ウナギをサバく

2012年09月04日

宍道湖の天然ウナギ

スーパーなどで買ったものとは格段の味の違い

独特で濃厚な脂ののりが

身をふっくらさせて

なんともいえない味わいです

 

それでもですねー

私の手首ほどもある太さの大物は

獲ってすぐには脂にクセがあるものです

 

ちょっと脂が多すぎて

スイーような・・・・

どう表現していいのかなー

とにかくすっぱいっていうか・・・

 

美味しく食べるコツは

活かして捕獲すること

そしてわが家の冷たい山水で

数日間カゴに入れて活かしておくこと

 

そうすることで余分な脂が抜けるんでしょうかねー

程よく甘い脂に変わっているんです

 

食べたものもほとんど排泄しますから

臭みなどはまったくありません

 

さて問題はサバき方です

プロはすごいですがー

ほんの数分で手早くサバきます

 

関東は腹から

関西は背から

 

わたしんところももちろん背割りですが

活きたままですから腕に絡み付いて

素人ではとてもうまいこといきません

 

それではと

私は数年前にこの方法を自分で編み出しました

 

たいしたことではありません

活きたウナギをカゴから上げて

 

ビニール袋に入れて

いったん冷凍庫にぶち込みます

 

そんだけ・・・

 

そして数分・・・・

ウナギは仮死状態になってすっかりおとなしくなっています

この状態でサバくんですねー

 

私なんかでもラクラクです

 

包丁?

 

画像に写っているものは

ウナギ専用の包丁です

道具だけは一丁前なんですねー

 

関東のほうでよく使われるタイプだそうでして

もう10年も使っていますかねー

良質の安来鋼を使ってあり

当時20,000円以上したと思います

 

ちょうどサバき終わったころに

ウナギちゃんは仮死から目が覚めます

 

背割りにされていても

口をパクパクさせて

油断していると噛みつかれます

 

すごい生命力ですわねー

 

このパワーで

食す私たちも

精が付くんですねー