昨日は中学生の息子も大会があった

軟式野球連盟主催の大会で
宍道中は順調に勝ち上がり
松江三中とブロック大会代表決定戦を戦った

最初娘の試合の方へ行っていたので
私が見に行ったときはもう終盤

結果は相手投手に押さえ込まれ
失点は守備の乱れなどもあって0-2で敗退した

結果は結果として
秋の新人戦に向けていい課題になったことだろう
負けた試合こそ得るものも多い

それにしても私が気になったことは試合後のグランド整備だ

両軍の選手たちがグランド整備を始めたが
三中の選手たちは早々に切り上げていった

それはそれで問題ないのだが

宍道中の選手の中に4人ほど
まだ十分ではないと思われるところを一生懸命もくもくとならしている者がいた

しかしそれを宍道中の他の選手は見て見ぬふりをして
手伝おうともしない

整備している選手の中にわが子もいたので少しほっとしたが
その中にはキャプテンもいた

「キャプテンが指示しないのか・・・・」
「チームメートがもくもくと整備しているのに手伝おうとしないのか・・・」
「そのとき指導者は・・・・・、親は・・・・・」

「そんなことはあたりまえのことだろうがー」
私は腹立たしさとともに非常に違和感をもった

よほど一保護者としてでも指導しようと思ったが
逆にわが子が整備している方にいたので
ここはぐっと抑えてその様子を黙って見守った

たぶんわが子が整備していない方だったら
まずわが子を呼び出して厳しくいっていただろうと思う

この光景をだれも違和感を感じなかったのは異常と思えるのだが・・・
違和感を持った私が異常なのか
一度、みなさんにうかがってみたい気持ちだ

この子らの年代はスポ少時代にも似たような場面が何度もあった

やる子、やらない子の様子を見ていても
キャプテンが何もいえない状況を見ても
あの時と状況はあまり変わっていない感じがした

技術に走ることも必要だろうが

まずはこういったことを改善し
本音で言い合えて、本音で取り組んでいける仲間を作ってほしいものだ

それがチームワークとなって
チームを勝利に導く

まだまだこれからなので
じっくり取り組んでいってほしいが

まずはこういったことに対して問題意識を持たなくては何にも始まらないような気もする