20数年振りに尺アユ・・・キター!
2025年09月26日
9月になってもまだまだ暑いですねー
ここに来て雨もねー・・・よく降ります
朝・夕はすっかり涼しくなって過ごしやすくなったようにも思いますが
蒸し暑くて梅雨のようです
さて、今シーズンの鮎釣りもいよいよ終盤に差し掛かってきました。
1年で一生を終える鮎は、9月に最大級に成長し、10月から11月には産卵を終えて、その一生を遂げていきます。
なんだかそのはかなさにも愛おしさを感じているわたしです。
そんな折り、鮎釣り仲間から大鮎を釣ったとの情報が舞い込みました。
しかも鮎釣り師であれば誰もが憧れる夢の「尺鮎」をゲットしたと言うもんですから
せっかちな私は情報を聞いたら次の休みに直ぐに向かいます
場所は広島県の太田川で安芸太田町付近
私にはそんなに馴染みのない川です
加計辺りの太田川本流の上流部のエリアで
もう20年くらい前になるのかなー
アユ釣り始めた当初でしたが、G杯の予選があって優勝しちゃってねー
そんときに入ったくらいでしたもの・・・
わたしにとって大アユといえば江の川でしたが
ここ近年は広島県エリアで序盤はまずまずながら
9月に入ったらバッタリですもんねー
これも始めた当初ですから20年前ですかねー
江の川の作木町管内で31、4cmの尺アユを釣って剥製に残しています
稲刈りのテゴしてそれから向かったもんだから
水中ライン仕掛けを忘れていってねー
最短の釣り具店兼雑貨屋さんで適当にテグスを買って
それに鼻カン仕掛けと掛け針を取り付けて、唯一この尺アユがドカーンとねー
まさに幸運そのもので、他にもコツコツとアタリがあったんですが
今になって思えばねー
たぶん魚の大きさに対して針のサイズが合っていなかったのだと考えています
経験もなにも、わけがわからんうちに釣れちゃった、のがこれでした
このときは、9月、10月になれば毎年こんなのが掛かるものだと思っていましたもんねー
それがこのかた20数年経っても
それ以来、尺アユを拝むことができないでいました
前置きが長くてすいません
時は9月中旬の連休
太田川の中流域になりますかねー
全く地理がわからないので、とりあえずは釣友から聞いたポイントへ入りました
雨の影響で水位の上昇と濁りが残っていましたが、徐々に透明度もよくなり、掛かりそうな雰囲気です
しかし、養殖オトリに野鮎はなかなか反応を見せてくれません
元気な野鮎が捕れるまでは、慎重に養殖オトリを操作しながら、広範囲を探っていきます
1時間は経過しましたでしょうか
増水・濁り・急な水温低下、様々な要因が考えられますが、大苦戦です
大アユ、しかも夢の尺アユを狙うとなると
この川で元気に泳ぎ回っている野鮎をまずはキープしなければ勝負になりません
せっかちな私はしびれを切らせて、オトリ鮎を川底へ沈めるためのオモリを少し大きめに交換し
川の流れの芯へ養殖オトリを誘導し、一か八かの賭けに出ます
すると直ぐにゴソゴソっとはじめて反応がありました
その前アタリ直後にガガガーンと確かな手応え
「キター!」思わず叫びましたよー。
まずは慎重に取り込んで、直ぐに野鮎をオトリに送り出します。
すると、またガガガーン。養殖鮎と野鮎ではこれだけの差があります。
掛かり鮎も良型で25センチ以上はありそうです。
さあー、これなら急流にオトリを入れてさらに大型を狙います。
流れの筋や石組を足裏で探りながら慎重 に急流筋に立ち込みます。
まだ水位が高いので中まで立ち込めません
もう歳ですから慎重に・・・
強い流れにも良型野アユはススーッと底へ入ります
するとキター・・・やっぱりねー
これは良型だわ・・・流れもきついしどうしよう
下がるにも藪で足がとられるし、川へ出れば流されて危ない感じ・・・
仕掛けを信じて耐えるしかない、そして振り子で抜くぞ!
仕掛けは問題ありません
天井糸 ナイロン3号
上つけ糸 ナイロン3号
水中糸 メタルライン、0、4号
中ハリス直付け フロロ3号
鼻カン 8号
ハリス 3号
針 がまかつ 大鮎要9号~10号 3本チラシ
それがー・・・バッキーン
がま鮎 初代パワースペシャル荒瀬 9、0mの元竿が折れたー
折れた先は急流に持っていかれます・・・当然ですわねー
引き舟を腰から外していましたので
藪の中を走ってとりに向かいます・・・無理だわなー
ほぼ諦めながらも数十メートル下ると、そこがちょっと淵になったエリアがあり
流れが反転していて、そこに竿先が浮いてよって来ています
ラッキー、元上から先は回収して、掛かり鮎は逃げましたが
仕掛けも、オトリも無事に回収
ありゃりゃー、と、ちょっと冷静になって現実を受け止めます
まてよー、せっかくここまで流されてきたんだし
元上から穂先まで大丈夫、仕掛け、オトリも大丈夫
手尻が折れたぶんの1mほど長いけど流してみよう
淵のよれて緩やかなところからオトリを入れて
徐々に瀬に潜り込ませるとガガガガーン
ほらーやっぱりキター
しかもこれはデカイわ
折れたカーボンのささくれを気にしながら竿尻をもって耐えます
竿の角度を保ちながら、身体ごと岸へ寄せるように移動して
なんとか淵のよどみに掛かりアユを誘導します
いよいよ浮いて引き寄せようとしますが
手尻が長いのでうまくコントロールできません
しまいには、岩から生える立ち木の枝に絡みます
ラインを緩めるとアユが外れるので
テンションを保たまま岩を移動して岸からタモを差し出します
捕ったぞー‼️マニアックな取り込みでしたが、捕るには捕った
掛かりアユはオスでややスリムですが長いわ
これひょっとしたら尺くらいあらせんかやー
久しぶりに見る大アユに興奮します
オトリと掛かりアユをタモに入れて
岸を移動して元の位置に戻ったものですから
両方ともグロッキー・・・オトリには使えません
竿も折れたし、いったん休憩です
ざっと尺アユスケールに入れてみるとあるかも
30センチは超えていそうです
まさかねーここに来て尺アユやったかやー
それも折れた竿で・・・カッコ悪いけどねー
自己満足!
自画自賛!
ポイントを教えてくれた釣友に連絡すると
「そこは、入川口から川を渡って反対側から釣った方がいいですよー」って
やっぱそうだよなー
川の相がそうですもん
その方が釣りやすいし、楽だし、大物も取り込みやすいと思ったわー
午後になると増水と濁りが引いてきたので
なんとか渡れそうです
午後は、予備竿を取り出して
反対側から狙うことにしました・・・・つづく
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