宇竜、大平のヒラマサ釣りはボーズ・・・そして悲しいことが・・

2011年11月20日

ヒラマサ釣りの話をしていたら

無性に釣りに行きたくなりまして

メンバーのオガタツ君を誘ってGO,GO

 

彼が土曜日は仕事だというので

日曜日に・・・・

 

 

それがー

海は大シケ

よりによってこんな日に行かなくても・・・状態

 

このくらいのシケ状態で竿を出すのは

過去にもほんの数回ほどかと・・・・というほど

 

場所は最近ヒラマサのアタリがコンスタントにあるという

宇竜の大平

 

ここは私たちの足で50分から60分かかる距離で

坂道もきつい

 

しかし、西よりの風裏になることから

渡船が休業してからの人気磯

 

オガタツ君が私のスイッチをONにしようと

夕方、毎日のように情報を流してくれていたのだー

 

ほんじゃー行ってみるかーということに

でも、くどいようだけど大シケ

(大横手、セイジャ方向を見る)

 

日の出と同時に釣り開始

さすがに北西の4mの予報では釣り人もいない

 

・・・と思ったら他にも1人

ツワモノがおられました

(突端方向・・・一人釣り人がいますが見えます?・・・
                     私たちが撤収した後もまだ粘っておられました) 

私たちは平島を前に見て

最深部からの竿出し

ここは足場もよく

波も駆け上がることはない

 

しかし、予報どおり

徐々にうねりが出てきた

風も南西から西、そして北西へ

 

平島を越えた波の影響で

仕掛けがすぐに手前によってきてしまう

 

そして、足元の壁に仕掛けが吸い込まれる

イメージどおりにコマセとサシエサが同調できない

苦戦だ

 

大平でここまで大シケで釣りしたことはないねー

 

G1タルカゴドクロ

平島方向へ遠投

仕掛けが手前による前に勝負をかけようと

着水してサシエサがなじみ始めたタイミングで

ラインを引っ張ってタルカゴ内のコマセを一気に放出

これぞG1タルカゴならではのなせる技

 

午前7時

待望のアタリだ・・・イメージどおり

 

あたった瞬間にラインが走った

即座に竿を起こして対応

一気に元竿まで魚が乗ってきた

 

するときつめに締めていたドラッグがジージーと滑る

デカイ!

がま磯 スーパーインテッサ 遠征3号が

元竿からひん曲がる感触

伸されないように体制を整えて耐える、耐える

 

わずかにドラッグの逆転でラインが出たが

止まった・・・・やったぞ

 

まずは第一関門を突破

ここからすかさずリールを巻き込んで

さらに絞り込む

 

相手も必死だから

また、ドラッグが逆転・・・人間の手では引っ張り出すことのできない固さなのにー

 

それでも休まずリールを巻き込んで応戦

次第に巻ける量が増えて

足元まで寄せてきた

 

だいたいここまでは

先日ブログでコメントしたイメージどおり

 

ここから一気に巻き込んで勝負をかければよかったが

足元を波が洗ってちょっとひるんだ隙にヒラマサが逆襲

 

しかし、足元へ来てからの逆襲も想定内

ギリギリまでタメ込んでおいて

リールをオープンベールにして一気にラインを送り出すイメージ

 

そして、掛けた距離くらいまでいったん走らせて

そこからまた寄せに入る

 

しかーし

ベールに手をかけて

返そうと思ったその瞬間・・・バレたー

 

くそー・・・うそだろー・・・

 

回収してみると10号ハリスがプッツン

釣る前からちょっと心配な部分があったが

10号だし、まーこのくらいならいいだろうとそのままに・・・

 

まさに、その部分からきれいにブレイク

 

やはりこのクラスになると

わずかなミスも許されない

 

あの重量感は60や70クラスではなかったはず

 

やーもったいない

 

その後は、ますます悪条件になるばかり

コマセとサシエサが同調しないのか

サシエサがほとんど取られない状態

 

もともと午前中の予定だったが

10時ごろにはギブアップ

今シーズン初めての山歩ぅ瓠璽肇誅磯隊の釣行は

悔しい悔しいボーズスタートとなりました

 

 

 

 

 

さて、このような結果に終わり釣果の画像はありませんが

 

こんなものを回収して帰りました

 

そうです

釣り人が残していったゴミです

 

残念です

悔しいです

情けないです

悲しいです

 

ほんの一部の人たちの

この仕業が

釣り人全体に影響します

(エサなど生ものは自然に分解するとして・・・これはないでしょうー・・・そのほかタバコの吸殻もたくさんありました) 

そして、一番重大なのは

自然への影響でしょうか

 

それもそうですが

一番私が悲しく思うのは

自然の恵みを得て楽しみとする趣味の釣り

なるべく釣り人の痕跡を残さないようにするのが

釣り人の・・・人としての心配りです

 

世の中には

日々の生活でもマナーやモラルを守らない人がたくさんいます

 

しかし、自然の恵みを得てそれを趣味としている釣り人が

日々の生活や社会の中でも模範であってほしいと願います

 

特に環境保全やゴミの問題ですよね

 

ここまで釣りに向かう人ですから

釣り技術も、経験もかなりある人だと思います

その一部にこんな人たちがいると思うと

悲しくもなり、情けなくも思います

 

確かに浜辺に打ち上げられた

どこから流れてきたのか分からない大量のゴミを見たとき

人一人が1回の釣行で出すゴミなど微々たるものなのかもしれません

 

しかし、心・・・気持ちの問題ですね

 

自然の恵みを得て楽しみとしている釣り人が

この心を失ってしまっては世も終わりです

 

ブータン国王の来訪で今や大ブームですが

物の豊かさよりも、心の豊かさに価値観を見出すこの国に

何かを学ばなくてはなりませんね

 

一生幸せになりたかったら釣りをしなさい・・・とは中国のことわざ

これは心の豊かさを言ったものかも知れませんね

 

心の豊かさとは何なのか

それを求めて釣りを楽しむということ

 

自然にはいつも敬意と感謝の心を持って

接したいものです