隠岐島前「双子岩」のマダイ釣り
2011年11月04日
3日、日帰り隠岐釣行に行ってきました
結果は・・・
73.5センチのマダイはなんとかとりました
しかーし
本日は大ダイに翻弄され・・・・完敗
5打数1安打
「おまえ・・・なにやっちょうやー・・・下手くそ!わしが教えてやーわー」
・・・ってヒゲジーや相棒Nに
どやされそうな結果です
それでもプライベート釣行としてはすごく楽しめましたよー
そして完全に「磯釣りモード・・・スイッチON」・・・です
日帰り釣行で
5回も大ダイのアタリをとらえることなど
なかなかありませんから
やっぱり隠岐は別格ですねー
今ですよ、今
「大ダイ接岸警報発令中」・・・です
さて、本日は完全プライベートということと
11月にしては珍しくポカポカ陽気のベタ凪ということで
うちのおじーと
最近釣りを本格的に始めたという
いとこのアッちゃんを誘っての釣行
出船は4時
港に着くとG1のメンバーたちもすでにスタンバイOK
気合が入っています
てきぱきと荷物の積み込みを手伝ってくれます
だんだんねー
新造船の浜吉丸には40人以上の釣り人が・・・
当初人数が少ないと聞いていたのに
あっという間に増えたそうです
浜吉丸はゆったりしたリクライニングシートで隠岐までの船旅は快適
私はいつものように操舵室の下にある寝床で熟睡
「こじまさーんどこへ行きますかー」
船長にお任せだわー
オヤジとアッちゃんはフカセでグレ狙いということもあって
船長お勧めの「双子岩」に決定
私も・・・もうずいぶん前に
梅雨時分にグレ狙いで何度か上がった経験があります
(船付け水道向きに竿を出すアッちゃん。向こうに見える島は別府立岩)
新造船は早い
1時間ちょっとで隠岐島前に到着
前日からの磯泊まり組もあって
一級磯は次々に埋まっていきます
それにしてもベタ凪
この時期ですと
波高1mの予報でもいくらかばかりか磯際はザワザワするものですが
それが静かなものです
潮は澄んでかなり底まで撒いたオキアミが確認できます
そして、最悪なのが潮が動かないこと
特に磯周りはサラシもなく動きがありません
双子岩のポイントは西ノ島の地方(じかた)を向いた水道側
「こらーちょっとな凪すぎて苦戦するかも」
おじーのフカセ仕掛けのセット完了
コマセはオキアミ生3キロ、マルキューの遠投ふかせTR1袋
なかなか魚の反応がなかったが
数十分経ってやっとウキにアタリ
大きく竿をしならせるが
ゴンゴン竿をたたいている・・・これはグレじゃないねー
すると良型のアイゴが姿を見せた
おじーにとっては引きが楽しめればいいのだ
久しぶりの海の魚の引きを味わった
そして、アイゴはきちんと処理して持ち帰れば
最高に美味
これからの時季
鍋に入れてもおいしい
アッちゃんも同サイズのアイゴを何尾か仕留めるも
こちらは本命のグレのアタリがなくてやや不満気
午後はソナシ向きの角に場所を移動してがんばっている
そこで、少しアドバイスを送ることにした
まずは仕掛けをチェック
環付きウキを使用しているのだが
道糸のジョイント部分
ウキ止め側にセル玉のようなものを入れていて
ラインのすべりを悪くしている
まずはこれを取り除いて
スナップ付きサルカンのサルカン側の穴をペンチで潰して調整したものに交換
後は、仕掛けの張りをかける方法や
ラインを引いたり、送ったりする誘いをアドバイス
すると待望のグレがヒットー
おおー30センチはあるぞ
やりとりにまだまだ課題はあるが
まー徐々にだわねー
30センチ級のグレに大喜びする姿が初々しい
まさに価値あるG1的1尾
釣りの魅力とは
こういうところにあるのかもしれないですねー・・・原点、原点
さて、私は二人の様子を見届けて
フカセ釣りの邪魔にならないように
タルカゴで北向きに遠投してマダイを狙ってみた
沖も潮はまったく流れず
道糸の重みで手前に引き寄せられる最悪の状態
そしてわずかな潮の変化をとらえて
ラインが潮に引っ張られる感触を確認した途端にラインが走ったー
我夢者3号が大きく弧を描いた・・・デカイ
おおーきたでー
アッちゃんカメラ頼むわー・・・こっちこっち
これが失敗の元
それもそうです
相手も必死・・・失礼しました
カメラを手渡してリールを巻き込むと・・・あらっ・・・動かん
あらーやっちまったわー・・・入られとるー
