開星・・・残念!

2009年03月29日

開星-箕島は11回延長の末3-4で敗れた

エース良太・・・最後までよくがんばった

優勝候補の慶応に続き和歌山の伝統校に
一歩も引けをとらない内容だった

互角というよりもそれ以上の出来だっただけに・・・・残念

負けたけど良太のがんばりは
田舎の小さな中学校出身球児のお手本だ

リトルリーグや全国の名門出身者が多い
強豪相手に・・・立派だったぞー

胸を張って帰ろう

さて、良太の出身中学校は
地元で安来三中を迎えて
練習試合のダブルヘッダーを消化した

わが子も新三年生で最後のシーズンだ

チームは昨秋新人戦で
松江・八束を征しているので
投打にバランスのとれたチームだと思う

しかし私が見たところ
気になるのが走塁だ

開星高校の走塁は全国トップクラス
足の速い選手がそろっていることもあるが
相手の隙を付いて次の塁を常にうかがう姿勢がいい

走塁で相手の守備にここまでプレッシャーをかけられる
チームも珍しいのではないか

中学生もこの姿勢は見習ってほしい

「走塁を見ればその選手の野球センスがわかる」
といわれるほど走塁は教えてすぐに出来るものでもないが

それでも次の塁を積極的に狙う姿勢はほしい
その姿勢が相手にプレッシャーをかけてミスを誘う

中学野球では
そうは連打は見込めない
勝つには走塁が重要なのだ

今日の練習試合を見ていて一番思うのは
第二リードだ

ヒットで出塁したとき

ランナーで進塁したとき

足が遅くて下位打線の
うちの子はともかくとして

チーム上位の1,2番が
この走塁では得点が難しい

クリーンヒットのタイムリーはなかなか期待できないのが中学野球

ケースバッティングなどの練習を重ねているようだが
打者の練習だけではなく
走塁の練習が重要

そして、このケースバッティングに至るまでの
チャンスを作るための積極的な走塁が大切なのだ

第二リードをぎりぎりまでとって
相手の野手が帰塁へ送球してくるくらいやればよい

選手がものにするまでには
アウトになることもあるだろう

だから今この時期の練習試合で
徹底してやらせることが重要だろう

次の塁を積極的に狙ったアウトなら
指導者は叱ってはいけない

指導者が解説しながら
高校野球を観戦して学ぶのもよいだろう