぞ」

 

姿を見せたのは、デカイ本ナマズ

 

次のアタリもでかい・・・「ひくひくー」

「今度は何だー」・・・「ニゴイのでかいのじゃー」

「すごいねー・・・おもしろいわー」

「あーあ、ややは寝てしまってそんしたなー」

こんな興奮もまたくわからないまま・・・Zzzz・・・

 

そして、用意していたぶつ切りがもう最後というときに・・・・きたー

 

「おおー、これも強いわー」

「また、ニゴイじゃないかー」

「うわー、ウナギだー・・・・でかい」

「とったぞどー」

本命来る・・・「すごいがやー」「やったねー」  ややはそれでもZzzz・・・・

 

リンもびっくりの納得サイズ

 

土用の丑の日・・・ちょうどよかった・・・「こりゃーごちそうだ」

なんと、川の夜釣りもおもしろい

こりゃー病みつきになりそうだ