大森島の舟島・・・真鯛釣り

2011年03月22日

某テレビ局の企画で

隠岐の真鯛釣りを紹介したいというお話が舞い込んできまして

その下見にスタッフさんと一緒に行ってきました

 

まだまだ案の段階だそうですので

詳細はお伝えできないんですが

もしも実現しましたら

その時はしっかりお伝えしますねー

 

さてさて、この時期は1年間で一番水温が低下するとき

経費も時間も要する隠岐釣行が一番遠のく時期でもあります

 

私の経験上

隠岐のオフシーズンといえば

2月下旬から3月中旬の最も低水温の時期

そして盆明けの8月中旬から9月中旬の最も高水温の時期

だと感じています

 

しかし、真鯛は昔からこの低水温にはめっぽう強い魚で

海が穏やかになりさえすれば釣果が上がったものです

 

今回ポイントに設定したのは

船長の薦めもあって「大森の舟島」

ここは潮通がよく水深もあって低水温期であっても実績十分です

 

2月下旬から3月上旬にも90センチの大ダイなど

数も出たそうですから期待大です

 

当日は海が穏やかで

潮も本命潮が北方向に流れていました

 

最初はスタッフの要望もあって

G1タルカゴ・・・タッチャン仕掛けで攻めてみますが

 

反応なし

仕掛け自体は15m~20m辺りまで入れているんですが

海面からのコマセがそこまで沈まないんです

自然に撒いたボイルオキアミの比重は

せいぜい8m~10m前後でしょう

 

さらに潮の流れが影響してもっと浅くなるでしょう

今の時期はここまで浮いてこないことがしばしばです

 

やはりここは釣って見せておかないといけないので

「作戦変更します」・・・と一言断っておいて

底カゴ仕掛けに変更

ウキ下はカゴからウキ止めまで約15mに設定

 

すると・・・・ドーン(そんなに大きなアタリでもなかったですが・・・)

きましたよー

上がってきたのは50センチはあろうかというマダイ

やっぱりねー

 

やっぱり棚が深いんですよー

フタ付のオモリカゴで設定した棚にコマセを沈めて

そのコマセを見せながら真鯛を誘い出してサシエサを食わすのです

イメージどおり

 

磯釣りではじめて真鯛が釣れるところを見ましたー・・・・といって

スタッフさんも喜んでくれましたー

そして小型ながら舟島では合計4尾の真鯛が・・・

この真鯛はスタッフさんのお土産に・・・

 

当日の天候次第では地磯まわりも想定されることから

知々井岬周辺の磯へ

ここでも底カゴ仕掛けに小型の真鯛が2尾釣れましたー

 

これなら4月のロケも何とかいけそうですよー・・・と太鼓判を押して

今回の下見釣行を終えましたー

 

さて、企画が具体化して実現するとよいですねー

島根県隠岐・・・磯から真鯛が釣れる日本一の釣り場として

紹介していきたいものです

 

そして山陰地方独特の三点釣りから進化し

私が最も得意とする

タルカゴを使った「超遠投ふかせ釣法」で釣れるといいんですが・・・・

 

実は企画では

私が釣るんではないんです

 

ほとんどこの釣りを経験したことのない

有名なタレントさんが

旅をしながらこの釣りに出会い

指南を受けながら釣るというセッティングなんです

 

ああー・・・こんな詳しいことまで言っていいのかなー・・・

 

 

まーとにかく期待感もありますし

楽しみです

 

みなさんも実現するように祈っておいてくださいねー

必ず報告しますから

【今回の仕掛け】 

ロッド:がま磯カゴスペシャルⅢ 3号-53
リール:ダイワ キャタリナ 4500
ライン:東レ、銀鱗SSビッグゲーム 6号
ハリス:東レ、トヨフロンスーパーL・EX7号~6号
ハリ:がまかつ A1TKO、12~10号
ウキ:釣武者 飛びウキ 12号
オモリカゴ:ワカナカゴ 12号
天秤:記憶形状合金 つりたつオリジナル

【今回のエサ】

オキアミボイル