活き餌によるヒラマサ釣りについて質問をいただきました
ありがとうございます

まず仕掛けですが

これはタルカゴたっちゃん仕掛けに
通常はオキアミボイルをサシエサにするところを
活きアジに替えるだけの
単純なものでございます

ふかせ釣り(竹下ウキ)でヒラマサを狙っていれば
そのままの仕掛けに
やはり活き餌を付け替えるだけです

今回隠岐でやった時は
活きアジ
メインでしたので
タルカゴたっちゃん仕掛けではありましたが
大物を想定して
10号の道糸に
12号のハリスで挑んでいました

活き餌の場合は
ラインの太さをあまり嫌わないので
大物がとり込めるチャンスです

質問の中に
「釣れた小魚をエサに・・・」
「釣れても根魚ばかり・・・」

ということでしたが
潮が行かない場合には
どうしてもエサが底に着いてしまいやすく
根魚のアタリが多くなるものです

私も今年
底物のクエやアコウを釣りました

わたしは
活き餌釣りの場合は
小アジしか使いません

他の小魚でも
食わないことはないと思いますが

元気なアジは
適度な中層を泳いでくれるので
根魚がヒットする前に
本命のヒラマサなどのヒットする確率が
高いように思います

他の小魚は
どうしても底へ潜りやすく
泳がせ釣りには不向きなんです

また、死んだアジもよくないですねー
これも底へ沈んでいきます

よい潮の流れがあり
中層を流していても
死んだアジには見向きもしないことが
多いように思います

同じ青物でも
ブリ系(マルゴ、ワカナ)は
おれば食ってきますけどもね

そして活きアジ餌を遠投するにも
活き餌専用に改良したG1タルカゴ
又はドクロ(ひょっとこ)を使っています

写真左下の長いタイプ


タルの形状が細く長いタイプのものですね
この中へ活きアジを針にセットして入れ
コマセで隙間をロックして投入します

着水後に抜けば確実に活きアジを放出できます


これが超レアものの スーパードクロ ひょっとこ


(ごんげん丸 9月、月間ダービーの
  ヒラマサの部優勝者の副賞に
  協賛させていただいたものも
  同タイプのものです。
  
  4号遠投タイプのロッドがベストマッチです
  オキアミエサでも活き餌でも遠投が可能です)

 
もう一つのメリットは
遠投しようとすると
着水時にアジが海面にたたきつけられて
弱ったり
時には死んでしまうこともあります

G1タルカゴに入れておけば
そのようなショックもなく
元気でいるわけですね

この違いは大きいです