ヒラマサ自己記録更新の詳細・・・その1

2025年05月29日

5月30日、明日ですね
山陰中央新報の釣りコラムで掲載させていただきます
「ヒラマサ自己記録更新」記事の補足報告をしたいと思います

釣行から1ヶ月経っていますけども、ご容赦願います

隠岐や島根半島でも10キロ、20キロ、時には30キロと
大型のヒラマサの回遊は見られます

現に西ノ島三度では磯から158センチ、31、2キロの
磯釣り日本記録が釣り上げられたことは記憶に新しいところです

これは底物クエ釣りの仕掛けで仕留められたものですが
ルアー釣りでも毎年、記録級の大型が釣り上げられています

さてそこで、わたしが最も好きで得意にしている「タルカゴ釣り」でとなると
狙って釣るにはなかなか難しいものがあります

タルカゴ、オキアミ餌の釣りで全く実績がないわけではないですが
どうしても現在のところ、この釣りとなると九州が本場となりましょうか

そう言ったことでここ3年前から九州方面へ自己記録更新を目指して
遠征し続けています

特に大型が狙える春のシーズンですが
3月、4月がですねー、何かとバタバタして何度も挑戦できないのが残念です

去年は4月中旬に上五島へ1回だけ釣行したんですが
一度もヒラマサらしきがありませんでした

(昨年4月に上五島へ釣行したときの1コマ)
(ヒラマサのアタリは全くありませんでした)

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「春はそんなもんだ。でも、来たらデカイぞ!」とは常連地元釣り師のことばです

そしてもう一つ
わたしが考案して手作りしているタルカゴ「G1タルカゴ ドクロ」が
九州のフィールドでどこまで通用するのか
また、独自のアタリウキなどの仕掛けシステムと釣り方もどうなのか

この答えを導き出すための遠征でもあるわけです

(今回自己記録更新のヒラマサを釣り上げたタックル)

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地元の釣り師のカゴウキは大半が「カイコー」と「キザクラ」のもので
素材が違うだけで大方は山陰で使っている一般的な「タルカゴ」と原理は同じです

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これらは、撒き餌カゴとウキが一体となっていて
仕掛けを投入後は自然と撒き餌がパラパラとカゴから出ていくシステムです

一方「G1タルカゴ」や「G1タルカゴ ドクロ」は撒き餌カゴとウキの機能が一体化していることは同じですが
撒き餌の放出が釣り人側の操作によって意図的に行えるところが一番の違いです
使いこなせば、釣り人の意のままにタイミングを見計らってカゴ内の撒き餌を
完全に放出することが可能なのです

(G1タルカゴ)

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(G1タルカゴ ドクロ)

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わたしはこの原理がヒラマサ釣りには非常に有効だと考えています

一般的なタルカゴのあるあるで
「ぎゅうぎゅうにきつく撒き餌を入れすぎるとカゴの中の撒き餌が放出しにくい」
というトラブルの話はよく聞くことです
そのためどう言うことが起こるかというと
・撒き餌効果が期待できない
・撒き餌と付け餌の同調がさせずらい
・仕掛け回収時に抵抗があって重たい、時間がかかる
・フワッと軽く撒き餌を入れると飛ばない、こぼれる、量が少ない

わたしも以前はこういったトラブルや自分のイメージ通りにいかないことで
イライラしてフラストレーションが溜まっていたものです

このことからG1タルカゴの開発やドクロへの進化に繋がっていくわけです
最近ではパクリ製品もいくつか見かけるようになりました
それだけ世間に認められたと自負しているところです

自己満足

自画自賛

(平戸島からの景色・・・遠かったー)

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(浜本釣りセンターの「はまりょう」で磯へ向かいます)

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つづきます・・・・