ラインを緩めると持って行く
引っ張ると緩めた分だけ戻るが
そこから天秤か何かが瀬掛かっていて
どうしてもよってこない
魚は確実に付いているのだが
気が短い私は
ラインブレークを覚悟して強引に引っ張る・・・・プッツン
大ダイをなめたらあかんです
このことが災いの元となったのかどうか
その後・・・バラシの連続となります
島の北側は20mから30mほど浅いだらだらとした棚が張り出し
その沖側が急激に落ち込んでいることから
条件的に大型魚の取り込みが難しい
釣りの神様もお怒りになって
そうたやすくは貴重な自然の恵みをお与えくださいませんでした
最初のバラシが9:00ごろ
そして11:00ごろ
わずかにソナシ方向に潮が動いたときにアタリが・・・
今度は集中してやりとり
ラインの強度を信じて絞り込みます
しかし、沖に伸びる底瀬にラインがこすっている感触
それでもジワジワ寄せてきてかすかにタルカゴが見えてきた途端に
穂先がはねます・・・針ハズレか・・・・いやいや・・・ハリスがブレイク
次は14:00ごろ
今度も良型
早く底を切ろうと
かなり強引に絞り込むだけ絞り込んで巻きに入ると
やっぱり底瀬に触れてしまう
パンパンに張った状態で底瀬に触れると
太いラインでももろいものです
アタリがない間はとにかく潮が動きません
アタリが出るときは
一瞬、潮が動くとき
えらいもんです
16:00ごろ
はっきりしない潮がついに動き出します
ゆっくり星神島方向に流れて
仕掛けも沖に引っ張り始めます
静かだった海面も
少しうねりが出てきて
ざわつきます
これは好条件・・・必ず来るぞー
感度のよいG1タルカゴが一瞬に消え
すぐに手元のラインが走ります
張っていったラインを確認しながら
小刻みにバシッ、バシッっと二度アワセを入れて魚の大きさを確認します
うん、これも良型
相手が走り出し限界まで絞り込ませた後に
パッとベールをオープンにして一気に走らせます
今度は、一か八か沖へ走らせてみる作戦
少し勢いがなくなったところで
ベールをおこし巻きに入ります
それでも、ここは底瀬がきつい
かなり沖にまでだらだらと出た棚・・・ラインが当たる感触
双子岩の北側はかなり取り込みに難儀しますわー
それでも慎重にジワジワよせて取り込み完了
アッちゃんも
「こんなのはじめて見たわー」っと興奮気味
やっぱりこの作戦が正解なのか
そしてよい潮の流れはますますよくなる
投入後すぐに水中ウキが潮の流れをキャッチして
手元のラインを引っ張ります
タルカゴたっちゃん釣りの醍醐味はココ
この期待感がなんともいえません
納竿は17:00
時計の針は16:30
迎えの浜吉丸が前方を横切り
高崎鼻方面の釣り人をまずは回収に向かいます
よし、ラストだ
するとやっぱり、期待通り・・・アタリだー
ラインを一瞬のうちに引っ張り込む確かなアタリ
ギューっと絞り込ませてまた沖に走らせた
出る出るー
一瞬の内にスプールが細くなっていきます
よし、そろそろかと思ったその瞬間
突然ラインの出がストップ
あらー・・・・
仕掛けを回収してみると
サルカンの部分がどこかに当たったのか
しっかり編みこんだ結び目部分が飛んでいる
結局走らせてもダメなのか
完全に運にも見放されたのか
私の経験上
最初と最後は間違いなく80センチ以上の大物
こんなことがあるから
ますます病みつきになります
今回6号以上のハリスを持っていかなかったことも
どこかで甘く考えていたのかもしれません
隠岐の大ダイ様・・・失礼いたしました
次回はハリスの号数を上げて
双子岩でのやりとりイメージをつくって
再度、参上させていただきます
【私の仕掛け】
ロッド:がま磯 我夢者 3号-53
リール:ダイワ キャタリナ 4500
ライン:東レ、銀鱗SSビッグゲーム 6号
ハリス:東レ、トヨフロンスーパーL・EX6号
ハリ:がまかつ A1TKO、11号、12号
ウキ:G1タルカゴ ドクロ
水中ウキ:釣研 -0.5号
天秤:たっちゃ仕掛け・・・天秤はオモリを仕込み改良版
ウキ下:道糸で約3ヒロ~4ヒロ
【今回のエサ】
(タルカゴ仕掛け分のみの量)
オキアミ生3キロ×5
ボイルオキアミ1.5キロ×1(サシエサ用)
マルキュー ムギコーン×2袋
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