大会中の情報交換について

2012年03月27日

大会中の情報交換についてご意見をいただきました

意見については真摯に受け止めさせていただきます

ありがとうございました

 

これから大会を目指す方などへ

誤解を招くといけませんので

少しルール的なことをお話しておきます

 

私がよく参加している

G杯予選など

全国大会の切符がかかっているような大会の場合は

ルールの中に

「競技中の携帯電話の使用」を禁止しています

ただし、「緊急の場合を除く」とありますので

何か事故などが生じた場合には使用を許可しています

  

原則は使用そのものを禁止していますので

時計がわりに使用することも

「情報交換として使用した」と判断されるため

G杯予選のようにルールできちんと明記してある場合は

競技中は携帯電話の電源を切って

タックルバッグなどにしまっておくようにします

 

こうしておけば

へんな誤解がありませんね

 

当然、競技中に使用したことが

他の選手や役員にわかり

通告されれば即失格になります

 

釣りの大会でここまで細かなルール設定をしなければならないかについては

賛否両論あるのも事実ですが

釣り競技会の場合は

ルールがあってしかりです

ルールをしっかり守って

公正に戦うことが大切です

事前に配布される大会要項などを熟読し

内容の把握に努めましょう

 

 

さて、問題なのは

親睦重視の大会に

携帯電話使用の制限をかけるかどうかですが

いかがでしょうか

 

私もさまざまな親睦釣り大会を

企画したり、運営したりする立場なのですが

仮に親睦重視の大会に

G杯予選と同じような「携帯電話使用禁止」のルールを取り入れた場合

参加される方はどう受け止められるのでしょうか

 

私個人の考え方としては

親睦大会などの場合は

細かなルールは極力なくして

自由に釣っていただくことを考えています

 

当然、携帯電話の使用もOKです

できれば

先日のように一文字防波堤で移動が自由にできるような場合は

こういった機会に

いろいろな人の釣りを見たり

質問や意見交換をして

技術や情報を交換していただければよいと思っています

 

確かに同じクラブ同士

面識もあり、気心知れている者同士が

情報交換しやすいのも事実です

もともと仲がいい者同士が

ここで親睦を深める意味があるのか

といわれればそれまでですが

 

同じクラブであっても

職場も地域も違う場合も多く

クラブ員同士で同じ大会に参加して

その大会を楽しむ

親睦を深める・・・

 

おおいにあってよいことだと思います

 

こういったことが

いろいろな意味でクラブに所属する意義でもあるからです

 

結果的に情報交換をしながら

釣果を上げて

大会の上位をお互いに目指すのもよいことではないでしょうか

これもクラブに所属して活動するメリットなのです

 

G杯予選などでも

事前に勉強会を開いたり

行き帰りの車の移動中にも

あれやこれや話し合い

帰りには反省もし

次の大会に向けて行くのです

 

一人で活動していては

時間も経費もたくさんかかり効率も悪く

限界があるものです

 

特定のグループで活動することは

釣りの場合有効だと考えています

 

クラブに所属すると

自由が利かず

自分は個人で活動した方が気楽でいい・・・

という考え方もありで・・・よいと思います

取り組み方はそれぞれです

 

しかし、やはり一人で得られる情報は限られています

特に自然相手の釣りの場合は

一人の人間が一生かけて取り組んでも

行ぅ瓠璽肇諷くところはありません

 

ましてや私たちのような

週末アングラーには限界があるものです

競技会にしても親睦大会にしても

やはりある程度の成績や結果を残すには

クラブに所属する・しないに係わらず

たくさんの方との交流や情報交換が必要だとも考えています

 

ここまで深く入り込むと

また、携帯電話でさも

深い内容の情報交換をしているように思われるかもしれませんが

実際は・・・お恥ずかしい限りでして

 

ほとんどが

釣った、バラシた、ダメだ

お前に勝ったの、負けたの

大方の他のみなさんが話しておられるような内容となんら変わりありません

 

そんなたわいもない掛け合いが

仲間たちとの釣行で一番楽しいことではないですか

私もたくさんの仲間に恵まれて

本当に楽しい釣りをさせてもらっています

 

それから

面識のない方から声をかけるには勇気がいるものですが

質問等があれば

メンバーである・ないにはかかわらず

同じようにお答えするように心がけています

内容はすべてオープンです

 

過去には

当クラブ主催の企画に

一般の方や他のクラブ所属の方が

一緒に参加されることもシバシバです

 

現に、今回の大会でも

何人かの方は

長い距離を歩いて

他の会員の釣りを見て回っている方もありました し

メンバー以外の方で声をかけていただいた方もありました

 

むしろ

クラブのメンバーたちに

こういった機会に

もっとおれの釣りを見て勉強しろよ・・・と

発破をかけたいくらいです
(たまたま釣れたから言うんですけどねー・・・いつもこうではありません)

 

さて、長々と思いを語ってしまいましたが

 

個人で活動されている方から見れば

同じメーカーのウエアに揃え

バッチリ・・・クラブロゴをプリントして

集団で動き出すと

それだけで圧倒されてしまうところがあります

 

仲間が集まれば当然そこには会話も生まれ

個人の方はあたかも阻害されているような気持ちになることもあるかもしれません

 

個人で活動されている方々が

GFGのような親睦重視の大会で

このような気持ちにならないようにと

私たちも配慮しなければならないと

いつも心がけてはいます

 

しかし、一方で

こと釣りに関して言えば

ある程度個別のクラブ単位の集団で活動し行動することについては

先にも述べましたとおり

ご理解をいただかなくてはならない部分もあろうかと思います

 

私の方からも

なるべくみなさんにお声がけをするように心がけておりますが

なかなか行き届かないこともあるかと思います

申し訳なく思っています

 

ある意味

GFGそのものが大きなクラブ単位です

同じクラブの仲間同士として

みなさまからのお声がけもよろしくお願いします

 

これからもクラブに限らず

同じ趣味を持つ仲間として

たくさんの方との交流を願っております 

 

そして

私が代表を務めるG1トーナメントクラブについても

来る者は阻まず

去るものは追わず

が原則です

 

決して釣りレベルが高い集団ではありません

トーナメントを目指して取り組みたいという気持ちがあれば

それが資質なのです

 

これについても興味がある方は

お問い合わせいただきたいと思います